2023春の京都銭湯巡り+αレポート〜後編〜
こんにちは!
ととのったっき〜です。
今回は2023年3月18日〜3月21日の4日間に渡る京都銭湯巡り+αのレポートの後編をお送りします。
「起・承・転・結」のストーリーで計画したサウナ旅(サ旅)の後編は、京都銭湯巡りを覆す3日目「転」と銭湯巡りのテーマに収まる4日目「結」、また最後にプラスαな内容をお楽しみください。
前編から順番に読んでいただけるとより楽しめると思います。
5.「転」(3月20日/3日目)
京都の銭湯巡りをテーマに1日目、2日目と巡ってきましたが、今回どうしても行きたい京都のスーパー銭湯がありました。
3日目の朝、京都中心部から電車で南に1時間。
奈良との県境にあるスッカマ 源氏の湯にやってきました。
なぜこちらに来たかというと、日本初の韓国スッカマサウナを体験したかったからです。
スッカマとは、窯の中で炭材を燃やし炭を作る過程で放出される遠赤外線で蓄熱した熱のサウナです。
岩盤着でアーチ状炭窯に入るスタイルで、黒々した炭窯の中で遠赤外線効果と薪サウナのような柔らかい熱がずっと入りたくなる気持ちよさ、さらに健康効果が期待できるでしょう。
昨年できた新しい施設だからこそ、広々した大浴場と2つのレベルの高いサウナにも大満足しました。
サ飯は館内の紅家で本格韓国料理を注文でき、辛くて旨い紅家特製スンドゥブは絶品でもはやスーパー銭湯の食事処レベルを超えていました。
また1Fにレコードを聴きながら水出しコーヒーをいただけるカフェコーナーがあります。
2Fの休憩エリアは広々した畳スペースでマンガも多く取り揃え、ゆっくりできず退館したのが惜しいほど、1日中充実した時間を過ごせる施設です。
前編で触れましたが、酒造の多い京都の名水地といわれる伏見で夕方、本題の銭湯巡りを前に寄ろうと思っていました。
水どころサ旅コーヒーブレイクin京都③
京都伏見区にあるアバウトアスコーヒー
オーナーの拘りが感じられる詳細な説明付きの自家焙煎スペシャリティコーヒーからコスタリカコーヒーとカヌレを注文。
2Fは女性ウケする可愛らしい白とオシャレでシックな大人な黒が混同したスペースが面白いカフェで美味しくいただきました。
京都銭湯巡り6軒目に訪れたのは、伏見区にある軍人湯。
伏見の名水を掛け流しで存分に堪能でき、京都で個人的に最高のととのえる銭湯を見つけた喜びでいっぱいでした。
いわば「人生の伴侶を見つけたような感動」と表現したくなるほど。
気になる方は足を運んで実際に体感していただければ幸いです。
3日目の夜、宿泊先は京都を離れて隣の滋賀県で訪れたのは、ニューびわこホテルに隣接するおふろcafeびわこ座。
東海道五十三次の宿場をテーマに和風のおふろcafeらしいオシャレなカフェスペースが広がっています。
またリニューアル前の年季の入った健康センターの雰囲気も館内から浴場まで随所に見られて、新旧混ざる面白い造りでした。
ラドン温泉と高湿サウナでととのった後、2Fの淡海遊食でビールと上焼肉定食を注文。
館内着のまま1人焼肉を楽しめるアドバンテージを実感するため宿泊したと言っても過言ではないほど楽しみにしていました。
2次会は1Fのカフェ&バー茶茶でクラフトビールKINKANWITとサーモンアボカドの和風カルパッチョ、びわもなかをいただき、ホテルのベッドで就寝しました。
翌朝は朝食ビュッフェをいただき、おふろcafeの魅力の一つフリーコーヒーを飲みながらまったり気持ちの良い朝を過ごしました。
実のところこちらに宿泊した真の目的は、最終日訪問予定の銭湯に朝早めに入るためでもありました。
6.「結」(3月21日/4日目)
祝日で朝営業という貴重な機会を狙い、朝に滋賀でどうしても訪れたかった銭湯が、都湯ZEZEでした。
サウナーに全国的に知られる人気の銭湯です。
銭湯としては過去訪れた銭湯の中でも1番ではないかと思うぐらいの小さいサイズで浴場内の混雑が予想されました。
今回なんと利用客が1、2人でほぼ貸切というラッキーな状況でした。
レトロながらも若いオーナーのセンスが光る内装に120℃のコンパクトストロングサウナ。
