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PythonもRも挫折した男がAzure Machine Learning Studioで機械学習を体験した話

どうも、totokoです。

今回はポケカの話じゃないです……。した方がいいかな?まあいいや。

とりあえず今回は表題通り、Azure Machine Learning Studio(以下ML)を触ったお話をざっくりしようかと思います。

※本記事は別にMLのハンズオンではないです。高専の電気電子工学部→大学の工学部情報制御工学科出てるくせにプログラミングの某を片っ端から挫折し、「永遠のチュートリアルプレイヤー」と名乗っている男の体験談です。

永遠のチュートリアルプレイヤー

元々興味はあったんですよね。プログラミング。というか機械学習だったりAIだったりそこら辺。僕のチームのエンジニアもそっち方面に強い人だらけだったので、調べたこととかを文章化してメディア掲載してたりもしてました。

それなのにいざ何かできるのか?と聞かれるとなーんもできないんですよ。チュートリアルだったり「〇〇入門」みたいなやつは片っ端からやってたんですよ。

ただ、たーだーその後のステップに行けなかった。「よーし、このチュートリアルも無事に突破したな」→「……で何しよう?」って感じで毎度毎度止まってしまったわけです。

参考書も何冊も買いましたがどれもこれも序盤の簡単な所だけやって以降は進まず次舞……。そんなこんなで、自称「永遠のチュートリアルプレイヤー」を名乗っているわけです(というか今名乗りました。今日から名乗っていきます)。

応用ができない

いや違うな。

Qiitaとかのハンズオンだったり入門編だったりをやったあと、次になにかしてみようと思ったときに、ちょっとでも技術だったりツール的なのが違うと途端にフリーズしちゃっていったわけです。

そこらへんのセンスというか経験値が高い人は結構すんなりいけんでげしょうが……。

とはいえ、チームからも「totokoーはよ、お前も機械学習さわれよー」とずーっと突っつかれていたわけですよね。

そんなときに出逢った(「逢」にしたのがミソ)のがMLだったわけです。

超簡単!超楽勝!なのに超なんかやってる感がある!

Azure Machine Learning Studioってのはクラウドで扱う機械学習の開発環境です

開発環境とか聞くと「えー?どうせ、そこらへんのクラウドのうんちゃらかんちゃらと同じでしょー?」とお思いの方。違うんです!違うんでごぜーますよ!

なんとこのML、GUIでやるんです!ドラッグアンドドロップでやるんです!

プログラミングのコードをまーったく書かないんです。というか少なくとも僕がやる程度なら書く必要がないんです!

まじで神!ちょう神!神神の神。God of God!こんな神ツール作った会社ってどこ?え?マイクロソフト?あの窓でお馴染みのマイクロソフト?すげーな!マイクロソフト!これからもゲーミングならWindows使うわ。

ほらほらこれみてみ!俺がアヤメデータの機械学習をやってる時に組んだやつ。これなんて言えばいいの?モジュールとか言っていいの?わかんねーわ、なんだっけ?モデルだっけ?とりあえずモデルだ。

このモデル一見するとなんか色々あるように見えますけど、ほとんど(8割近く)はどのモデル作成でも同じやつ使います。だから、実質、ガチで使うのは1~2個くらいですよ!

やばない?

色々すぐに試せる

例えばこのアヤメのデータってアルゴリズムが多項分類のものを使うらしいんですよ。らしいってのは、別のチュートリアルにならって二項分類のアルゴリズム使ったら、なんか変な感じになったんですよ。なんで二項分類使ったのかというと、チュートリアルでそれ使ってたから。

今までの俺だったら「えー?違うの!?で、二項分類じゃないアルゴリズムってどうやって組むと?わからーん!パニック!」となって投げ出して、サモナーズリフト(PCゲーム「League of Legend」に登場するステージの名前)へと逃げ出していました。

それが、MLならアルゴリズムのところを入れ替えるだけでいいんですよ!上の画像の左上の箱を一旦消して、正しいアルゴリズムの箱をDDしてきて繋げるだけ!はいあっという間に大成功!!

