8月は大事な時期
最後に記事を投稿したのが2019年の10/30。
こうやって内容を整理しながらタイピングしてるのが2024年の8/7。
5年近く空白が空きましたが知らぬ間にnoteが流行りのものになってしまいました。
私自身も色々あったわけですが、転職や引っ越し、新たなことにチャレンジしてみたり、自分に向き合うことなどなど
その中で、仕事で上手くいかないことや、自分が本当はどうしたいんだろうと自問自答して一つの行動をしてみました。
脳神経内科に行ってみたのです。
そこで磁気検査などをして結果私は、
【注意欠如優勢ADHD】ということがわかりました。あと少しだけ自閉症スペクトラムで他の人の目が気になるとのこと。
ADHDとは集中がしづらく気が散りやすかったり、思いついたら行動せずにはいられなかったり、自分の頭がいつも忙しく、落ち着かない感じがしたりするなどの症状が見られる脳の機能障害みたいなものです。
え、そんなの誰にでもあるよと思うかもしれません。私も、なんだかんだ皆あるようなことが私にもあるだけだと考えていました。
ただ、日々を過ごしていると思うのですよ。
他の人ができていることがなぜこんなにもできないのだろう、なぜほかの人は失敗ややらかしからこんなに早く対処できているのだろう。
私はそれを自分の能力の低さだと考えていました。だからこそ、改善のしようがない、自分は低スペックでありながら、なんとなくコミュニケーションが取れてしまうが故に平均的なスペックの集団に入ってミスをしながら生きていくのだろう、それがこの後の人生だと考えていました。私は失敗をし、他人に迷惑をかけ、誰かが取ってくれている責任の上に生き、自分はそれを返す能力がないから永遠に後ろめたい思いをしながら頭を低く生きていく。
きつい
しんどい
何度諦めるための解釈をし続けてきたでしょうか。たまの成功体験が自分を勘違いさせてしまうが故に、その解釈を何度も変えました。
ただ、腎不全と脳浮腫で寝たきりになり10年生きた兄や、将来を悲観して自死した親友といってもいい同級生のことを見ているから、自分はどこか、自分で生きることは許されないという想いも持ちながら生きていく。この板挟みがなかなか堪えます。
自分のこれまでの考え方や行動の傾向が脳の使い方によるものであればいい、そんな思いで受診して、注意欠如優勢のADHDという診断になりました。
私としてはとても肩の荷が下りました。何せ、自分の考え方・行動には少なくとも理由があったのですから。何ならいくつか治療法まである。先月30歳になった私に少し希望ができました。
今は治療に向けて手続きや予定取りなどを行い始めました。
8月は僕の親友が自分で命を絶った月。あの出来事から僕の人生は、これまで流れに乗っていればよかったところから、自分で解釈を考え、決め、行動を選択するようになったように思えます。今に時点から見る結果論ですが。
自分の考えや行動が変わること期待して、今を生きましょう。