【WinComLess】終焉をもたらす者、ハラナとアレイナ【フィニッシャー】EDHハラアレ学会広報誌Vol.4 (23/11/06追記)
前回記事もよろしくお願いします。
どうも、トーテムです。ハラナとアレイナは3~5マナをボリューム層にして、アドバンテージを稼ぎながら高いスタッツで盤面を押し上げる動きが強いデッキですが、西の樹の木霊やマーウィン族によるランプ戦術にも長けてます。
その中で概ね6マナ以上のゲームエンド級カードや盤面へのプレッシャーをめちゃくちゃ高められるフィニッシャーを紹介します。
2023/11/26追記分
《貪欲なティラノサウルス》
イクサラン:失われた洞窟で登場したジュラシックパークコラボのフィニッシャー。本体スタッツはそこそこでトランプルや速攻などの常盤木能力は持たないものの、「貪食3」と驚異的なスタッツ向上能力をもち、更に攻撃誘発によるビーム+余剰分をプレイヤーダメージを与える能力を持つ。
ハラアレで速攻と打点を増やしつつ、攻撃誘発を強化できる。
速攻付与に加え貪食せずとも十分な打点がハラアレによって得られるが、序盤に展開したマナエルフやサイズの小さい状態で残りがちな《サムト》や出がらしの《永遠の証人》を実質6打点に変換して最後の詰め切りにしたい。
《鏡流の達人》
賛助1+攻撃誘発で改善されたクリーチャーのコピーを作成する人間・戦士。
機械兵団の進軍統率者デッキで登場したカードだが、追記で登場した。
コピー能力は基本的に無限コンバットに入りがちなため避けていたが、こちらは無限コンボがかなり限定的なため採用候補とした。
他の賛助と同様にハラアレと相性がよく、誘発によるコピーを複数回するため、一気に盤面打点が3倍以上に跳ね上がる。無限にこそならないが追加コンバットと非常に相性がよくコピーされた鏡流の達人による賛助で追加コンバットでは更にコピー能力の誘発回数が倍加する。
《暴走暴君、ガルタ》
イクサランでサイズはそのままに踏み倒し能力をさらに強烈にして再登場。
《エント最後の進軍》と同様に8マナで唱えて手札のクリーチャーを好き放題盤面に展開できる。あちらと違って手札の補充は出来ないため強みとしてはやはり、踏み倒しを経由した盤面展開になる。
《自然の秩序》や新登場した《野蛮な序列》によってわずか4マナでデッキから盤面に飛び出し、手札の速攻付与や追加のフィニッシャーを展開出来る。
2023/6/10 公開分
《原初の飢え、ガルタ》
12マナ12/12トランプルのどでかいワガママボディーだが、盤面のパワー分唱えるマナコストを軽減できる。ハラナとアレイナでは頭でっかちのクリーチャーを採用しやすく、5t目前後でツーアクションを取りつつ14/14速攻トランプルで暴れまわろう!
《バイオタイタンの司祭》
12マナ12/12警戒到達護法2パワー2以下にブロックされないわがままボディーだが、盤面の+1カウンターを2マナ分に変換できるハラナとアレイナにおけるパワカ。
ガルタと違って早い段階で唱えるには難しい代わりに、回避能力に護法、警戒到達と攻防に優れたスペックが魅力。
流石にガルタとバイオタイタンの2枚採用は重すぎるためどちらか1枚が良いだろう。
《無限に廻るもの、ウラモグ》
エルドラージタイタンの旧い方。
新しい方に比べて、唱えた時の除去能力が少ないかわりに、攻撃誘発が滅殺4と強烈。
ハラナとアレイナでは速攻付与からの滅殺4が強烈で、何かしらの踏み倒しでも能力が腐らないのが魅力。
《真実の解体者、コジレック》
エルドラージタイタンの旧い方Part2。
こちらは唱えたときに固定枚数のドロー、このデッキではマナクリプトや古えの墳墓を採用していないので、無色シンボルの捻出が難しいことや滅殺の差でこちらが優位。
また、コジレックもそうだが、西の樹の木霊等でランパンした場合の長期戦で、デッキ修復能力によってデッキ内を濃くすることも期待できる。
《雷足のベイロス》
副官能力で、常時+2修正とトランプルを付与するビースト。ハラナとアレイナで使った場合6マナ11/11トランプル、更にハラナとアレイナも4/5と十分なアタッカーになる。
孔蹄のビヒモスと比べると瞬間火力こそ劣るものの、6マナと軽く、立ち回り段階で唱えやすいことが魅力。
《孔蹄のビヒモス》
あまりにもフィニッシャーとして有名な1枚。場に出た時全体を大きくパンプアップして3人丸ごと倒すほどのスペック。ただし非常に重く、立ち回りには一切寄与しないことが欠点。
《アクームの怒り、モラウグ》
上陸による追加戦闘を得る伝説のミノタウルス。
常在効果で攻撃回数分の修正を入れる能力もあり、非常に処理やダメージ計算が面倒。
メイン1で誘発させた場合、通常の戦闘の前に追加戦闘が入りアンタップされるため、通常の戦闘が無駄になることがある。ただし、特異なテクニックとして、マーウィン族からモラウグを唱えて、上陸を誘発させればメイン2でもう一度マーウィン族からマナが出る。フェッチなどでメイン2から追加の戦闘フェイズをしっかりと得たい。
《サンダーホーク・ガンシップ》
全体に飛行を付与する機体。貴重な横展開カードであり、飛行を得ることでダメージを通しやすくなるメリットがある。
全除去に強く、出し直したハラナとアレイナが登場して8/8で攻撃できるのも差別点。
雷足のベイロスと枠を争うことになるが、かなり面白い1枚ではないかと思う。なお進歩の災いなどのファクト破壊で対応されるので注意。
《飢餓のドミヌス、ゾパンドレル》
PTを各戦闘の開始時に倍にする《不自然な成長》を内蔵し、全除去避けまで可能なフィニッシャー。ハラナとアレイナのPTを成長させながら速攻を付与して強烈な攻撃ができる。トランプルの付与こそないものの全体の修正値はなかなかのものがある。ハラナとアレイナではあまり採用されないが、死亡誘発を緑で起動できる貴重なカードでもある。
《山賊の頭、伍堂》
無限コンバットで有名なコンボクリーチャーだが、能力を見るとシンプルに強力。多勢の兜を採用するかは個人の裁量に任せるが、私は採用しない方針。
《呪い板の壁壊し》をサーチして、呪い板に速攻を付与すると2回の追加コンバットが可能。
《エンバレスの宝剣》をサーチして伍堂に装備するとハラナとアレイナ込で6/6×2→8/8×2の合計28点パンチをプレイヤー1人に叩き込める。ハラナとアレイナのパワーを4まで上げると合計40点パンチになる。
《ブラッドサースター》
6/6飛行トランプルの恵まれたボディに最大3回の追加コンバットを得られるウォーハンマーのデーモン。基本的には《歓楽の神、ゼナゴス》での使用の下位互換だが、8/8→10/10→12/12で全員に高火力を叩き込める。最後の追加コンバットではブラッドサースターは攻撃できないため、警戒を持たない他の生物は最後の追加戦闘で攻撃するとハラナとアレイナの対象にとって効率的に攻撃ができる。
終わり
今回は6マナ以上のカードから紹介しました。ゲームを終わらせるという意味では《歩行バリスタ》や《時を超えた英雄、ミンスクとブー》などの飛び道具も該当しますが、今回は対象外。
他にも強力なフィニッシャーは色々存在するはずなので、色々試してみたいですね。
我こそが!というフィニッシャーがいたら教えてください!
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