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運だけ野郎の統率者神決定戦2日目レポ《フェイに呪われた王、コルヴォルド》

この記事は第10期統率者神挑戦者決定戦及び統率者神決定戦のレポートになります。

どうもイマイズミことトーテムPです。
今回類まれなる幸運に恵まれて神への挑戦権を頂けるところまで参りました。余りにも想定外な出来事ゆえ片道2時間半を乗り越えて帰宅しましたので、初日の記憶が吹き飛んでおり、1日目は下記のツイートから断片を拾って頂けるのみになります、ご了承ください。

使用デッキ

タイトルにも書いたように《フェイに呪われた王、コルヴォルド》を使用しました。

今回のコルヴォルドの調整は
・《六番》コンボを軸に、FDNの新カードを活かす形の足回りの調整
・《資源の浪費》《森の轟き、ルムラ》を中心にしたリソースコンボ
・対応札やインスタントウィンを減らし、思考リソースの節約
と言った形を取りました。
また、デッキ全体が軽量になったため、《むかつき》をドローソースとして採用しています。《むかつき》で勝ったゲームもあり正解の選択肢だったかなと思います。

神挑戦者決定戦:決勝ラウンド

①《厚顔の無法者、マグダ》
②《秘密売り、ティヴィット》諸事情によりドロップ
③《求道の達人、サイラス・レン》《親指なしのクラーク》
④《フェイに呪われた王、コルヴォルド》

考えてたプランがゲーム開始前に瓦解するトラブルが発生。しかしながら自分にとって有利な展開になり、希望の光を感じる。
ゲーム開始し、マリガンチェック。
《宝石の洞窟》《湿地の干潟》《オークの木こり》《悪魔の教示者》《毒の濁流》クラウドランド2枚。
《オークの木こり》から《悪魔の教示者》→《むかつき》ルートや、マグダとクラークを巻き込む《毒の濁流》プランも可能と理想に近い手札でキープ。
2t目マグダの《アメジストのとげ》が着地、クラーク側が土地を引けずに回ったため防御的な《毒の濁流》プランに切り替え、2t《悪魔の教示者》から攻め札としての《選別の儀式》をサーチ。次のターン、マグダの展開に合わせて《毒の濁流》を合わせる予定が《月の大魔道士》で笑顔のまま気絶。

ところが望外のトップ《沼》で無事《毒の濁流》キャスト。

土地が少なく展開の遅れるマグダとクラーク。コルヴォルド着地の次ターン、手札には《偏向はたき》もあり、1マナしか立ってないクラークでは《アメジストのとげ》により防げないと判断し、《選別の儀式》。
クラークが《激情の後見》を追加1マナで唱えるも失敗。出たマナからサーチを噛ませてそのまま完走。
フィニッシュは省略してしまったので解説。
①《無情な屍技術師》で《事件現場の分析者》を無限に釣り直して起動可能
②《資源の浪費》+《不屈の補給兵》でマナと宝物がほぼ無限に供給できる状態
③《事件現場の分析者》のETBでデッキが掘れるため、全てのクリーチャーが《無情な屍技術師》で釣れる
④《《波乱の悪魔》を釣り直して無限サクリファイスによる無限ダメージが成立

全てが都合の良いように転がり込んできたゲーム展開。1日目からずっと幸運が続き勝利を手繰り寄せることができた。

神決定線

望外の勝利、そして念願のタカハシとのゲームへ向かうワイ

第1章:地獄の対面

神タカハシ:《ティムナ&クラム》
挑戦者1:《ティムナ&トラシオス》
挑戦者3:《秘密売り、ティヴィット》

絶望しすぎて一周回るワイ。

第2章:そして絶望へと……

決定戦卓のメンツで顔合わせし、待機しながら談笑していると和やかな雰囲気でジャッジが近づき「それではフィーチャーテーブルでご準備ください」
なんやかやウキウキのワイ「勝てる可能性があるとしたら1家!できれば2家ぐらいは!しかしどうやって卓順決めるのかな~」
ジャッジ「A卓はタカハシ選手」
ワイ「は?」

