シューズの履き方
朝から暑いです。これから一週間くらいは気温も高い日が続くようです。考えてみれば、一年間で一番暑い季節ですから当たり前なんですけど。
今朝の電車は学生さんが夏休みでいないので、いくらか空いています。それだけでも、朝のストレスは軽くなりますからね。通勤の方はだいたい、同じ電車、同じドアから乗ってこられます。私もそうです。なぜなんでしょうか。
ひとつ隣の駅から乗ってこられるOLさんらしきお姉さん。いつもカジュアルで清潔感のある服装。髪の毛もキレイにされています。
何の関係もない私がとやかく言うのは、全く大きなお世話なのですが、あえて、あえて一言だけ言わせていただきたい。
「シューズのヒモをキチンと結んで下さい」
上の画像はサンプルとして私の足を撮影しました。左足はしっかりヒモを締めています。それに対して、右足は一本履き(指一本を靴べら代わりにスルッと履けるくらいの締め方)が可能な締め方です。右足はまるでスリッパのようです。
そのお姉さんのシューズは、そのままウォーキングをしたり走ったりするようなスポーツメーカーのスニーカーではありません。デザインやカラーからして、普段の通勤などに使うようなスニーカーです。
そんなシューズでも、せめて足首の方から穴3つ分は毎回緩みのないようにして下さい。もし、しっかりと締めて長すぎるようであれば、ヒモを変えて下さい。
そして足の甲のところにくる素材(タンと呼ばれることが多く、ヒモと甲が直接あたらないようにする)が、片方はまったく見えません。そこも伸ばしていただきたいです。
機能が満載のランニング用やウォーキング用でなくても、キチンと履くことで歩きやすくもなるはず。
足の健康にもその方がいいです。
カカトの骨をまっすぐに立てるにも、体重が正確に足に乗るようにするにも、足の筋肉を使い易くするにも、シューズの履き方、影響は見逃すことができません。
シューズは「カッコ良ければいい」、「履ければいい」というものではありません。普段使う場合はもちろん、それで運動をする場合はもっと大切な道具になります。
さあ、いつもそこまで気を使っていなかった、と言うあなた。まずはヒモをキュッと締めてみることから始めてみませんか?