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パーソナルカラー診断の結果に納得できなかった理由はこれ!<前編>

突然ですが、みなさん!
似合う色を知りたくて、あるいは自分のパーソナルカラーのタイプを知りたくて診断を受けたのに、教えてもらった色が似合わなかった…そんな経験はありませんか?

当サロンにいらっしゃるお客様の多くが、こんな ↑ 方です。
悲しいことに「パーソナルカラー診断って誤診が多いですよね」と言われたこともあります(^^;)

なぜ、こんな誤解をされてしまうのか。
実際にいらしたお客様の中から、4シーズンのタイプそれぞれにありがちな診断結果をご紹介します。

目次

  1. スプリングなのに鮮やかな色が似合わない

  2. サマーなのにイエロートーンの色も似合う気がする

  3. オータムなのに柔らかい色が似合わない

  4. ウィンターなのに柔らかい色も似合う

  5. まとめ

☆動画も公開しています☆

1.スプリングなのに鮮やかな色が似合わない

ご存じのように、スプリングタイプはイエローベースの人です。
そして4シーズンでは、イエローベースはスプリングとオータムの2つのタイプです。
ここがポイントです。

スプリングの人の特徴は、イエローベース・明るい色が似合う・鮮やかな色が似合う、です。
反対に、オータムタイプの人は明るい色が似合いません。

つまり、イエローベースで明るい色が似合えば、4タイプのうちスプリングにしかならないのです。

でも、明るい色というのは明度の特徴であり、鮮やかな色が似合うというのは彩度の特徴です。
中には明るい色は似合うけど鮮やかな色が似合わない人もいるはずです。
ただ、4タイプではどうしてもイエローベースで明るい色が似合えばスプリングに分類するしかなくなってしまいます。

スプリングという診断を受けたけれど鮮やかな色が似合わなかった人は、「イエローベースで明るい色が似合う」という点でスプリングという診断結果になったのでしょう。

2.サマーなのにイエロートーンの色も似合う気がする

サマーはブルーベースのタイプです。
当然、ブルーベースの人が似合うブルートーンの色が似合うはずですが、イエロートーンの色の中にも似合う色があるような気がする…という場合があります。

4シーズン分類では、ブルーベースもサマーとウィンターに2分されます。
そのため「ブルーベース」という結果になったとき、柔らかい色が似合えばそれはもうサマーになります。

では、なぜブルーベースなのにイエロートーンの色が似合うのでしょう?

それは、ブルーベース・明るい色が似合う・柔らかい色が似合う、というサマーの特徴のうち、ブルーベースという特徴が大した特徴ではなかったからです。

スプリングの項目でもお話しましたが、イエローベース・明るい色が似合う・柔らかい色が似合う、というタイプは4シーズンには存在しません。
明るい色も柔らかい色も似合うのはサマーだけなのです。

そうすると、ブルーベースというベースの肌色が特に目立つ特徴でなく、ニュートラル(イエローともブルーともつかない肌色)に近かった場合、4シーズンのタイプとしてはサマーとするしかなくなります。

でも、「明るくて柔らかい色が似合う」ことに注目し、肌のベース色は「強いて言うならブルーベース」という程度ですから、サマーのカラーパレットの中には似合わない色も入ってしまいますし、カラーパレットから弾いた色の中に似合う色も入ることになるのです。

サマーという診断結果だったけれどイエロートーンの色も似合う気がするというタイプの人は、おそらく肌色はニュートラルで、「明るくて柔らかい色が似合う」という点でサマーになったのだと思われます。

オータム&ウィンターは後編で…