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【待つのも仕事。やらないのも仕事。強引な作業は仕事ではなくギャンブルだ】新米林業屋とてお

どうも、新米林業屋とておです。

新米林業屋の僕が林業についての情報や、仕事や子育て、人生について考えていることや感じていることなどをお話ししています。

待つ・我慢する。待つことも我慢することも仕事のうち。待つのも仕事、「やらない」っていうことも仕事の一つだと僕は思っています。

どういうことかというと、僕は林業をやっているので、お仕事上、外で仕事することが多いんですよね。木を切ったり、草を刈ったり。

そういったときに、外で仕事するときに、じゃあ木を切りますといったとき、めちゃくちゃ風が強い日とか、それこそ大雨だったりするときもあるんですよね。

じゃあ風が強いときに、めちゃくちゃ風が強くて木が揺れているようなときに、木を倒すのって危ないときもあるんですよ。

ただでさえ木を切るのって危ないのに、その日の天気とかによって、ものすごく危険度が上がってしまうこともあります。

そういったときに、「冒険する人」っているんですよ。冒険する人ね。「これくらい大丈夫だろう」と言って、作業を進めてしまう人。

で、待つことが仕事、やらないことが仕事。という意味はここでつながってくるんですけど、その日に絶対にやらないといけない仕事じゃないんですよ。その日じゃなくてもいいんです、その仕事。その木を切るのは別日に回してもいいんですよ。でも、待てない。やってしまう人がいるんですね。

しかも周りから止められてたりとか、「それ今日じゃなくていいですよ」って言ってもやっちゃう。

うまくいけばいいですけど、だめだったときに、単純にその人が危ないし、周りに例えば建物があったりとかすれば物を壊してしまったりとか、何か良くないことが起こる可能性っていうのがぐっと上がるんですよね。それでもやってしまう。

これは「仕事人」としてどうなのかなって普段からよく感じています。

そういったことって1回や2回じゃないんですよね。今は例え話として、風が強い日とか大雨の日に木を切るっていうのを例え話としてしていますが、具体的なお話ができないのであれなんですけど、そういったことがあると。

今日じゃなくてもいい。明日でも別の日でも担当の人がいいですよって言っている。しかもその担当の人っていうのが社内の人間じゃなくて、外部の方の指示だったとしても聞かない。これはさすがにアウトでしょってちょっと思うんですけどね。

下請けで入った仕事とかね、元請けさんが「今日はちょっと風が強くて危ないんで、明日にしてもらっていいですか?」とか「別日でも全然大丈夫ですよ」とか、そういうふうに声をかけてくれることとかがあったとしても、「いやいや、これぐらいだったら大丈夫よ」「これぐらいの雨だったら全然問題ないよ」って言ってやってしまう。

いやいやいや、元請けさんが遠回しに、やんわり、「今日はやらないでください」って言ってるんだと思うんですよ、そういう時って。確かに「今日はやめてください」って、はっきり言ってくれたらいいんですけど、それもなかなか角が立つのか、遠回しにおっしゃられることもあるんですよね。

そういう時に、「大丈夫ですよ」じゃなくて、やめようよ、我慢しようよっていうね。

その「我慢できない人」が仕事をしているとき、その作業をね、結局強引に自分がやりたいからなのか、進めてしまっているときに、僕が遠目で見てて、元請けさんの担当の人と喋ってて、「あれ、本当に大丈夫?本当に明日でいいんだけど。今日わざわざやって失敗されると困るんだよね。」ってこそっと僕に言ってきたりするんですよ。

「いや、そうですよね…すいません…。」って僕が謝ってるんですよ、その影でね。

「でもまあ大丈夫って言ってるんで、大丈夫なんじゃないですかね。すいません。でもあんまり無理しないようにします」とか話してるわけですよ。

いやもう本当に明日にしてくれよ!って思うんですけど、なんかやっちゃうんですよね。何なんでしょうね。なんかもうわかんない。(笑)

その作業をしないと、その日の仕事がなくなっちゃう、とかだったとしても、待てばいいじゃんっていうね。

それか、違う現場にも移動ができない。あまりにもね、早く仕事が終わってしまうと、帰ることもできないし、かといって別の現場もない。じゃあ車で待ってりゃいいじゃんって僕はそう思うんですけど。無理するぐらいならね。

僕は別に仕事をサボりたいわけじゃなくて、早く帰りたいわけでもなくて、危ないならやらないほうがいいじゃんって、待ってるほうがいいじゃんって思っているんですね。

ささっと、言われた通りに、やめようよ。今日危ないじゃん。明日晴れじゃん。なら明日やろうよ。明日できることは明日やろう。別の日にできることは別の日にやろうよ!って、本当に強く思うんですけど、新米のぺーぺーにはそんな発言権はないのでね。

とはいえ言いますよ。「明日にしませんか?元請けさんも困ってますよ」って、やんわり言ったりするんですけど、こういう人には話が通じないので、僕は自分の身と身の回りの安全を確保しながらね、作業を進めたいなと思います。というお話でした。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。本日もご安全に。ほなまた!

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