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【日本の未来予想から今やるべきことを考える→現状維持は完全オワコン】トト丸の備忘録[mup編]

タイトルにも書きましたが、日本の未来を考えると現状のままの働き方や考え方では完全にオワコンです。

つまり、ホームレスか最悪死ぬしかありません。

そんな未来には絶対にしたくはありませんよね。

だからこそ今、学ばないといけないのです。
だからこそ今、理解していないといけないのです。
だからこそ今、気づかないといけないのです。

その気づきをここで解説していきます。

■「終身雇用制度」の崩壊

「終身雇用制度」とは、一般的には高校や大学を卒業後に勤めた企業で定年まで働き退職をするという日本の雇用慣行の一つです。

当然メリットもありますが、デメリットもあります。
一つずつご紹介します。

・メリット

概ね年功序列で収入や役職が上がっていくので、年齢を重ねるごとに収入を得る事ができ、安心できる。

・デメリット

一つの会社しか経験できないので視野が狭くなることもある。

・「終身雇用制度」の歴史

終身雇用制度は大正時代や昭和初期頃に生まれた制度になります。

それ以前は、成果主義の時代でした。
すると能力の高い人間がより待遇の良いところを求めて転職を繰り返していました。

雇用側も採用コストなどもかかってしまうために、大企業中心に「退職金制度」と「定期昇給制度」を導入し、今の終身雇用制度の土台を作りました。

その後2度の世界大戦後に訪れた、高度経済成長期に、能力のある人材を確保するために、新卒の入社や年功序列の考え方が広まりました。

そこから現在の終身雇用制度となりました。

・「終身雇用制度」の崩壊

しかし、現在終身雇用制度が崩壊したと言われています。
その根拠としてトヨタ自動車の社長の豊田章男氏や経団連の中西会長などらが「終身雇用制度は難しい」といった趣旨の発言をメディアのインタビューでしています。

そのことから、「終身雇用制度」は崩壊していると言えます。

■「定年雇用努力」の義務化

定年雇用努力の義務化とはどうゆうことかというと、国が企業に対して70歳まで雇用する努力を義務化しました。

これは、国が老後の生活資金の面倒を見れないと言っていることと同じです。
つまり既存の年金制度は完全に崩壊しています。

また、企業にとっても70歳の老人を雇用することは非常にリスクがあると思います。
なぜなら20代や30代の若い労働力よりも、加齢で仕事ができなくなった70歳の方が高い給料を支払うわけなので、企業にとってもリスクがあると思います。
もし私が70歳で企業で働いていたとしたら、目の前に若い人がいたら申し訳なくなり、会社を辞めたくなると思います。

■「老後3000万円貯めてくれ発言」

2019年にテレビなどメディアで一時期話題になりましたが、国会で麻生さんが発言した「老後3000万円貯めてくれ」という発言。

覚えている方も多いと思いますが、これが事実です。

上記でも説明した「年金制度の崩壊」から、今の若い世代は老後の資金を今から貯めなければいけません。

年金制度は当初、老人一人を数人の若いものが支えるような騎馬戦のような形で成り立っていました。
しかし少子高齢化もあり、今では肩車の状態で老人を支えています。

我々のようなサラリーマンは、仮に月収30万円だとしたら、15万円は年金を払ってください。
15万円で生活してください。
そして、老後の3000万円も貯めてくださいね。

このように言われていることと同じです。
ほとんどの人が気づいていません。

このままで本当に奥さんや子供、親などの守るべき家族を守っていけるのでしょうか?
絶対に無理だと思います。

だからこそ、自己変革が必要になります。

■日本人の価値の低下

ここでしっかりと理解しないといけないのは、日本人の価値です。
これはハッキリ言って下がっています。

例えるなら国産のうなぎと中国産のうなぎです。
国産うなぎは高いし取り扱いが大変です。
しかし中国産のうなぎは安い上に、質も悪くないです。

今の日本人は就職する時に、福利厚生やワークライフバランスなどたくさん気にします。
しかし外国人労働者は、日本に働きにきているために、細かいことは言わずに安い賃金でも一生懸命働くのです。

企業の社長からみたらどちらを採用したいかは一目瞭然です。
どこの社長も安くて良いパフォーマンスをしてくれる方が良いと思います。

■外国人労働者の質

私自身も過去に就職活動をした際に感じましたが、特にSEなどの業界では優秀な外国人を雇っている会社が多いと言うことです。

オフショア開発の営業会社の話を聞いた時、外国人エンジニアの方が賃金も安く、質も高いので日本人に依頼する意味がないと感じている企業が増えていると話していました。

確かに今日本で流行っているスマホゲームなども中国の企業や海外の企業が開発したものが多いと思います。

■グローバル化には仕組みづくりが必要だが

少子高齢化で市場のマーケット規模が下がっている中、日本だけで勝負をするよりも世界に目を向けて勝負をした方が企業にとって大きなメリットがあります。

しかし、なかなか海外に進出できないのも事実です。

なぜなら世界で勝負をしていくには仕組みづくりが大切です。
それは英語が話せる、中国語が話せるなどは関係ありません。

例えばマクドナルドやスターバックスは世界中にあります。
言語が異なる世界でなぜあれだけの成功をしたのかと言うと、それは仕組みです。マニュアルです。

コーヒーの作り方やハンバーガーの作り方、接客の仕方といったマニュアル、仕組みがあるからこそあれだけの企業に成長しました。

その仕組みづくりを日本人はできない人が圧倒的に多いです。

・なぜそのような世の中になったか

日本の前習え方式の影響だと考えられます。
私たちはこれまで、小学校、中学校、高校、大学とずっと前習えをさせられてきました。
髪の色やネイル、スカートの丈など勉学とは一切関係のないものを一つに統一させられ、個性を殺されてきました。

その結果、自分で物事を考えられなくなった人間が多くうまれてしまいました。
昔の日本のような工場でモノを作るだけの仕事であれば、良かったのですが、グローバル化が急激に加速している世の中では、その考え方は通用しません。

そのために大手企業の頭とも呼べる戦略室などには、実は多くの外国人が採用されています。
それは多様性の高い外国人の方が、日本人にはない発想力を持っているからです。

■まとめ

以上のことを踏まえ、国や企業は私たちを守ってくれません。
そこを気づかないいけません。

気付いただけではなく、将来に向けて今から行動しないといけません。

私は、将来のために今は地に足をつけて、猛勉強中です。

最後に、有名な言葉ではありますが、記載します。

心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
BYウィリアム・ジェームズ

私の持論ですが、心が変わる前にはきっと「気づき」があるはずです。
気づきがあるからこそ、心が変わると思います。


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