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経済的に苦しい日本の研究者の現状と打開策:医師の資産形成

今の日本の研究者を取り巻く環境は悲惨だ。

ここ数年、研究を行う研究資金は国からの助成が減らされている。
企業からの調達という方法はあるものの企業の業績も厳しいところばかり。そんな貧弱な経済的な背景ではアメリカのようなイノベーションは期待できない。

そこで働く研究者の待遇を想像して見て欲しい。

当然額面1000万円も厳しいだろう。
600万円前後が関の山だ。

私の周りの医学部の研究者の平均手取り月給はバイトを含めておよそ50万円前後だ。

一方で株式や不動産投資を行える余裕のある医師の平均手取り月給は私の周りの医師の場合概ね1500万円前後だ。

資産からの所得を含めると2000-5000万円前後が可処分所得になる医師も投資家,経営者仲間では少なくない。

日本の研究者は貧しくなる近道

医師になったら良い生活ができる。

そんな理想を誰もが抱いていたのは過去のこと。
日本の研究者医師は貧乏まっしぐらだ。
たとえ親から引き継げる資産があったとしても、簡単に減らすことが可能な職業だ。

その理由は冒頭に述べたことも含め

1, 世界のインフレに引っ張られ日本国内も物価はどんどん上昇していくこと
2, 研究者達の子供への教育費もどんどん上昇していくこと
3, 一方日本の研究機関(大学病院等)の経営は傾いていることが多いこと
4, 研究者としてのプライドのため、換金できる自分の時間の価値を低く見積もってしまうこと。

なども大きな理由だ。
引き返すならまだ間に合う。

それでも研究をしたい場合は

お金が余っていて、余裕だという研究者の方ならいい。

貧しくならないように研究したいという研究者の方。
そんな研究者にも次善の手がないわけではない。

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