
【導入事例】「柔軟なサポートで経理負担の軽減と業務効率化を実現できました」-- 株式会社大都様
株式会社大都様は、1937年に大阪市天王寺区で利器工匠具の販売を開始し、80年以上の歴史を持つ企業です。
2002年からはインターネット通販事業に参入し、DIY用品のオンラインショップ「DIY FACTORY」を運営しています。
また、2014年には体験型DIYショップ「DIY FACTORY OSAKA」を大阪・難波にオープンし、 2015年には東京・二子玉川に「DIY FACTORY FUTAKOTAMAGAWA」を開設するなど、 DIY文化の普及に努めています。
さらに、社員同士がイングリッシュネームで呼び合うなど、ユニークな企業文化を大切にされています。
今回はCFO(最高財務責任者)の山内様(イングリッシュネーム:トニー)と、経理チームリーダーの中村様(イングリッシュネーム:サン)に弊社サービス契約の経緯や導入の効果についてお話しを伺いました。
【導入サービス】
■ととのいっこアウトソース⋯クラウドシステムを活用した、経理・人事労務のアウトソーシングサービス
顔が見える安心感と信頼が導入の決め手に
-導入前の課題を教えてください。
山内様(以下トニー):以前から、経理スタッフが日々のルーティン業務に多くの時間を割いており、経営判断のための資料作成などのクリエイティブな業務に十分な時間を確保できていないことを課題に感じていました。

-いつ頃からその課題を感じ始めましたか?
トニー:ルーティン業務に時間が取られていることについては、上場準備以前から懸念を感じていましたが、上場準備が本格化する中で、さらに業務量が増加し、課題解決の必要性が高まりました。
そこで、この課題を解決するために他社のリモート型のアシスタントサービスを利用しました。
手法としては、業務のマニュアルを作成し、複数名が業務を分担されていたのですが、品質があまり安定しませんでした。
この理由は明らかで、弊社では経営判断のための数字を出すに際して、発生主義に基づく厳密な対応をしているため、ルーティン業務であってもマニュアルは複雑化し、さらに内容を理解して品質を担保するとなると、相当に難易度が高かったのです。
私は、この問題について、リモートであっても作業する方とのウェブミーティングやチャット等、コミュニケーションの密度によって解決したいと思っておりました。
イングリッシュネームに代表されるように、ウェットなコミュニケーションをベースとして業務をすることがそもそも弊社の文化であったためです。
ですが、顔のみえない複数名のアシスタントの方がマニュアルベースで業務にあたるサービスにおいては、これはそぐわない解決方法であり、私の導入時の選定に問題があったことに気が付きました。
-弊社のサービスを選んだきっかけを教えてください。
トニー:「ととのいっこアウトソース」を選んだ決め手は、信頼できる担当者体制と、経営判断をサポートするための厳密な業務対応が可能である点です。
特に、ととのう合同会社の若林さんが、以前から弊社のIPO支援に尽力してくれていたことが大きな後押しとなりました。
私達は若林さんのことをワカバと呼んでいるのですが、弊社のウェットなコミュニケーションに寄り添った働き方をしてくださっていて、
その信頼感から、同じ会社が提供する別のサービスについても安心して利用できると考え、選択に至りました。
課題解決のため、他社のサービスも比較検討しましたが、「担当が同じで顔が見える」というサービス体制が魅力的で、最終的に「ととのいっこアウトソース」を導入する決断をしました。
アウトソースとマニュアル化で、業務短縮と柔軟な時間配分を実現
-現在「ととのいっこアウトソース」へどのような業務を依頼していますか?
中村様(以下サン):もともと私が担当していた、売掛金や買掛金の計上、入出金の消し込みなどの日次・月次業務のほぼ全てを依頼しています。
アウトソーシングにより、経理の効率化が図られ、スタッフが他の業務に集中できる環境を整えることができました。
-サービスの対応や品質、サポート体制などはいかがでしたか?
サン:特に、マニュアル作成を依頼できた点が非常に助かりました。
これまで業務と並行して作成するのは難しかったのですが、動画録画を活用したマニュアル化によって、効率的かつ高品質な業務運営が可能になりました。

-契約後、どのような効果がありましたか?
サン:業務にかかる時間を大幅に短縮できたと感じています。体感としては月間で30〜40時間の短縮が実現しました。
これまで、集中すべき業務の合間に細かなルーティーン業務を挟んでいたため負担が大きかったのですが、時間をまとめて確保できるようになったことで、効率的に作業が進められるようになりました。
また、曜日固定で発生していた業務が、「質問は都度対応」「業務チェックは月末にまとめる」という新しい時間配分に切り替わり、フレキシブルな働き方が可能になりました。
柔軟に希望を叶えながら、経理業務を下支えする存在
-「ととのいっこアウトソース」は御社にとって、どのような役割を担っていますか?
サン:依頼者の希望を聞きながら柔軟に対応してくれる点が特にありがたく、月末のぎりぎりまで対応してくれる姿勢にも感謝しています。
自分では手が回らない部分もカバーしてくれたことで、大きな助けとなりました。
トニー:経理スタッフが会社として求められる働き方を実現できるよう、下支えとなる役割を担ってくれました。
特に、業務を完全に整理した状態で依頼できない場合でも、雑に投げたボールを拾い、しっかり対応してくれる柔軟なサポートに助けられたと感じています。
-「ととのいっこアウトソース」を他社に進めるなら、一押しのポイントとしてどのようなことを挙げますか?
サン:マニュアル作成に対応してくれる点が大きな魅力です。通常、他社のアウトソースサービスでは業務範囲が明確に決められていることが多く、「この業務を依頼してもいいのだろうか?」と迷うことがあります。
しかし、「ととのいっこアウトソース」は依頼者の希望に対して柔軟に対応し、実現を目指してくれる姿勢が嬉しいと感じています。
トニー:アウトソースを依頼する際の難しさとして「業務を整理した状態で依頼できない」という点があると思いますが、「ととのいっこアウトソース」はその点をコミュニケーションで柔軟に補ってくれます。
サンには、大雑把でもいいのでとにかく一度やってみてもらうよう話をしていたのですが、担当の方が、しっかり受け止めて対応してくれるため、安心して業務を任せることができました。

【会社情報】
株式会社大都
設立:昭和27年6月23日
住所:大阪府大阪市生野区生野東2-5-3 大都ビル1F
従業員数:49名
URL:https://daitotools.com/
事業概要:DIY・工具領域のサプライチェーンプラットフォーム事業

▼導入事例を動画で観たい方はこちら
ととのう合同会社でクラウドシステムを活用した、経理・人事労務のアウトソーシングサービスを提供しています。
業務の専門家による安心したサポート支援を行います。
ご相談をご希望の場合はお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。
ホームページ:https://www.totono-u.com/
お問い合わせフォーム:https://www.totono-u.com/contact