【仕事が終わって家に帰ってからゆっくりできると思ってる?】新米林業屋とてお
今回は【仕事が終わって家に帰ってからゆっくりできると思ってる?】というテーマでお話をしていきたいと思います。
少し前に放送させていただいた【雨の日を休みにして休日に振り替えられると子育て世帯は困る】というテーマでお話をした回があるんですが、そちらの放送にケイコさんとイチさんの方からコメントをいただいておりまして、「ケイコとイチの里山ラジオ」というチャンネルをやってらっしゃる方なんですけどもコメントいただいております。
『私の班でも雨だから振り返りにしようと班長に提案されて振り返りが週末の土曜、私は家族と予定があって振り返りできず有休、私以外のメンバーは振り返してみたいなことがあります。 私以外のメンバーはラジオにもあった通り子供が自立している方もしくは子供がいない方です。』
と、コメントをいただいております。ありがとうございます。
これを見てまたちょっと思ったことがあるんですけど、その放送は94回目の放送なんですけど、またぜひ聞いてほしいなと思うんですが、それとはまたちょっと別でですね、
仕事が終わってから帰り際ですね、お疲れ様でしたって帰り際ね、先輩方、ベテランさんたちからね、「お家帰ってゆっくり休めよ」とか、「明日に備えとけよ」みたいな風によく言われるんですけど、 「家帰ってからが大変なんや」っていうのをね、しっかり伝えておきたいなって思っております。
なんでそう思ったかっていうと、先ほどのコメントにもあった通り、班のベテランの方たちっていうのは、子育てをされていらっしゃらなかったりとか、子供が大きくなって成人とかして、子育てが終わっているっていう状況の方が多いんですよね。
なので、子育て真っ最中の人間っていうのは、そのチームの中に僕しかいないんですよ。今現状。
で、やっぱりその子育てされていない方からすると、子育てしている側の気持ちって、まあわかんないですよね。
だから、家に帰ってゆっくりできると思ってるんですよ。いや、思ってないかもしれんけど。
でも例えば、仕事の終わり時間にルーズであったりとか、この「仕事の終わり時間ルーズ」っていうのも以前どこかでお話をしていますが、「始まりには厳しいのに終わりにはルーズ。」仕事のね。
仕事が終わってからダラダラするんじゃなくて、僕は早く帰りたいんですよ。
早く帰りたいのは、ただ単純に家族に会いたいっていうのもあるんですが、家に帰ってからやること山ほどあるんですよ。ゆっくりなんてしてられないんですよね。
じゃあ僕の場合、家に帰ってから何をしているかっていうと、やっぱり林業はね、汚れますんで、汗かくし、なのでまず僕が一番にすることはシャワーを浴びることですよね。お風呂に入る。
まず家に帰ってお風呂に入るんですが、そのタイミングで子どもたちをお風呂に入れます。早く帰れてる時はね。
残業とかで遅くなっている時はもうちょっと入れられない時があるんですが、早く帰る時は、家に帰って、まず自分がお風呂を入って、きれいになった時に子どもたちを呼んでお風呂に入れますと。
お風呂入れるだけじゃ済まないので、その後頭乾かしたりとか、保湿剤とかね、子どもたちの体のケア、スキンケアみたいなのをしたりとか、それが終わって、もし宿題とかが終わってなければ一緒に宿題をしたりとかするんですが。
その前に、もう本当にね、林業、めちゃくちゃ体力使うんで、夕方なったらお腹もペコペコなんですよ。
お風呂に入る前に何か食べたいぐらいペコペコなんですけど、やっぱり汚れた状態で家の中をうろうろするのは僕が嫌なので、家族も嫌だろうし。まずはお風呂。
お風呂に入った後、晩ごはん前に軽く食べます。
晩御飯はまた別であるんですけど、とにかく一回お腹に入れないと何をするにも集中ができない。
その後、子供たちの宿題であったり、それがなければ子供たちと一緒に遊んだり、テレビ見たりしています。
自分一人の時間はここから寝るまで発生しません。
ご飯をみんなで食べて、食べ終わったら子供たちの歯磨きをしたり、明日の学校の準備ができているのか確認をしたり。
もちろん僕だけがやっているわけではないですよ。
奥さんもやっていただいていますし、すごく助かっております。
ぼーっとできる時間はなくて、常にわちゃわちゃしているので。
やっと寝る時間になって、子供たちと一緒に絵本を読んだり、まぁ絵本読みながら僕が先に寝るんですけど、だいたい。
で、朝起きてーっていうような状態です。
仕事終わりにベテランさんから、「家に帰ってゆっくり休めよー」、「体を休めとけよ」、「明日に向けてしっかり体力をつけとけよ」、とおっしゃられるんですけど、家に帰ってからやることが山ほどあるんですよ。
きっとわかってないよね、という心の叫びを現場で出すわけにはいかないので、こちらでぶちまけておこうと思った次第でございます。
雨の日休みにして土日に振り替えようという発想は、子育て中にはその発想にはならんだろうし、土曜日日曜日は家族でいたいし、子供たちは休みだし。
子供たちは雨でも学校があるので、平日の雨の日を休みにされても何にも嬉しくなくて、子供たちは学校なんで休みにされてもいないしね。
仕事終わりに、ダラダラダラダラ、ぺちゃくちゃ喋っていますが、僕は早く帰りたいと、やること山ほどあるんだと。
「なんでそんな早く帰りたいねん」と言われても、いっぱいやることあるんだ、と僕はいつも思っているんですけどね。
そういうのがもうちょっと理解していただきたいなと思うんですが、おそらくですよ。
おそらく、お子さんがいらっしゃらない方々だったりとか、子育てを終えられている方、特に子育てを終えられている方に関しても、子育て現役中に、今の世の中ほど、育児に積極的に参加するような家庭だったかどうか、社会状況的に、その当時のね。
今ほどそうじゃないんじゃないかな、という。
男の人の育休なんてね、今でこそ始めている、いや、全然取れてないよ。取れてないんだけど。
でもそういう話になっているのは、今最近の話であって、いわゆる昭和の時代とかっていうのは、そんなのありえなかったんじゃないかなと思うので、そういうマインドのまま、多分今も変わらずいらっしゃるので、多分その人たちからしたら、僕を見て、「お前どうせ育児なんかしてへんやろ」みたいな感じで、多分思ってるんじゃないかなって、勝手に邪推しております。
お子さんがいらっしゃらない方は、子育てのそもそもの何たるかわかっていらっしゃらないと思うので、 それはやってないから理解できない、それは僕も従順承知しております。
だからといって、その子育て中の大変さみたいなのを想像してもいいじゃんって思うし。
別に押しつけてるわけじゃなくて。
こっちだって押しつけないんだから、そっちだって押しつけないでよっていうのが僕の意見でございます。
ここら辺はちょっと、世代のギャップであったりとか、子育てしているしていないのギャップであったりとか、いろいろ考え方の違いはあるとは思うんですが、いろいろ改善点はあるんじゃないかなというふうに引き続き思ったので、お話しさせていただきました。
何かご参考になれば幸いです。
今回はこの辺で。
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本日もご安全に、ほなまた。