家を考えるときの坪○○万円って例え…やめません？てか無駄。
突然の物言いなんですが、どうか落ち着いて聞いてください。
Q,じゃあ何を目安にしたらいいんですか？
落ち着いて聞いてください。【チャンさき】です。
じゃあそもそもなんで、坪○○万円などという指標があるのか？から紐解いていきましょう。
まず最初にすごく簡単に説明すると
坪単価＝
建物の金額÷建坪数 【1階・2階～を含む合計の坪数（敷地の広さではない）】です。
これが1坪○○万円です。
実際に数字を入れていきましょう。
建物の金額が2,500万円
建坪数が60㎡
↓
2,500万円÷60㎡＝約41.6万円
1坪約41.6万円（約41.6万円/1坪）←これが坪単価（高っ）
これはメーカーの営業マンが一番聞かれて一番答えにくいことでもあります。経験則や建物構造で、ある程度答えることはできても、お客さんのオーダー次第で変わってくるのだもの。
だって考え方がそもそも違うから。
結局坪○○万円（坪単価）って、建物の総額がわかってからじゃないと正確な坪単価ってわからないんですよ。参考指標にはなるけどね。
Q.じゃあどういう仕組みなの？
建物の基本的な構造があるとします。
木造なのか鉄骨なのか
建物を支える躯体はなんなのか
建物の床下の材料
建物の壁と壁の間の断熱材
などなど、
メ1「弊社はどこどこの木を使って…
メ2「弊社の躯体構造は鉄骨プレハブなので…
メ3「弊社の耐震構造はコレコレで…
メ4「弊社の天井裏にはちょっとした特徴がありまして…
各メーカー様々で豊富な種類が山ほどあります。特徴です。
基本的に各メーカーで異なり、かつ、そこはメーカーにとって譲れない部分です。というか基本的に変えることができません。だってそこが売りなんだもの。
「うちの構造は鉄骨で組まれています！」っていうメーカーに対して「安くしたいから木造にして」と進言したところで、無理です。木造にしたいなら木造で組めるメーカーを選びましょう。（鉄骨も木造もできるよ！というメーカーもあります）
基本的な部分・構造の特徴＝躯体は変えることが難しい。これは覚えておきましょう。
キッチン・トイレ・ユニットバスなどの設備はどれくらいの利幅（メーカーの利益）で売るのかでも変わってきます。
Q.ちょっと解りにくいです。簡潔にして下さい
OK、OKじゃあこうしましょう。
「ピザ」で例えましょう。
ピザって
①生地
②トッピング
③ソース
の構造で構成されてると思うんです。
（あんまり食べないからわからないけど、たぶんそう。そうしよう？）
一番下、生地の部分が建物の構造・躯体です。
これはメーカーによって変わります。
弊社の生地は大きさにこだわっています
弊社の生地は特製の小麦粉を使用しています
弊社の生地は熟成にこだわって練り上げた生地です
弊社の生地は柔らかさを追求した生地です。
ここに、あなたの返答として
「いや、大きさなんていいから」
「いや、特製の小麦とかいいから」
「いや、熟成とかどうでもいいから」
「いや、柔らかさとかべつにいいから」
これ、作り手（メーカー）にとってみると
「は？無理だがぁ？（やるだけやるけどどうなるかは知らんし、高くつくけどよろしいか？）」
ってなります。こういうことです。
まとめ
基本の部分の説明はこれでいいですか？
たぶん大丈夫かなと思ってます。
次回は「じゃあどこで差をつけたらいいの？安くできるの？」という内容にしていこうと思います。実をいうと、もうこの記事に答えを書いてしまっているのですが。
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ではまた！