ニャンの性格から思う、猫それぞれ、人それぞれ。
45歳からの「これでいいのかな?」が「これが面白い!」に自然と整うお手伝い、スキップコーチのみさです。
うちにはニャンズがおります。
一昨年、我が家にきました。女の子ので二匹。
初めて会ったのは、保護ニャンの譲渡会でした。
小さい子猫で一つのゲージに二匹で入ってました。こわごわと周りを見渡してました。
二匹で体を寄せ合ってたので二匹ともお迎えしたのですが、実はこの二匹は姉妹でもなんでもなく、赤の他人でした。全然違う場所で保護されたそうです。どちらも一匹でいたそうです。(付近に親兄弟が見当たらず、駐車場に一人でいたらしい。はぐれたのかな?)
大きさから月齢はほぼ同じと思われました。
で、この二人。
見た目も違うんですが、性格も全然違います。
白黒のハチ割れ、「ちゃ」殿。ちゃどのは、いつもご飯をバクバク食べて、最後におえっとなって時々吐いてます。それくらい貪欲。人懐っこくて抱っこをせがんで、よく抱かれてゴロゴロ言ってます。何かの下にもぐるのが好きで、よく毛布の下で、グーグー寝てます。
茶トラの「むぎ」ちゃん。むぎちゃんは、ご飯はちゃどのの後で、あんまり食べません。体重も軽いです。そして、俊敏。人に抱かれるのは嫌いで、抱かれたら、いやそーな顔をしてそっぽを向いてます。もぐったりするのは嫌いで、いつもダッシュできるような態勢で用心深く寝ています。(寒いかな、と毛布をかけるとすぐ出ていく)
言葉は話さないけど、ただ見てるだけでもこんなに違う2人。
もし、野良になったら、
ちゃどのはきっと人前に出て愛想を振りまいて、ご飯をもらって生きていくでしょう。
むぎちゃんはきっと、すばしこく人の家から食べ物を失敬して生きていくでしょう。(ネズミとか狩りしてるかも)
ここまで考えて思ったのは、ほんと、ちょっと観察しただけでもこんなに違う。話しできたら、考え方はもっともっと違うに違いない。ということ。
猫は同じように育っても、考え方は違うし、性格も違うし、でも、それぞれに適したやり方ってあるんだろうな、ってこと。そうやって生きていくんだな、ってこと。
人もきっとそうだよね。
同じものを見ても、同じことを体験しても、感じ方も考え方も人それぞれ。
だから、
「分かってほしいなあ」
は、伝えてみないと分からないし、たとえ伝えても分かってもらえないかもしれない。
そんなもん。
「どうして分からないのかしら?」(ぷんすか)
そんなもん。だって人それぞれだから。
だからこそ、
あなたには、何がみえてるの?
を尋ねてみる。
「どう思ってますか?」「どう考えてますか?」「何かきっかけがあったのですか?」「どうしてほしいですか?」
をちょっと聞いてみる。そこから、会話がスタートするかもです。
お読みいただきありがとうございます。