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【現場内でウロウロする施主さん…危ないので遠くで見ていてください!】新米林業屋とてお

どうも、新米林業屋とておです。

新米林業屋の僕が林業についての情報や仕事や子育て、人生について考えていることや感じていることなどをお話ししています。

昨日は久しぶりにチェーンソー作業をしました。

お家の裏の山の木を切ったんですけど、枯れているものが数本あって、それを処理するために切りました。

その時にそのお家の「施主さん」が、「どういうふうに作業しているのか見たい」と言って、ずっと近くにいるんですよ。危ないんですよね。で、結構動き回るんですよね。

切った木をある程度一箇所に固める。切ったままに放置しておくと危ないし見た目も良くないので、切った木を小さくして、それをまた移動して一箇所を固めるという作業をしていたんですけど、その時も木を運んだりするのを手伝ってくれるんですよ。

バケツリレー的な感じで、木を渡して片付ける場所に置く。そのバケツリレーの真ん中に入ってくれたりするんですよね。…めちゃくちゃ気使うんですよ。

手伝ってくれるのは嬉しいし、その人の山だから自分で綺麗にしたいという思いもあるんだと思うんですけど。何かあったらっていう頭がどうしてもあるんで…。

僕たちは仕事でやってるんで、万が一、怪我とかそういうことが起こったとしても保険が効いたりとかそういうこともあるし、すごい考えたんですよね。

手伝ってくれてる途中で施主さんが怪我とかしたらどうなんだろうな。どこに責任がかかるのか。

なんとなくなんですけど、作業をやってる側が悪いんじゃないかなって思ったんですよ。

「作業範囲内に立ち入らせてはいけない」が、ルールとして強いんじゃないかなって思ったんですよね。分かんないですよ。まだ調べてないので。そもそも調べて答えがわかるのか?っていう問題があるんですけど。

作業範囲内に立ち入らせないように、その作業範囲にテープとかロープとかを貼って、「入っちゃダメだよ」っていう風にするとか、立ち入り禁止の札を立てるとか、そういったことをしておかないとダメだと思うんですよね。

それをした上で施主さんが入ってきたのであれば、こちらの落ち度はないと思うんですけど、立ち入り禁止のロープだったりとか看板とかって、人が通るようなところ、車が通るようなところっていうのは掲示物であったりとか、ロープであったりとか、そういう対策はもちろん行うんですが、場所によってはそれができない場所だったりとか、する必要がない…っていうと、「いや、どんな場所でもする必要はありますよ」って言われると思うんですけど、しなくてもいいようなところっていうのはあるんですよね。

今回の場合は施主さんがぐいぐい現場に入ってきて、歩き回って、作業も手伝ってくれる。

作業する側からすると、遠くで見てほしいというのが正直なところですね。

僕以外の作業員さんがどう感じていたのかは分かりませんが、僕としてはめちゃくちゃ気使うし、無下にできないというか。

作業の都合上、施主さんがいるところを通ったりするわけです。 物も動くしね。

「すいません、ちょっとそこ通ります」とか、「すいません、そこのちょっと物動きます」とか、 いちいち声かけないといけないし、さささっと作業して終わらせたい。安全にね。

ご自分の山だし、いつも施主さんが大事に管理しているんだとは思うんですけど、作業をしているときだけは遠くから見守っておいてほしい。

「どういう作業をしているのか見てみたかった」とか、「自分も勉強したい」みたいなことをおっしゃられてたんですけど…。

あんまり言えないしね。言えないんですよね。「ちょっと向こう行っておいてもらっていいですか?」とか「ちょっと危ないんで離れててくださいね。」とか。ちゃんと言って遠くで見ておいてもらった方が良かったかな。

でもね、すごい気さくな方だし、喋っててね、普通にお話しするのは僕も好きなんですけど、だからこそ、こう、もやもやする感じ。

まあ危ないのは危ないんでね。「危ないですよ」って言って、やっぱり遠くで見守ってもらうのが正解かなと。

変な事故が起こらないようにするためには、少し心を鬼にしてね。「すいません、離れてください。」「遠くから見ていてください」って言える強い心が必要なのかなと思いました。

もしそういう「どうしても作業が気になる」って思ったとしても、やっぱり遠くから見守っててください。これは現場作業員からのお願いです。お願いします。

はい、今回はこの辺で。本日もご安全に。ほなまた。

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とてお
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