分からない時は分からないと、変わりたくない時は変わりたくないと正直に言おう。


「そうは言ってもさ。ちゃんとやらなきゃ、ってことあるでしょ?」

子供を勉強させたい私と勉強はその人の問題だと思う私。分かったような分からないような。
だってもうすぐ高校受験だよ。それが終わったら今度は大学受験でしょ。その人の問題、って言っていて入試日が来たら時間切れになっちゃうよ。

↑ ↑ ↑

これ、私の心の声です。これだけでなく「いや、そうは言ってもさー、理想論はそうかもしれないけど、現実はさー」という「ちょっと納得できないなあ」ということが多々ありました。子供のこと、自分のこと、過去の自分、親のこと、私には「ちゃんとするのがよい」という考えがありましたから。

今から振り返って思うのですが、そんな時、「正直な自分の気持ちを声に出して言う。」これ、大事です。誰に対してでもですが、受け入れられない時、「私にはちょっと分からない。」でも何でもいいから、受け入れられないことを正直に言う。そうすれば、じゃあ、と違う説明だったり、まずはそこまでにしてあとで自分でゆっくり考える、などできます。自分の正直な「それ分からない」を認めることが出発点です。

それを納得できないんだけど「今までの私にはない考えですが、今日聞いてちょっと分かりました。少しそれでやってみようと思います。」みたいにこぎれいに丸めてしまう。これ、実はあんまりよくないのです。それだと結局今のままとなってしまいますから。(今のままでいいのなら良いのですけどね)

「私も変わろうと思ってるのですが」

みたいなことを言いつつ実は自分が変わろうなんて思ってない。まわりの人が変わってくれたらいいのだ、と思っている。そんな時は、正直に

「まわりの人が思い通りに変わってくれたらいいのです。私は変わる気はありません。」

と正直に認める。そして言ってみる。ここから大きく変わる未来が見えてきます。だって、ここまで口に出したら「私、ちょっと勝手じゃない?」と思うかもしれないし。なにより今まで認めてなかった「自分の気持ちを素直に認める」これ自体が大きな変化ですから。


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