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【責任と仕事量だけが増えて給料が上がらないなら出世なんてしたくない】新米林業屋とてお

どーも、新米林業屋とておです。

新米林業屋の僕が林業についての情報や、仕事や子育て、人生について考えていることや感じていることなどをお話ししています。

皆様は、出世したいですか?

今働いている会社で、仕事をバリバリに頑張ってめちゃくちゃ偉くなってやるぞ、みたいなね、熱を持ってやっている人ってどれくらいいるんだろう?ってちょっと考えてですね。

出世にまつわる記事をたまたま見てて、その記事がですね、『【出世したくないと思う理由ランキング】男女500人アンケート調査』っていうタイトルの記事なんですけど。

男女500人にアンケート取ったよと、出世したいかどうかみたいなね。「出世したくない」と思っている人が調査対象。出世したくないと思っている理由についてのアンケートを取ったと。

で、女性と男性で「出世したくない」と思う理由ランキングの上位、1位、2位、3位が、男女ともに同じ理由っていうね。

出世したくないと思う理由ランキングの第3位が「仕事と給料が釣り合わない」で、第2位「仕事量が増える」そして第1位が「責任が増える」でした。

責任が増えて、仕事量も増えて、なのに仕事と給料が釣り合わないから出世したくないって思っている方が多いと。しかも男性女性ともにそれをもう感じていると。

で、僕自身はどうかというと、まさにこの通りというか。 1位、2位、3位の結果を見て、「うんうんそうだよね!」って、めちゃくちゃうなずきながら見てたんですけど。

なんでしょうね。どうしてこう、責任とか仕事量が増えるのに給料には反映されないのだろうか。

自分が今働いている環境で「めちゃくちゃ仕事ができる人」とか、林業でいうと「その仕事自体が好き」、現場のお仕事ですね。

「作業が好き」っていう方が一定数いらっしゃって、木を切ったり、自然の中で働けるみたいな、そういうところにメリットを感じていらっしゃる方がいて。

それはそれぞれの価値観なんで全然いいと思うし、素晴らしいことだと思うんですよ。

好きなことを仕事にしているっていうのは、僕はもう心の底から羨ましいと思う。本当に。

どうせなら自分もそういう働き方をしたいなって思うのでね。

自分の大好きなことを仕事にしている人っていうのは本当に素晴らしいな、本当に羨ましいなって思います。

お金が全く関係ないっていうわけじゃないんでしょうけど、でもそれとお金も大事だけど、それと同じくらいやりがいみたいなものを大事に思っている。いいなーって本当に思います。

ただやっぱり仕事を続けていく上でね、同じ仕事ばっかりしていると給料も上がらないし、当たり前ですけどね。

年数とか経験、場数を踏んでいくと自ずと任されることとか、自分ができることも増えていくし、それに応じて任されることも増えていくし、そうなった時に次ね、今までは誰かの下にいたけど、次は自分が誰かを率いて動くような形態になっていくと。

林業とかで言えば班長とかですね、自分の班を持つみたいなね、そういうこともあるかもしれない。

そうなった時に、今現状の自分の上司たちの働き方とか、給料の面とか、そういうものを客観視しますよね。

自分たちの上司を見て、ああいうふうになりたいって思うかどうか。

すごいな、かっこいいな、あんだけバリバリ仕事して、プライベートも充実してて、すっげえ憧れるな、みたいな人が実際にいるかどうか。

僕の場合、正直いないんですよね。なんか、憧れられる働き方というか。

なんとなく…これは僕の個人的な感想ですよ。なんとなく苦しそう。苦しそうというか、責任と仕事量だけが増えているように見えるんですよね。仕事と給料が釣り合っていない。

給料は個人個人のことなんで、分かんないじゃないですか、どれだけもらっているのか。

ただ、自分の上司たちを見て、自分よりも2倍3倍、もっとそれ以上の仕事量であったり、仕事における責任であったり、もっと背負っているものというのは大きいはずなのに、じゃあお給料2倍3倍もらっているかといったら、そうではないだろうなって思ってしまうんですよね。

あとは、残業であったりとか、休日出勤とか、 労働時間が長くなっている割に、給料に反映されていないというか。

じゃあ、1時間あたりの時給に換算した時の「時間単価」というものを考えたときに、ペーペーの、僕よりもちろん給料はいいんだろうけど、「時間単価上がってますか?」ということなんですよ。

