どうなんだろ？不味くはないよ

近所にいつも行列ができているラーメン屋さんがある。
常に人が並んでいるのを見ていると「ちょっと行ってみたいな」と思ってしまう。
ジャンルはジロー系。肉と野菜のデカ盛りがウリである。

近所の知り合い達から情報収集。
わかったことは、「とにかく量がすごい」ということ。そして「美味いの？」と聞くと、決まって「・・・どうなんだろ？不味くはないよ」という返答。

俄然惹かれるのであるが、いつ店の前を通っても外にはみ出るほどの行列。近所にありながら、気がついたときには簡単に行けない店になっちゃったな、と半ば諦めかけていた。

それが先月のある日、仕事帰りに店の前を通ると行列がなくて、「チャンス」と意を決して入店。全く何でもない日の夕食時の衝動的行動。

小ラーメンの食券買って席で待つ。麺が茹で上がる頃に「トッピングは？」と聞かれ「ヤサイ、アブラ」と返答。
噂通り「これが小かよ」という、大きなドンブリでラーメンがでてきた。