近況と音楽の話 2024年夏号

この記事を上げてから丸2年経ったので最近思ったことをつらつらと。

①最近の音楽の聴き方ってどうよ

完全なるサブスク頼みになっているのでSpotify突如消滅したら音楽生活終わりそう。
二次元方面は某アニソンブログさんの記事を元に検索してゆるゆると試聴、その他はSpotifyでフォローしているアーティストの新着楽曲とかNew Music Wednesdayを適当に漁っている。

やはり歳を取って好みの音楽のストライクゾーンが移り変わってきたのは感じていて、キャラソン系とかはカロリー過多であまり好みではなくなってしまった。

逆に邦楽ではポップ~ロックまで気に入る曲が増えてきた印象。ただやはり多くの場合は切なさや翳りみたいな要素が入ってくる。それはマイナーキーだからという場合もあるし、アレンジがそう感じさせる場合もあるし、メロが感傷的だったりノスタルジーを孕んでいたりということもある。

たまにだけど別にそういう要素がないのに刺さる場合もあって、そういう場合は「聴いていて気持ちいいリズムやアレンジ」に惹かれている。それが邦ロックだろうがダンスミュージックだろうが同じ。
こういう刺さり方が増えてきたことはリスナーとしての幅が少し広がったのかなと思えて面白い。

②最近の現場意欲ってどうよ

どうやら自分は本当に今の時流と反りが合わないらしく、ライブへ行こうという意欲が湧かない。
ゆえにそんな中でも「現場へ行く」という文化に繋ぎ止めてくれている箱庭と黄色い厄介は希少な存在なので末永く元気に活動してほしい。

生で聴く音楽は良いものだ!という気持ちは変わっていないし、むしろ昔よりも鮮明になってきてはいるのだけど、いかんせん世間様と気が合わない。大事なことなので2回言った。

ライブは良い音楽を生で聴くことが根底にあるんじゃないのかよと意地を張りたくなる自分と、まあ元々はレコードの販促施策として始まったものだしトレンドを殴って意固地になるのも時代遅れだよねと思う自分の両方がいて、その狭間でこの先の趣味生活を色々と深く考えてしまう。

好きな音楽を生で聴くためにライブ行ってるんだよ。しょうもない一体感ごっこで遊ぶために金払って行ってるんじゃないんだよ。
なんでもかんでも皆で一緒に盛り上がりましょうだの、手を叩きましょうだの、振り付けをしましょうだの、そういうのを舞台の上から推奨されるのは本当に性に合わない。
茶番のような長ったらしいMCだの終演後の挨拶だのに時間を取られるのも無駄だと思うし、客に伝えたいメッセージがあるんなら音楽で伝えろよお前ミュージシャンだろと思ったりもする。

でも世間様はそういうのが大好きらしいし、音楽を聴くことじゃなくてその空間ではしゃぐことが目的になっている側面も多分にあるんだろうなと肌感覚で捉えている。
音楽で人が楽しくなるのは概ね良いことだと某見切れベーシストも言っていたけど、それがあたかも「普通の」「皆が好む」楽しみ方になっていくのは違うと大声で言いたい。

というわけで最近はあまり現場に足を運んでいない。
コロナ禍からの自粛から声出し解禁という反動もあって、ライブ=一体感ごっこの流れはどうにも強くなっているのではないかと感じる。
はあ、声出し禁止環境に戻らないかな。

③今年の楽曲○○選の進捗はどうよ

毎年12月30日に上げている今年の好きな曲をひたすら書き残すだけの企画、どうやら年末の風物詩として捉えてくれているフォロワーさんがいるらしくモチベがちょっと上がっている。

今までは10月くらいになってから曲をまとめ始めて、11月~12月にかけて推薦文を書いていたのだけど、今年はなんと既に書いている!えらい!
好きな曲が出てきたらそれをエクセルに記録して、感想もサッと文章に残している。鉄は熱いうちに打て理論。

年末が来たら掲載順を考えて文章をコピペしてリンクを貼るだけで完成!やったね!

以上です。ではまた。