親から頻繁に電話がかかってくる。そんな時どうしたら?①
45歳からの「これでいいのかな?」を「これが面白い!」に整える、スキップコーチのみさです。
「親がネガティブになっちゃって、愚痴やら心配事やら頼み事やらえんえんと電話をかけてくる」
こんな悩みを身の回りで聴くことがちょくちょく増えてきました。
私もそれなりの年齢(50代)ですが、親もそれなりの年齢になっていくんですよね。
私も同じで、ある時、電話やラインがこちらの都合なんてお構いなしで来るようになりました。仕事だって言ったのに、仕事中に電話がかかってきたり。子供の習い事送迎で忙しい時にかけてきたり。急用かと思ったら特に用事は無かったり。んもう!
愚痴やら近所の噂話(私の知らない人)やら不安やら泣き言やら怒りやら・・・とにかく雑多な話でした。
ずっと聞いていたらこっちまで暗くなっちゃう、参っちゃう、ということが多かったです。
そんな私でしたが、コーチングで学んだコミュニケーションやアドラー心理学をベースに試行錯誤したところ、今は前に比べると穏やかな関係になっています。
どうして私はそうなったんだ?と考えたところ、ポイントが4つありました。
①親をどうにかしようとしない。
②「そうなんだね」で話を聴く。「私はこう思ったよ」で話したいことを話す。
③受け止めるけど、受け入れない。
④私はどんな関係でいたいのか、を考える。
書いてると長くなったので1つずつ4日に分けて記事にしました。今日は1つ目です。
①親をどうにかしようとしない。
母がよく愚痴ってたのは、「家族が言うこと聞かない」でした。
運動しなさいと言ってもしない、タバコをやめなさいと言ってもやめない、娘(私のこと)が使えない。○○について何とかしてほしいと言っても誰もしてくれない。他にも、自分の体調不良や外に出る気になれない、誰それさんのところはこうなのに。
そして、悲観的になったり、時には被害者みたいになって嘆いてました。
そうすると、私はついつい思うんですよね、
「じゃあ、こうすれば!」「そんなこと言っても仕方ないでしょ。」「ぐずぐず言ってないで元気出しなさいよ!」「よそはよそでしょ。」
って。
でも、これって、ぶつけても母には全然響かなかったです。それどころか、余計に意固地になったり、どうせ私は、ってなったり。もういいよ、って渋い顔したり。
なんなんだー!!!せっかく言ってるのに!って思ってましたが、
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余計なお世話でした。
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なぜなら、
母には母の気持ちがある。それは母のもの。
それだけなんです。
だって、私も「ありがたいと思え」とか言われても、そう思う時は思うし、思わないときは思わない。私の気持ちは私のものだから。
母の気持ちは私には変えられません。
母の気持ちは私にはどうにもなりません。
まずは、私が「どうにかできること」と「どうにかできないところ」を知っておくこと。
だから、私に「どうにかできない」ところをなんとかしようとするのではなく、私に「できること」だけをどうにかする。
人は変えられません。親であっても。なので、まず「親をどうにかしようとしない」これを決めたのが大きかったです。
これで、私はかなりラクになりました。だって、なんとかしてあげないとかわいそうだ、みたいに思ってたところがあったんです。私が何とかしてあげなきゃ、って。それ相当難しいことです。
大丈夫、ぐちぐち言ってても、どこかでふと変わることだってありますし、まあ、変わらなくても自分の気持ちに正直に生きられるってハッピーなことじゃないですか。愚痴を聞いてくれる相手がいるのもハッピーなことだと思います。
だから、大丈夫、大丈夫。
明日は2つ目
②そうなんだね、で話を聴く。私はこう思ったよ、で話したいことを話す。
について書きますね。
お読みいただきありがとうございます。
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