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ウーマンデブサミ2022を聴きました

今年もウーマンデブサミを今年も聴いてきました。
こちらのカンファレンスは、今年もアーカイブが残らないみたいなので、今回も私が感じたことを書いていこうと思います。
(個人的見解であり、所属する組織とは関係ありません。)


発表者が全員女性

ウーマンデブサミの登壇者の要項には、以下のような記載があります。

女性ITエンジニア
※女性の定義:「自分は女性である」と思っているすべての方

https://event.shoeisha.jp/devsumi/20221102

去年に比べて、「女性(もしくは何らかのマイノリティグループ)として、このIT業界でエンジニアとしてやっていくには」みたいな話はうんと少なかったと思います。
「マイノリティ側って大変だよね!D&I進めていこう!」みたいな、そういう話です。
ただ、同時並行で2セッション進んでいて、私が選んで見たセッションがたまたまそうだった可能性もありますが……

去年はそういう話で色々私自身が励まされるというか、本当にとても勉強になる話も多かったのですが
今回はまるで"たまたま登壇者に男性が多いだけ、な普段のカンファレンスと同じようにたまたま登壇者に女性が多い(実際には全員だけど)"ような雰囲気があって
それをどう言語化したらいいかわかりませんが、新鮮で心地よい違和感だったと思います。
(心地よい違和感って意味分からない表現である自覚はあります。なんとなく伝わればいいのですけれど。)

キャリアの話

会社の女性の先輩と話になったことがあるのですが、「ロールモデルって男性女性意識したことがない、から女性のロールモデルが少なくても特に気にならない」らしいのです。
私はちょっと驚いてしまって、「いやでもそうだよな、この人は男性だから参考にならないとか無意識にでも気にしすぎていたかも」とも思いました。

今日1日では、

  • 誰でも知っている有名な大企業で働いている方の今までの考え方

  • 「チーフエンジニア」としてエンジニアをしている話

  • スクラムマスターとしてチームを引っ張る仕事をしている話

  • 新卒でプログラミング未経験でエンジニアになった話

  • 育休産休を経て働いている方の技術の習得方法

等々、聞かせていただきました。
どれも女性の話なんだけど、女性だからこうだったというようなことには本当に焦点は当てられていなくて、男性にだって普通に聞いていて面白い話だったと思います。
さらっと女性ならではの話が垣間見えることもあり、それが自然でリアルなところでもありました。(強固に女性性?を消すのはそれはそれで違うとおもうので)

ロールモデルは、自分が全く同じ目指すキャリアや性質の人じゃなくてもいい
自分に「こんな可能性もある」と気づかせてくれる存在

と、岩尾 エマはるかさんがセッションでおっしゃっていて、ああほんとそうだな、と
先述の先輩と話していたことを思い出して、今回すとんと落ちた感じがしました。

最後に

今回は、"女性エンジニア"ではなく"エンジニア"として、良い話を聞けたなあと思います。

特に、普段のカンファレンスでは、とにかく技術的にもメンタル的にも強い感じの方の発表を聞くことが多いのですが、
今回はそうでないけども頑張っている(すごい努力をされているので、よわよわとは全く思えませんが)って話を聞けて、

私だけじゃないんだ、でも私も頑張らないとなぁと思える1日になりました。
(マイペースに)頑張るぞー。


主催者の皆様、スポンサーの企業様、そして登壇者の皆様に心より感謝申し上げます。

ありがとうございました!


去年の記事はこちら↓



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