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インバウンド医療最前線

新型ウィルスが大流行の兆しが出ている中でインバウンド医療最前線についてまとめてみました。

皆さんは海外旅行に行く際に海外旅行保険に加入されていますか? 
最近は、クレジットカードに付帯されている場合もありますが、無保険だけは大変危険です。
無保険の場合はそもそも受診事態を拒まれる可能性も高くです。
仮に入院や手術が必要ない場合は相当な高額になります。

■インバウンド受診で日本の医療機関が経営圧迫

訪日外国人が増加する中、医療現場は悲鳴をあげている。もともと医師の過酷な勤務体制が問題になっており、限界を超えた環境の中で日本の医療は支えられている中で、医療機関の整備も政府の対策も追いついているとは言えない。
しかも、医療機関にとっては、医療費未払問題が深刻だ。
もちろん、診療報酬はそれぞれの保険会社か自費になるのだが、自費診療の未払いが経営を圧迫させているのだ。 

■過去には手術後に大問題に

ある外国人旅行者が緊急搬送され、緊急手術が必要と判断を医師がした。
手術の内容は、足の切断でした。
もちろん手術の同意書にサインはしてもらっていた様だが、状況が把握出来ていなかった患者さんは手術後に初めて切断の事実が分かり大問題発展した。

■具対策はあるのか?

今後の日本の成長戦略において観光産業は核なる産業であるからこそしっかりとした対応策を早く現場まで落とし込をして貰いたい。
医療機関独自の取組には限界がある。
また、未払分を政府が負担する対応も当然現場は求めているが、そもそも根底の対策が早急に必要。

■課題は他にもある

訪日外国人のレンタカートラブルをご存知だろうか?
外国人ドライバーと事故になった場合に泣き寝入りしか無い例がまだまだ沢山あるのだ。
レンタカー会社が保険をかけてるから大丈夫と思っていたら危険です。
例えば、以前問題になったのが、そもそも国際免許を所持していない事がありました。
現在は大手のレンタカー会社は徹底してチェックしていますが、全てがなされているかは疑問です。
また、国際免許が偽造の場合もあります。
そして、事故処理が終わらない間に当事者が帰国してしまい、保険会社も処理が出来ない可能性もあります。

何にせよ、もっと現場に寄り添った早急に対策、対応が出来る関係部署を確立して頂きたい。

旅人

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