ある30代医師が医局をやめた話
ある30代医局員
関東出身。公立の高校だったが親の支援もあり現役で
大学は都内の私立大学へ。
消化器内科を志望
初期研修医は大学医局関連の市中病院
3年目から大学院に入り、4年間でうまく学位を取得した。
初めは順風満帆だった。
学会では小さな賞ももらい
論文もインパクトファクターはそこまでではないが英語論文で2,3本原著がアクセプトされた。
手技も内視鏡診断、内視鏡治療と徐々に経験を積んでいった。
専門医もいくつか取得。
付き合い始めた彼女ともうまくいっており、30歳を超え結婚することとなった。
狂い始めた歯車
大学院を卒業したが、すぐに助教(大学病院で言う有給ポジション。助教から正社員)になれる訳ではなくてあれ?と思った。
ここから先は
1,069字
/
1画像
¥ 200
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?