freee会計で行う!仮払金の管理マニュアル
従業員の出張が多くなり、仮払金の精算が増えると管理が煩雑になってきますよね。
みなさんはどんな方法で仮払金を管理していますか?
エクセルを使って管理している方が多いのではないでしょうか。
今回は、freee会計を使ってかんたんに仮払金を管理する方法をご紹介します。
◆事前準備
1.仮払金の管理をするために、freee会計で従業員ごとに仮払金管理用の口座を登録します。
freee会計では銀行口座やクレジットカード以外にも、管理したい内容にあわせて独自の口座登録できます。
(参考)
https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/7014532403097
2.仮払金の申請があった従業員にお金を渡します。
3.freee会計で、従業員にお金を渡した口座から仮払金口座に資金移動をします。
◆経費の申請と取引登録
【従業員】
仮払金から経費を使用したら、経費申請を上げます。
【経理担当者】
経理担当者は経費申請を確認して、freee会計に取引を登録します。
◆仮払金の精算方法(渡した仮払金が余った場合)
【従業員】
残金を経理に返金します。
例:10,000円を交通費に使い40,000円余ったので経理に戻します。
【経理担当者】
1.経費精算から登録した取引を支払済みにします。
このとき、取引の決済ステータスは「完了」、決済口座は事前準備で作成した「各個人の仮払金口座」に設定します。
2.従業員から返金された仮払金の登録をします。
◆仮払金の精算方法(渡した仮払金が足りなかった場合)
【従業員】
受け取った仮払金が足りなかったときは、差額を従業員が立て替えて、
あとで経理から支払ってもらいます。
この場合、仮払金+立替金額の総額で経費申請をしましょう。
例:51,000円を交通費に使いました。1,000円足りなかったので、立て替えています。
【経理担当者】
1.経費精算から登録した取引を支払済みにします。
このとき、取引の決済ステータスは「完了」、決済口座は事前準備で作成した「各個人の仮払金口座」に設定します。
2.「差額を相手方が負担し、出金金額に含む」という項目のチェックを外して取引を登録します。
3.従業員が立て替えた分の未払金が1,000円残るので、この金額分を後日精算します。
まとめ
今回はfreee会計を使った仮払金の管理方法をご紹介しました。
煩雑になりがちな仮払金の管理にぜひ活用してみてください♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!