まき沸かしもされている天然地下水がオーバーフローで堪能した後、静かな最高の環境でととのいました。
サウナ室の温度を勝手に140℃にされ全国ニュースとなった事件をキーホルダーにするピンチをチャンスに変える前衛的なオーナーも好きになりました。
サ飯は肉食堂 最後にカツ。で名物の肉カレーを注文。
肉汁溢れる極厚もち豚トンテキと最初は甘くも後に辛さがくる絶品カレーは、都湯ZEZE後のサ飯として最高なチョイスでした。
せっかくなので観光がてら、近くの琵琶湖のほとりにある公園でのんびり眺めていました。
雨が降る中京都へ戻り、最後の銭湯に向かう前に再びあのコーナー。
水どころサ旅コーヒーブレイクin京都④
京都四条の生きている珈琲
四条通り地下にある完全分煙の人気珈琲店で、世界初の熱風低温焙煎機で身体に優しい珈琲を味わうことができます。
苦いコーヒーが好きなので、深マンデリンを注文。
コーヒーを日本の女優さんや俳優に例えているのが面白くて、つい何度も眺めていました。
京都銭湯巡り最後に訪れたのは、下京区にある白山湯高辻店。
3年前の京都サ旅の時に訪れてから、今回で5度目の再訪となるほど個人的に最高峰の銭湯サウナです。
なぜそこまで好きなのかというと、激熱サウナと掛け流しの天然地下水、その後の外気浴スペースでとろけてしまうようなととのいを味わえるからです。
そんなサウナーに大人気の銭湯ですが、近隣住民からすれば近場にある銭湯だということを再認識させられるサ活でした。
サ飯は近くのぎょうざ処 高辻 亮昌 本店でビールとぎょうざ定食Aを注文。
京都の地産地消の和餃子をいただくサ飯の王道で締めくくりとなりました。
今回、白山湯に始まり白山湯に終わるという流れで京都を中心に数々の銭湯やサウナ施設を巡りました。
銭湯は特別なものでなく、日常にあるものだと良さに改めて気づきました。
「起・承・転・結」のストーリーでのサ旅計画も綺麗にはまり、雨上がりの京都駅への帰り道は清々しい達成感に満たされていました。
7.「プラスα」
京都は観光客が多く混雑するものの、移動しやすいためサウナを巡る上で様々な組み合わせが楽しめるところも魅力です。
今回は京都の銭湯巡りを中心にサ旅をお送りしましたが、他にもオススメしたい京都の銭湯やサウナ施設をプラスαな情報としてお届けします。
京都オススメ銭湯①
サウナの梅湯
ドラマサ道に登場した京都銭湯サウナの登竜門的存在。
レトロな内観に浴場内のPOPな銭湯新聞が面白い。
ジャズが流れる熱いサウナは心地良く、小さい橋の下で入る天然地下水の水風呂がたまらない。
2Fの休憩室から外を眺めるのがまた風情があって素敵。
京都オススメ銭湯②
五香湯
ドラマサ道に登場したサウナinサウナが珍しい銭湯。
1Fはお風呂の種類がたくさんあって広々して、2Fは半露天完結型サウナーエリア。
サウナ内にある奥のサウナはボナストーブでさらに熱い仕様。
掛け流しの天然地下水を堪能して半露天外気浴が最高。
京都オススメ銭湯③
むらさき湯
京都北区にあるランナーズ銭湯。
130°C超えの温度計表示にも関わらず意外と入りやすいサウナ。
掛け流しの天然地下水を堪能した後に中庭のような露天エリアで外気浴ができる。
京都の銭湯巡りをいつかやってみたいと思ったきっかけの銭湯です。
京都のオススメスーパー銭湯①
さがの温泉 天山の湯
館内に入るだけで京都らしい内装の京都観光気分を高めてくれるスーパー銭湯。
広いスタジアムサウナ室で鯉の置物を伝うオートロウリュやロウリュイベント豊富。
赤い番傘の下に竹の雑魚寝スペースと外気浴も充実。
京都の観光名所の嵐山の近くにあるため、嵐山観光とセットで楽しめます。
京都のオススメスーパー銭湯②
SPA&HOTEL水春 松井山手
大阪との県境の京田辺市のラグジュアリーなホテル内にあるスーパー銭湯。
広々したメインのサウナは高温高湿でオートロウリュ時はかなり熱い。
炭酸水風呂のチンピリが強烈で身体を冷やすのも刺激的。
ピアノの自動演奏が流れる中で優雅に美味しいサ飯をいただくことができ、宿泊先としても満足感の高いスパホテルです。
以上、京都のオススメサウナ情報でした。
京都銭湯巡りのレポート含め、京都サ旅の参考にしていただけたら嬉しいです。