働く時間だけグーッと伸びて、責任も上がって、給料は2倍3倍高いわけじゃない、上司たち。

そのもらっている給料と働いている労働時間を割ったときに、「新しく入ってくる人より低いんじゃないか?」って思ってしまうような環境。そうなると誰も憧れないですよね。

「あの人めちゃくちゃもらっているなー」って、分かんないですよ、いくらもらっているかどうかって。

分かんないけど、話している内容とかで、なんとなく想像がつくじゃないですか。世間話とかしててね。そこに憧れを感じない。

ああいう風になりたいなーっていう人がそんなにいない。

ならどうすればいいのかとか、「自分はどうなりたいのか」っていうのを考えるわけじゃないですか。

今読んでいた記事、『出世したくないと思う理由ランキング』1位「責任が増える」2位「仕事量が増える」3位「仕事と給料が釣り合わない」っていうこの理由が、本当に僕にもドンピシャに当てはまるので、これを理由に僕も出世はしたくないと思っています。

お金は大事だけど、それ以上に自分の時間であったり、家族との時間であったり、そういったものを大事にしたい。そっちの方が人生の中での優先度が高いんですよ。

だから、もちろん仕事は真面目にやるけど、それはもうあくまで勤務時間内だけ。そこはもう徹底したいというか。

定められた勤務時間内はフルでバリバリやって、オンとオフをしっかり切り替えて、オフは自分の人生を生きる。

そういうふうにしっかりメリハリをつけたいと思っているので、家に仕事を持って帰りたくないし。

でも仕事は真面目にやりたいんですよ。「仕事をサボりたいなー」って思うことってあんまりないんですよね。あんまりないっていうか、ないかな。仕事は好きなんで。

働くことが嫌いなわけじゃなくて、きっちりしたい。仕事なら仕事。プライベートはプライベート。どっちも本気でやりたい。だからONとOFFのスイッチをしっかりと切り替えたい。

だから「無駄に」責任だけが増えることに対して思うところがある。

「無駄に」っていうのは責任に対して給料が上がらないとか、 待遇が良くならないとかであれば無駄ですよね。今現状から責任だけが増えて、給料も待遇も良くならない。プライベートも悪化する、とかね。そこに希望はないですよね。

だったら、やっぱり月曜日から金曜日、例えば9時から5時みたいなね、決められた時間内、真面目にしっかりと働いて、例えば「お金が足りないな」と思うんだったら土曜日、日曜日の休日に別の仕事でお金を頂けるような働き方をしたりとか。

「今所属している会社だけに頼り切りにならないような働き方」をしておいた方が個人的には良いんじゃないかなと思っております。

その会社だけに依存していると、万が一があった時に、身動きが取れなくなっちゃうような気がするんですよね。

林業なんて、めちゃくちゃ危ない仕事なんで、怪我をして手が使えません、足が使えませんってなった場合、仕事できないですからね。

そうなった時の別の働き方とか働き口っていうのをある程度想定していないと、保険じゃないけど、と思うんですよね。

で、今色々話題になっている勤続年数が長ければ長いほど、退職金とかそういうところで優遇されていたもの、そこに課税しちゃうよみたいなお話もあるじゃないですか。

「勤続年数が長いから」そこにメリットはないんだよ、みたいな流れになってくるんだったら、なおさら一社依存じゃなくて副業、サブのほうの副業と、複数、たくさんのほうの複業、そういったものに本気で取り組むっていう風に考えたりした方がいいんだろうなっていうのが僕の考え方ですね。

月曜日から金曜日の9時から5時決められた時間は、働くことは嫌いじゃないので真面目に働くし本気で取り組むし、決められた時間内は本気でその仕事に取り組む。

休みの日は別のことに本気で取り組む。

プライベートの時間にも本気で取り組む。

それぞれに本気で取り組もうと思ったら、オンオフのスイッチをしっかりと切り替えていったほうがいいんじゃないかなと個人的には思っています。

今回参考にさせてもらった『出世したくないと思う理由ランキング』1位は「責任が増える」2位「仕事量が増える」3位「仕事と給料が釣り合わない」、責任が増えて仕事量も増えるのに給料は釣り合わない。そりゃ出世したくないよねと。

実際に自分の、現時点での上司たちの働き方とか、想像できる給料の範囲とか、自分と比較して、自分より2倍3倍責任も仕事量もあって、だけど給料2倍3倍もらってるかって考えたときに、「いやー、もらってないだろう」って思ってしまうっていうことは、「出世したくないって思ってもしょうがないよね」っていうお話でした。

働き方とか、少しでも参考になれば幸いです。今回はこの辺で。

それでは本日もご安全に。ほなまた。

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とてお
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