ジャッジ「B卓はフクモト選手」

ジャッジ「C卓はムカイ選手」

ジャッジ「D卓はイマイズミ選手」
ワイ「??????????????????????????????」
非常に和やかにさらっと絶望が叩きつけられる。

第3章:最終決戦

全員がノーマリガンキープ。幕間を除いてコルヴォルド視点での解説。
初手は《沸騰する小湖》《ドライアドの東屋》《モックス・ダイアモンド》《厳かなモノリス》《水蓮の花びら》《古えの墳墓》《赤霊破》
卓的にも他人のアクションに対応することはないので、基本静観の構え。
2t目コルヴォルドを睨んでキープするが色土地が引き込めずペタルを切りながら《壌土からの生命》で土地を回収しコルヴォルドを唱える。
《ドライアドの東屋》を回収したが、後引きで《陽気な哀歌》が入り、展開との噛み合いの悪さを感じ始める。
その後、ティヴィットが出した《リスティックの研究》、ここにいつ《赤霊破》や《突然の衰微》を当てるかを迷い、プレイに迷いが出た。
こういうのを減らすための構築だったので、ちょっと後悔。
その後ティムトラがターン前にトラシオスの起動で《鏡に願いを》を加え、これでコンボが揃ったのか《沈黙》で差し込みに入る。神はがめつくパスを宣言、打ち消しがないティヴィットはティムトラのコンボに《鏡に願いを》が必須かつ除去がないことを願って《敵対工作員》をプレイ。幸いこれにより動きが取れないティムトラはターンを渡す。
コルヴォルドはトップ《復活した精霊信者、ニッサ》から《陽気な哀歌》で《ほくちの壁》と《ドライアドの東屋》を釣り上げ、ニッサの2回目誘発を起こす。本ゲーム唯一のウマぶりポイント
ティヴィット着地後、動きにくいティムトラのターンを経由し、前ターンに引き込んだ《事件現場の分析者》を唱えて起動、本来は《事件現場の分析者》の起動に《汚物の雨》を合わせるのが最大リターンになるが、青3人に1枚ずつもみ消しカードが採用されていたため、唱えず温存。
無事に解決し土地を伸ばすがこれで少し気が緩んだのかここで《汚物の雨》を唱えてしまったのが最大のプレイミス。
この卓では除去が温存され、動き始めたコルヴォルドに当てるのが定石になる。脅威度が高い状況のため打ち消させて卓内のカウンターを減らすつもりで唱えたが当然のようにコルヴォルドが除去されてしまった。最悪なことに、これによりティムクラに対する除去も減り、再キャストのために伸ばした土地を再び落とす厳しい展開になってしまった。
ちなみにコルヴォルドの再キャストに対してティヴィット側が打ち消しを匂わせたため、着地のみでターンを渡すことを約束し着地。
実際に《Taiga》と黒マナのみではリスクが大きすぎるため見切り発車はしたくなかったというのがあった。

これ以降は自分の展開がないため、配信ではわからないだろう卓の展開の俯瞰視点の解説

第4章:激しい空中戦

コルヴォルドは気絶フェイズ。
ティムクラが手札とマナが潤沢になりつつある状態で《忠実な弟子》を追加し、アタッカーとブロッカーを供給。流石に受けきれないと判断したティヴィットが《オークの弓使い》を見せてトラティムと交渉し、デルニーの除去を提案するも、ティムクラが「その交渉に乗るならトラシオスを除去する」と宣言。ティムトラが迷うも不干渉を選択。やむを得ず飛行機械を除去して誘発を減らすが、ティムナの誘発前にオーク本体へティムクラが除去を当て被害を最小限に抑えた。
次のやり取りはティヴィットが全除去をサーチする《伝国の玉璽》。《敵対工作員》を維持するための《落星の祈祷》を手がかり経由で唱える。
強固な盤面を形成したティムクラがカウンターで応戦するも状況をイーブンに戻したいトラティムと空中戦になり最終的に解決。
コルヴォルドの盤面も飛び、かなり厳しい展開へ。
ティムトラがティムクラ・ティヴィットのばら撒いたリソースを分解するため《選別の儀式》を唱える。大量に宝物を持ってるティムクラは「宝物は切らないし消せない」とパス。
仮にティムクラが宝物を切らない場合、トラシオスを出し直した上で余剰マナから大量の起動が可能になるため、ティヴィットに選択を押し付けた。
しかしティヴィットがストームの足りない《狼狽の嵐》しかなく、対応するために交渉をするが、最終的に《サイクロンの裂け目》をティヴィット自身が唱えて対象は《水蓮の花びら》。これに《水蓮の花びら》を起動せず手札に戻ったため、単独でストームが足りたため《狼狽の嵐》により《選別の儀式》が打ち消された。
《大衆扇動者、ブリーナ》が送り出されてターンが回る。
盤面が壊滅したコルヴォルドは、ライフも多めだったのでブリーナの誘発を減らすためにコルヴォルドを唱えて送り出す。ここで引いたのが《選別の儀式》でドローの噛み合わなさを悔やんだ。