こんな感じでトライアンドエラーが簡単にできちゃうわけです。というか、これのおかげで、多項分類とか二項分類とかそういうことを知りました。一応、言葉としてそこら辺のチュートリアルサイトで見た気はするんですが、血肉になっていなかったわけですね。

やっぱやってみんとわからんってことよ。そして、それがすぐに試せるってのは強い。一々、よくわからんアルファベットの羅列を打ち込む必要がない!

これだ!と思った箱をDDしてきて配置して繋げるだけ。超簡単!

嬉しいのはこれ二回目でやれたこと!

最初に体験したチュートリアルがわかりやすかったというのもありますが、二回目のこれはチームから「なら今度はアヤメやってみれば?機械学習の入門みたいなやつ」と言われて始めたのがスタートです。

つまり、なーんも知らん。知っとるのはMLでTitanicをする時の作法だけ。アヤメのデータが機械学習の入門編ってのも初耳だし、なんなら、アヤメって英語で「iris」ってのも初耳。アイリスって「i☆Ris」だろ!って思ったレベル。あ、俺はずっちゃん好きだけど最近久保田さんも好きになってきたので、もしかしたら今度生まれた初めてi☆Risのリリイベ行くかも。

それが、とりあえずチュートリアルでやったようにやってみるかでやってみて、さっきみたいなトラブルとも言えないトラブルに出くわして、それでもちょっと調べてみて修正して、結果を出した。

もうね、ここ一、二年で最も嬉しかったことって言っても過言ではないけど、さすがにそれは言いすぎだけど、嬉しかった。

ほぼ0(チームからお題渡されただけ)スタートでちゃんとできたってのが嬉しいのよ。わかるかなー?

とりあえずやれるが簡単にできる、それがAzure Machine Learning Studio

もしかしたら、普通のバリバリのエンジニアからすると俺の体験なんて屁みたいなもんかもしれんけど、俺からすると本当革命だったのよ。

だって、こーなんかやりたかったけどやれなかった。憧れだったけどなんかできんかった。そんなことがめちゃくちゃ時間かけずにできちゃったのよ。

そしたら、あとは色々知りたくなるじゃん。次なにしよーかなー?とか他に勉強することって何かしらー?ってこれがモチベにつながるのよ。

これまでいろんなツール。それこそ、プログラミングだけじゃなくて色んなね。そんなツールを触ってきたけど、どれも、こう形にするまでに至らなかった。それは俺のやる気だったりスキルの問題だったり知識の問題だったりするのかもしれないんだけど……。

それでもMLだったらそれが達成できた。

もうね、お家で泣いたもん。嬉しくて。

だから君もやってみよう!Azure Machine Learning Studio

この記事を読んで、「こんなやつができるなら俺でもできるんじゃね?」と思った人!ぜひともやってみてほしい。

別にこの記事はMicrosoftから依頼されたわけでもなんでもなくて、ガチマジの体験談。

それでもこんなにべた褒めできちゃうぐらいすごいのがMLなのよ!

俺は他の人にもこのなんとも言えぬ全能感というか「俺今最先端っぽいことしてんなー!」という高揚感↑↑を感じて欲しい。

Azure Machine Learning Studioは無料で始められるからぜひともやってみてほしい。探せばすぐにチュートリアルや導入方法はでてくるから。そしてその体験談を今日の俺みたいに熱く語ってほしい。

多分それが増えれば日本の機械学習の技術者なんてさっくり増えるんじゃね?

というわけで最後にAzure Machine Learning Studioのリンクはっておくから!

申し訳程度のポケカ要素

いつかはこれでポケカの機械学習的な事してみたいよね。

メジャーデッキのレシピをデータにとってこのカードを使ったデッキならこのカードが多投されてる的な

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