【サンマーナ】準備するもの、ハラナとアレイナ【クリーチャー編】EDHハラアレ学会広報誌Vol.8
前回記事もよろしくお願いします。
前置き
ハラナアレイナの理想的なキープ基準として
1tマナエルフor繁茂→2t3マナ行動→3tハラナアレイナ という動きがあります。
また、ハラナアレイナを唱えた次のターンに3マナ+2~3マナという2アクションを取ることも展開としては理想的です。
そのために採用候補になる3マナカードを紹介して行きたいと思います。
今回の記事ではあくまでハラアレ前に唱えて嬉しいカードになるので、一部カードが含まれない場合があります。
3マナクリーチャー
《西の樹の木霊》
3マナランパン野郎の王は、デッキのキーカードであり実質的なフィニッシャーでもある。速攻こそないもののハラアレ後の2アクションでは到達があるため、ブロッカーにも回しやすく非常に扱いやすいカード。
《鷺刃の精鋭》他マーウィン属
ハラアレにおける最強のマーウィン属。最近は伝説のクリーチャーであることに価値が生まれたため、ちょっと悩みどころでもある。
ハラアレ後は少し唱えるタイミングが難しいものの、デッキ内に人間が多めなため、ハラアレで対象に取らずともサイズが上がるのが魅力。もちろん警戒を活かせるカードが手札にアレば優先的に場に出しても良い。
キープ基準としては西の樹の木霊を上回るほどのカード。
《雇われの剛力、スライサー》《高速の敵対者、スライサー》
トランスフォーマーコラボで登場した赤単のアーティファクト・クリーチャー、表面は5マナだが裏面は3マナなため2t目に唱えた上で初期ライフ120点のうち21点、18%を削ることが出来る。次ターンのハラアレ展開は更に強烈で最大40点をもぎ取っていく。ゲーム決着をかなり早めるため5-6での使用は考えながらが良いだろう。
《ナクタムンの侍臣、サムト》
殴り合いで有用な3つのキーワード能力に、条件が厳し目だが全体にカササギ能力を付与する伝説の人間。ハラアレとの相性が非常に良く、ハラアレ能力で強化してもよし、2アクションを取りつつ複数ドローしてもよしといつでもどこでもな1枚。全除去からのリカバリー性能が非常に高く、ミンブーなどと合わさった時のゲームメイクは随一。
《不吉な首領、トヴォラー》
伝説の狼男で戦闘ダメージを与えた自身と配下の数だけドロー出来る。また、配下が十分にいた場合は強制的に自らの有利な状況を作り出す事ができる。
自身がダメージを通すだけでも十分だが、ハラアレでは《群れ率いの人狼》や後述する《無謀な嵐探し》など優秀な狼男と合わせて使いたい。
裏目では《ケッシグの狼の地》を思わせる起動能力を持つ。
《無謀な嵐探し》
戦闘開始時に1点の修正と速攻を付与する狼男。ハラアレに修正と速攻を付与してもよし、複数アクション時にハラアレと合わせて2体に速攻付与してもよしとなかなかテクニカルな攻めができる。
裏面が維持できれば修正値も2点となりトランプルがつくのが嬉しい。
採用する場合はトヴォラーとの組み合わせを狙いたい。
《戦闘の祝賀者》
督励で追加コンバットを得る人間。次のターンは攻撃できないとは言えわずか3マナで追加コンバットは破格も破格。ハラアレと合わせることで速攻で猛烈な波状攻撃が出来る。後述する《八百長試合》と組み合わせるとかなり早いターンでエルドラージタイタンなどのフィニッシャーを踏み倒しながら追加戦闘でフィニッシャーが動き出すと言った攻めができる。また「とあるカード」と組み合わせることで致死量の戦闘ダメージが……?
《アタラン・ジャッカル》
自前で速攻とトランプルを持つランパン野郎。最速2t目に出てきてランパンし更に次のターンハラアレで強化すると4/4トランプルとアタッカーとしても優秀な1枚。速攻を持つためサムトとも相性がよくデッキ全体と噛み合う1枚と言える。
《ブリキ通りの重鎮、クレンコ》
ハラアレでは貴重な横展開でシナジーを持つ伝説のゴブリン。ハラアレで強化した場合、3/4→4/5となり速攻で攻撃出来て1/1ゴブリントークンを4体場に出せるため、その後の《草分けるアイベックス》などの全体強化と合わせて使いたい。ハラアレの特性上、横展開を重視することがあまりないが《血を撒くもの、ターナ》などと合わせることで新機軸のデッキになるかもしれない。
《軍勢の戦親分》
《ゴブリンの熟練扇動者》のリメイクと言われるゴブリン、教導を持ちハラアレで強化を乗せることでハラアレに+1カウンターを乗せ返せる、横展開とハラアレ強化を併せ持った貴重な1枚。強いて言うなら出したトークンの共生攻撃がネックだが、《巫師の天啓》やアイベックスで噛み合ってほしい。
《守護の増強者》
C21で登場した副官のような能力を持つトロール。瞬速を持ち、ハラアレの強化と呪禁付与の能力を持つ。ハラアレ前に出しておくことで6/6になるため、メインアタッカーとしての運用は勿論、構えておくことも優秀。状況次第では《召喚の調べ》でサーチすることも有用な1枚。
《ガラクの先触れ》
緑Wシンボルと少し重いが4/3という強烈なスタッツに黒からの呪禁と、攻撃を通すことでクリーチャーかガラクPWを手札に加える能力を持つ。
トークンを生み出す能力を持つことが多いガラクはハラアレでも採用候補になるため、合わせて採用するのも良いだろう。
《迷宮壊し、ミグロズ》
5個の油カウンターを消費しながら3つの起動能力を使い分ける伝説のファイレクシアン・ビースト。どの能力も場面を選ぶが強力な能力。+1カウンターを扱うデッキなので、増殖ギミックと合わせることができれば非常に頼りになる。
《復活した精霊信者、ニッサ》
水蓮のコブラのような上陸能力とそれが2回目の解決ならエルフかエレメンタル1枚を手札に入れられるとマナ加速と疑似ドロー能力を持った強力なニッサ。緑らしく強力な能力にそぐわないスタッツで高額神話レアの貫禄を見せつける。デッキ内に上陸ギミックを取る場合はぜひ取りたい1枚だろう。ただし西の樹の木霊などのランパン野郎とは少し噛み合いが悪いため注意。
《希望の紡ぎ手、アルウェン》
指輪物語の統率者デッキで登場した伝説のエルフ・貴族。タフネス分の+1カウンターを後続に乗せる。元のタフネスが1と最低値なため単体ではそこまでではないが、アルウェン→ハラアレと繋ぐことでアルウェン自体が5/4となり、その後続は4個の+1カウンターが乗った状態で出てくる異常事態になる。後引きするとそこまで強くないが、序盤で出てきて定着した場合の性能は目を見張るものがある1枚。前述した横展開ギミックと合わせると……?
終わりに
単純に3マナのクリーチャーというだけでも無数に数があるので、すべてのカードをチェックするのは難しいですね。しかもスライサーのように裏面が3マナ…なんてことになるともう見つけられません。
何が良いたいかといえばつまりは、まだまだ見つけられていない最強カードがあれば教えてください!ということです。
次回はノンクリーチャー編の予定ですが、もしかしたら更に細かく分割するかも?
ハラアレ学会もよろしくお願いします。
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