第5章:神陥落へ

《息詰まる徴税》で宝物を溜め込んだティムクラが《堂々たる撤廃者》でスタート。《セヴィンの再利用》で《顔壊しのプロ》を釣り直す対応で魂力により《堂々たる撤廃者》を排除。《顔壊しのプロ》で溜め込んだ宝物から大量ドローにもなるので、《セヴィンの再利用》にニッサで加えた《忍耐》をで対応して欲しいと交渉。手番的に対応しても勝てないコルヴォルドは対応を拒否、トラティムが早い段階で握っていた《汚れた契約》を吐き出して加えた《忍耐》で対応。
ティムナとクラムを展開して1ドロー1宝物を確保、終了ステップに《堂々たる撤廃者》が着地後、隠し持っていた《最後の賭け》で最終決戦にティムクラが向かった。
コンバットを通すため《サイクロンの裂け目》でコルヴォルドを除去するが、これがティムクラ敗着の一因となった。
ティムナのコンバットで手札を増やすが、芳しく無く《汚れた契約》で始動し《敵対工作員》の影響を受けない《法務官の掌握》を加え、コルヴォルドから奪った《死の国からの脱出》をプレイし、《汚れた契約》を脱出。ここで《敵対工作員》の存在が頭から抜けてしまったティムクラはめくれた《直観》をプレイし《敵対工作員》の前に王座陥落となった。

途中からティムクラに宝物を渡さないためリス研でドローをしていなかったティビット。死が目前となったティムクラが「リス研に振り込むのでドローして、徴税の宝物で《最後の賭け》の敗北を《ティシャーナの潮縛り》でもみ消させてくれないか」と交渉するもティヴィットは却下。これによりティムクラが敢え無く敗北。

最終章:新”神”就任

大量の手札を持ったティヴィットは《ディスプレーサーの仔猫》を唱えて《時を解す者、テフェリー》で無限ドロー・無限マナを決めようとするが、ずっと抱えていた《赤霊破》で《時を解す者、テフェリー》に対応する。
見た目の手札こそ多いが、土地や不要牌を多く抱えていたらしいが、リス研で最後に引き込んだ《息詰まる徴税》が《TimeTwister》とコンボし、リフレッシュした手札とマナからティヴィットがウィニングランを走りきった。

言い訳フェイズ

Q.《ディスプレーサーの仔猫》に《赤霊破》を打たなかったのは何故?
A.後続のティヴィットに当てるほうが効率がいいという判断。ティヴィットにはほぼ当たらないが《忍耐》を構える+スペルに対してトラティムがなにか起きないか期待して無限になる《時を解すもの、テフェリー》は対処した。
Q.《赤霊破》なりでリス研さっさと割って良かったんじゃない?
A.

ギリギリ結果論かな~って

他の盤面が隆盛したこともあり、ティヴィットをへこませる展開を造るべきかがとても難しかった。
ティムクラのタカハシがリス研化でのゲームが非常に上手いことを自認していたため、そこも含めてゲームをぐちゃぐちゃにしても良かったのかもしれない。

終わり

X(旧)と繰り返しになりますが、運営並びに関係者の皆様、長期間神として顕現しモチベーションの源となったタカハシ 並びに参加された皆様、闘志を燃やした全てのEDHプレイヤーの方々本当にありがとうございました。

また、普段お世話になっているリモートEDHサーバー「飲酒EDH(通称:飲酒鯖)」もよろしくお願いします。

多大なる応援いただき本当にありがとうございました。


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