耳掻きじゃないよゾンデだよ。
さて、いよいよ道具の説明をしていきたいと思いますよ。
まず初めに、こちらの道具!
ゾンデ
と言います。これは爪切り事故でも一番怖い「肉切って出血」を防止してくれる、一番重要と言える、爪切り行程で使用する道具です。
一番重要な行程と言い切りましたが、これをやっている人はあまりいないと思います。だって、介護技術で教えてくれないですもん。ここがね…私がなんとかしたい事の一つです…
でね、これを何に使うかというと、この道具を使って、
「爪と皮膚を分ける」
作業をするんです。
ざっくり言うと、この道具が入るところの爪は切っても大丈夫と言うことになります。
あ、「大丈夫」と言うだけで「全部切る」ではないと言うことを先に言っておきますね。全部切ったら深爪になっちゃう事もありますからね😅
じゃ、使い方!!…と言いたいところですが…
ないっつー話で(汗)
このゾンデ、買うと左側が5000円くらい、右においてはダイヤモンドのやすり付きなので1万を超えます。
「そんなの施設で買ってくれないよー」
これ、よく言われます。探せばネット通販などで安いものもあるんですが…
そんな時の100円均一。代替品を探してみましょう。
代替品その①
ステンレス製耳掻き
すみません、写真がないんですが…100円均一に行くと竹製でなく、ステンレス製の耳掻きがあります。形的には右のゾンデの形に近いです。
ちなみに、高齢者にはこのタイプが安全です。皮膚が脆弱な方もいますので、傷つける心配がほよんどありません。
話を戻しますが、ステンレス耳掻き。意外と見つけれないんですよ😅だから写真がありません。以前どこかで見たことがあるんですが、ちょっと大きすぎる気もしました。しかし、爪と皮膚を離すと言う役割は十分果たしてくれます。
でも、見つからないんじゃ話にならない。それで、100均をグルグル回って、良さげなのを見つけましたよ。
代替品その②
精密ドライバー
ただし、これは加工が必要になります。100円均一で一緒にサンドペーパーも購入しましょう。これで220円(税込)です。絶対買ってくれる価格です。そして、4本のサイズ違いゾンデが作れます。
コスパ最高です。
私は手作りが好きなので、なんでもするんですが、苦手な女性は男性職員にお願いしてみましょう。ただ、丁寧な仕事をする人ね。
ではでは次は作り方をご紹介いたします。おったのしみにー^_^
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