見出し画像

出会いは突然

まだ暑い日が続いてるけど、季節は進む。


蝉の賑やかさはすっかり落ち着いたし、草むらからは秋を告げる虫が泣き始めたしね。


季節のものといえば、秋のイチジク。
古来より、不老長寿の果物とも言われる優れもの。
秋のイチジクの方が夏に出回るのより甘みが強いんとちゃうかな、と個人的には感じてる。


子どもの頃、父親の仕事場に大きなイチジクの木があって、季節になるとたわわと実をつけてたけど、その頃は、ちっともおいしいと思わなかったし、親も食べなかったから、仕事場のおばちゃんたちが、もいで持ち帰っていた。


その全く興味なし!だったいちじくを食べるようになったのは、大人になってあるレストランのサラダに出てきた、生ハムとチーズとイチジクのサラダだった。


見向きもしてなかったイチジクとの衝撃の再会!
君はこんなにもおいしい食べものやったんやね。


それからは、改めて出会ってしまったイチジクの季節を楽しむようになった。


そして今日、車で所用にでかけた帰り、イチジクが無性に食べたくて、スーパーに寄ろうか?...でももう午後だから、朝採りのものは売り切れてるやろなぁ...けどダメ元でちょっと寄ってみるか...ならばちょっと道は狭いけど近道を通ろう、と旧街道にハンドルを切った。


そしたら何と、曲がってすぐのところに直売所が出てるやんか!


あれ、うれしや♪
超ラッキー♪

採りたて新鮮イチジクGET!



早速、ナッツとクリームチーズ、イチジクでサラダです。
ドレッシングはバルサミコ酢で作るのがいちばん好き。



ちなみに果物直売農園は、次は柿、冬になれば苺と採れたてを売ってると直売所のお姉さんに聞いたから、これからは狭い道だから、と避けてた道を通れば新鮮果物が手に入る。


何度か通っていた道なのに、突然の出会い。
見えてなかったものが見えて得した気分だったのだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?