何も起きない日常に何かが起こっている日常の不意打ち回 “そしてBarryは居なかった”
シーズン2-6
マスター・オブ・ゼロ
ニューヨーク、アイラブユー
master of none new york i love you
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何も起きない1日を終え、、
さて、1時間モノは気合いがいるし、
マスターオブゼロでも気軽に見るか…
とシーズン2-6ニューヨーク、アイラブユーをみてみる。
ドアマンAの話から始まり、、レーズン詰まったのよと、よくレーズンネタ出るなアメリカは。
話は進み、他のドアマンBが空から高級な服が降ってきたと自慢して、それを着てちょっと買い物に行ってくると意気揚々と外に飛び出し、ドアマンAは野球のラジオに耳を傾ける。
ドアマンBが歩くと軽快なスイングジャズが流れだし、こちらもそのラッキーデーに便乗して、ゆるりと画面を眺める。
すると、、
BGMのジャズの音量はいつの間にかフェイドアウトしていて、無音。
無音？
あれ、PCの調子が変になった？また間違えてどこか消音ボタン押したっけ？
確認しても何もこちらに異常はない。。
そうか、このドラマ自体に音が鳴ってないと気付いた時には、
聴力障害を持った黒人女性がレジ打ちに居る。
そうかっ！聴覚のみに頼るラジオの後に聴力障害の女性側に沿ったBGMの演出か！
しばらく、この女性の世界へようこそといわんばかりに、無音の演出は続き、こちら側の自室の空調だけが虚しく鳴る。
彼女はとてもファニーで、その障害を苦ともせず、悠々と過ごしている。
そういった姿に魅せられたのか、客の男性は君の目は素敵だねとジェスチャーで伝え、でも私にはパートナーがいるのと優しく指輪を見せ断る。
友達とコーヒーを飲み、ガールズトークをし、ボーイフレンドと買い物をし、ニコラスケイジ主演の映画デスキャッスルをボーイフレンドと共に観て、聴覚を失っても世界は何も変わらず素敵なのよと、すんなりと主張する。
と上記が、シーズン2-6の見せどころの一つだろう。
こういった演出が不意に舞い込んでくるので、ネットフリックスは辞められない。
ふむ、もう一回観てみよう。。
ドアマンBが高級な服を着て店に入る。
無音になり、聴力障害の黒人女性がスマホでボーイフレンドとやりとりしている。
どうやら彼はBarryというそうだ。
ニコニコしながらメッセージのやりとりをしていると、客が訪れ、ジェスチャーで『アナタの子供の為にお菓子を買うの？』『いいえ、これは僕用だよ。君の眼は綺麗だね。』『(指輪を見せて)ごめんね。』スマホのメモを見せて、僕たちは靴下？と聞いたね。と客をあしらう。そして、不敵な笑み。ん？
友達と会い、ジャケットが同じじゃない！と嫌がる。いいじゃない、おそろいを楽しんだら。と手話で友達は答える。
Barryと最近どうなの？と友達は聞き、
(遅くまで働いてる)
と答える。
最近ご無沙汰なのよ、、と赤裸々ガールズトーク。
イヤリングどこで買ったのと聞かれると、
“あんたには教えない”という店よ。と言って中指を立てる。
えっ？いきなりキレた！（笑）
その後、ボーイフレンドと買い物し、
ピザのマフラーをみてこれなに～あなたの弟の結婚式にこれを巻いていくわといいながら、最近あなたは舐めてくれないだの、前にやったのはいつか覚えてないだの、手話で話す。
彼はそんな彼女が愛おしいのか、観ているこちら側も、ただじゃれ合ってるだけで微笑ましいなぁと眺めている。
眺めていると、、異変が。。
さっきコーヒーを飲んでいた時と同じ服！
店の外はまだ明るくて、友達と別れてボーイフレンドのBarryと買い物しているとばかり、、
さっきBarryは遅くまで働いているって。
てことは店で一緒に買い物している男性はBarryじゃない！
二股してる！
聴力障害を持っていても懸命に生きる笑顔がキュートな黒人女性だと思っていたのに実はとんでもないビッチで性格もめちゃ悪だった…
その後、、黒人だと思っていたのが実はニコラスケイジだったというオチの話のデスキャッスルの映画に準え、黒人のみが主軸で話は進み。。
ふぅぅ。。なかなかやるなこのドラマ。。
さてBarryは本当に居なかったか、クレジットを見て確認しよう。
うん、うん、やっぱりいないねBarry役。
ふむふむ、、いろんな人が出演し、て、、、んっ？
ANDY SAMBERG as Nicolas Cage
んっ？
ANDY SAMBERG as Nicolas Cage
ええええええーーーー！
アンディ・サムバーグがニコラスケイジ役！！！
てかニコラスケイジ出てた？もしかして最後の声？
ブルックリンナインナインを2週目に突入しているこちら側としては、是非とも探さなければ。
そして3回目。。
もしかしてBarryが居るのかも。4回目。。
5回目。。
何も起きない日常は、噛めば噛むほど味がする。
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