札幌の笛吹き

先日、母に
部屋きたねー。ホコリ舞ってんぞ
と言われてしまった。厨二病時代の聖遺物とかが見つかると困る…感じを装いたいので爆速でだんしゃりしゃり。
謎の金属部品を見つけたワシワタシボクオレソレガシは、すぐさま母に報告した。すると、
笛じゃない?これ
とのこと。橋田啓五郎(幼虫)は、一時期父と登山をするのが好きだったこともあり、遭難したとき用のものを持たされていたのかもしれないなとその笛説に賛同した。
蓋みたいなのが取れたので、もう吹いてみちゃったりなんかして。

音出ないのよ。

It was メガネのネジ用のドライバーだった。
ワシワタシボクオレソレガシは裸眼である。
我が家あるあるの怪現象を笑いと織り交ぜゴリ押そうとするなんらかの👻が、久しぶりに降臨した形となった。
ごみステーションまで母が紙類を持って家を出たその瞬間、ワシワタシボクオレソレガシは部屋に戻って吹き口もどきのマイナスをくわえた。
その瞬間、脳内にハーメルンの笛吹きが浮かんできた野良。Ah,この場面私のことだ…
札幌の笛吹き、完ーーーー。





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