今週の競馬の敗因、それは「馬券の買い方次第で勝てたレースもあった」こと、本当にそれだけ?
今週は、購入したレースのうち2レースで、軸馬が来ず流した相手同士で決着するケースがあった。流さずにボックスで買っていたら的中したレースが2レースあったということだ。
1つめは、21日中山10Rの千葉S(オープン、ダート1200m、16頭)。私は戸崎圭太騎手が騎乗する5番ジャスパープリンスから、2,4,11,13,16に流したワイドを購入。レースは、4番アポロビビが1着、16番ウルトラマリンが2着という結果だった。
2つめは、21日阪神11Rの阪神大賞典(GⅡ、芝3000m、13頭)。私はルメール騎手が騎乗する9番 アリストテレス、8番 ショウリュウイクゾを2頭軸にして相手を1,2,5,6,10,12に流した3連複を購入。結果は6番1着、10番2着、5番が3着だった。
千葉Sでなぜジャスパープリンスを軸馬にしたかといったら、パドックで馬の状態が良く見え、種牡馬の勝率も上位、その上、ダートの道悪が得意そうな戸崎騎手が騎乗するからだった。
阪神大賞典のアリストテレスは、JRA-VANの過去傾向コラムの「末脚勝負必至」という情報から、アリストテレスの上りタイムが速いこと、前走道悪で勝っていること、ルメール騎手が、重賞で断然の人気を背負い騎乗する時は勝ち切ることが多い印象から、軸馬として信頼できると考えた。 ショウリュウイクゾは、道悪の長丁場で阪神競馬場のオルフェーヴル産駒、上りタイムも速いことから軸馬に選んだ。
それぞれのレースで軸馬に選んだ理由はあるのだが、なぜ流しを選択しボックスを選択しなかったかという本当の理由がある。それは、「負けが込んでいて当たりたいという気持ちが先行し馬が絞れず、かといってボックスでは買い目が増えてお金が足りなかった」ことだ。