ととが行く!AWS re:Invent2024
こんばんは。ととです。
地元・大阪の鉄道会社にUターン転職し、モバイルアプリ開発に関わる何でも屋をやっています。
2024年11月30日(土)~12月7日(土) 6泊8日でラスベガスに滞在し、AWS re:Invent2024に参加してきました。
実に、人生初の海外テックイベント。人生初のアメリカ本土。
その体験を、本編を含む以下3編に分けてレポートします。
ととが行く!AWS re:Invent2024(本記事)
私がre:Inventに現地で参加して感じたリアルな感想を書きます。
内容は3編のうち最もポエミーで、Tipsなどはほぼ記載していません。アラサー女子が行く!ラスベガス出張
長時間フライト、砂漠の中の都市であり世界屈指の観光地であるラスベガスでの滞在、どのような準備をして、どのように過ごしたかを書きます。
出張準備中、女性向けの情報があまり見つからず苦労をしたので、次の参加者の参考になればと思いつつ、男女ともに参考になる内容にします!iOSエンジニアが行く!AWS re:Invent2024
先述の通り、私はモバイルアプリ、とりわけiOSアプリの開発特化型エンジニアです。そんな私がAWSのイベントに行って、どんなセッションを受けたのか、他のモバイルエンジニアの役に立つかも!な情報をまとめます。
一部の内容は1月以降のOsaka.swiftなどの登壇でもお話する予定です。
現地参加だから感じたこと
ここはアメリカ、世界中のエンジニアが集まるところ
日頃の仕事の悩みが小さく見えるくらい、それはそれはスケールが大きかった。
当たり前ですが、世界中から集まっているのだから、普段私のいる日本国内エンジニアのコミュニティより段違いに人が多くて、
いつもだって「iOSのエンジニアって全国にこんなにいるのかー、ほえー」と思うのに、「世界にはこんなにITエンジニアという職種の仲間がいるのか…!(しかもそれでもここにいるのはAWS関連の人だけなのか…!)」と思いました。
頭では、世界中にすごい人数のITエンジニアがいるって知っていましたが、一生のうち、世界の中心アメリカで、その現地で、それを感じることができてよかったです。
ここはアメリカ、最新の技術が生まれるところ
また、もう一つこれはオンラインでセッションを聞くだけではわからないことだな、と思ったのは、Keynote(基調講演)を聞いている時。
世界トップクラスのテック企業であるAWSのCEO Matt Garmanが、最新の技術を目の前でバンバン発表しているのを見て、何と言ったらいいのやら、「お!れ!俺たちが最先端だぁぁああああああ!!!!」というか。
「この技術を使って、世界を良い方に向けていくのは、私たちがやるんだ」というか。
まあ実際には色々あって、そんな最新技術をほいほいと採用して上手いこと社会の役に立たせられる機会や能力が、すべてのエンジニアにあるとは限らないのですが。
ただ、その瞬間、その時間だけは、目の前数十メートル先にいる人が最先端のことをやっているというリアルさ、その人達の仕事と自分の仕事が地続きであることの誇らしさを存分に噛み締めました。
世界がちょっと広がった
re:Inventに行く前に、日本で開催されていた事前勉強会に誘っていただき
東京のは参加、大阪のは登壇をさせていただきました。(初参加なのにありがとうございます)
その時、初めて国内のAWSエンジニアコミュニティに混ぜていただいたのですが、これがまた新しい出会いの連続でした。
私がエンジニアになってからかれこれ5年くらいはいるiOSエンジニアのコミュニティに加えて、最近やっとAndroidエンジニアのコミュニティにも、今年少し顔を出すようになったばかり。
兄弟のようなこのふたつのコミュニティ中でも、それぞれちょっとした違いがあるんだなぁと思ったばかりでしたが、さらにやっぱり外に出ると知らない文化、当たり前ですが知らない人だらけ!
エンジニアといえばTwitter!と思ってましたが、AWSコミュニティでは名刺が大活躍。いただいた名刺は100枚以上。200枚持っていっててよかった…
もちろんX(Twitter)も使ったものの、大学の時からほぼ凍結状態にしていたFacebookも久々のフル稼働。
出発までに教えてもらった、プレーリーカードも作って持って行きました。
エンジニアが所属している会社も、モバイルエンジニアとは全然違っていて、知らない会社もたくさん知ることができました。
自分の世界がビョーーーーン!!と広がるのを感じました。
今までいた世界の狭さを自覚もした。
日頃のちょっとした挑戦の積み重ねが実を結んだ気がした
社外の勉強会やカンファレンスに行く癖がついててよかった。
だから、事前勉強会を検知して参加することができたし、社外の知らないエンジニアと交流することに対して緊張せずに積極的になれた。
そもそもこの海外のテックイベントに参加を希望する、なんてことも、きっと国内での経験がなかったら(私の性格上)手を挙げられなかった。
大学の時に友達に連れられクラブも行った経験があってよかった。
会社の人にもびっくりされたけど、私、実はあんまりパリピイベント好きじゃない。
でも、大学でクラブに何回か連れ出されていたから、re:playの超・パリピイベントも、「怖っ!なんかヤダ…」って敬遠せずに参加することができた。
私の性格上、やりかねない。ちなみにちゃんと楽しかった。
運動嫌いなのに、コツコツ運動続けてきてよかった
朝のラスベガス5kmラン、けして早くはなかったけど、気持ちよく走り切れてよかった。
翌日から筋肉痛になったけど、致命的なこと(吊るとか肉離れとか)にならなくてよかった。
仕事が忙しくても、あんまり気が乗らなくても、いつも自分ができるほんの少しの背伸びを積み重ねていて良かった。
そうでなかったら、今の私の背伸びとしてこの経験は積めなかったと思います。(大袈裟かもしれないけれど)
自信がついたところと、今後の課題が見えたところ
元々、英語には自信がなく。
勉強した方がいいんだろうなと思いつつ、決して学生時代、英語の成績もよかったわけでもなく。
正直、暗記の苦手な自分には語学は無理だと諦めようかなと思ってた節も。社内外で、「出川イングリッシュで何とかなるから、安心しろ」と言われていたのを半信半疑でいて、今回の渡航でも英語でのコミュニケーションが辛かったら本気で英語は諦めよう、と思ってました。ええ。
結果。何とかなりました。
何とかなるって、変な自信がつきました。
だから、全然話せないのに全然話しかけにいっちゃう。ノリで。
多分、今後、海外カンファレンスにノリで行きたい!って言えるようになっちゃった。
一方で、英語学習者がよく言う「もっとコミュニケーションしたいから」というのもしっかり分かりました。
言いたいことが伝わっても、向こうの言いたいことが分からないから、ラリーができない。話しかけてくれているのに、聞き取れない。上手い返事ができない。あともう少しだけでも英語ができれば、今よりは話ができたかもしれないのに。歯がゆい。
帰国日からDuolingo再開しました。無理せず、コツコツとね。
総じて
この体験が、30歳が初めてであることが悔しい。
もっと早く経験したかった気持ちと、いやでも、今だから学べたこともあった気もする。
行ってよかった。行けてよかった。
この貴重な経験を提供してくれた会社と、快く送り出してくれて不在時を支えてくれたチームメンバーと、初参加者に優しい日本人コミュニティに感謝します。
あと、楽しそうに仕事してるアメリカ人を見れた。仕事中音楽にあわせて踊っているひとをたくさん見た。
私も明日からあのマインドで仕事したいと思います💃