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畳のいいところを最大化しろ!最適なレイアウトとデザインのヒント

「畳のいいところってどんな感じなんだろう?」
子どもが安全に遊べる部屋にしたいけど、フローリングより畳って本当にいいの?畳の調湿効果とか香りとか、聞いたことはあるけど、実際にどれくらい生活に影響があるの?そんな疑問を抱えていませんか?

この記事では、畳職人である私が実際の経験をもとに、畳の魅力を最大限に引き出す方法をご紹介します!

子育て世代や高齢者が安心して暮らせる環境づくり、畳の選び方やお手入れのポイントまで、役立つ情報をたっぷりお届けします。この記事を読めば、「畳ってやっぱりいいな!」と感じられるはずです。一緒に畳の魅力を再発見していきましょう!

この記事のポイント

  1. 畳のクッション性や調湿効果が生活にどう役立つのか詳しく解説

  2. 子どもや高齢者にとって畳がどれだけ安全で快適かを体験談とともに紹介

  3. 畳を効果的に取り入れるためのレイアウトやデザインのアイデアを提案

  4. 畳の種類やお手入れ方法を簡単に解説/初心者でもすぐに実践できるポイント


【執筆者】前田畳店 代表 前田昌俊 ・岩手県盛岡市で60年以上続き地元の皆様に愛され続けている 前田畳店の二代目店主 ・畳、襖、障子、壁紙、網戸の張り替えと襖紙販売店『和紙屋』代表 ・現在登録者7000人の襖系Youtuber ・畳技能士資格、畳職人指導員資格と壁装技能資格を保有 ・『お客様への真心』が仕事の原点。これからもその信念を大切に貫く51歳


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■畳のいいところを活かした部屋づくり/クッション性・調湿効果がもたらす快適空間

畳はそのクッション性や調湿効果が、快適な部屋作りにぴったりです。特に子どもや高齢者にとって、安全で健康的な環境を整えるのに最適な素材です。この章では、その理由や具体的な活用法について詳しくご紹介します。


・畳のクッション性が子どもや高齢者にとって安全な理由

畳の最大の特徴のひとつは、その「柔らかさ」です。フローリングと比べて畳は弾力があり、転んだときの衝撃をやわらげてくれます。例えば、小さなお子さんが元気に走り回るご家庭や、足腰が弱くなった高齢者のいるご家庭では、安心感が段違いです。

その理由は、畳の中に詰まっている素材にあります。芯材として使われる「藁」や「発泡スチロール系ボード」が、適度な弾力を保ちながら、地面の硬さを感じさせない仕組みになっています。実際に、私のお客様でも「フローリングから畳に変えたら、子どものケガが減った」とおっしゃる方が多いです。

畳の部屋なら、「ドン!」と転んでも安心。さらに、その衝撃吸収力は、関節への負担を減らす効果もあります。お子さんや高齢者だけでなく、膝を気にする方にもおすすめですよ。


・調湿効果が生活環境に与えるメリットとその仕組み

畳は「呼吸をする素材」です。湿気を吸ったり吐いたりする調湿効果があり、部屋の空気を快適に保つのに一役買っています。これがどれほど便利かと言うと、夏は湿気を吸い取ってベタつきにくくし、冬は逆に乾燥を防いで肌や喉にやさしくしてくれるんです。

その調湿効果を生むのが、い草です。い草は1本1本に小さな空気の通り道があり、これが湿気を調整してくれる仕組み。私自身、梅雨時期に「ジメジメするなあ」と感じていた部屋が、畳に変えるとかなり快適になった経験があります。

また、い草の香りにはリラックス効果もあると言われています。湿気だけでなく、心も整える畳の力をぜひ体感してみてください!


・畳の素材ごとの特性とメリット/選び方のポイント

畳にはさまざまな素材があり、それぞれにメリットがあります。大きく分けて「い草畳」「化学畳」「和紙畳」の3種類。い草畳は伝統的で香りや調湿効果が魅力ですが、耐久性を重視するなら化学畳や和紙畳がおすすめです。

例えば、ペットを飼っているご家庭では、耐久性のある和紙畳が人気です。い草畳に比べて傷つきにくく、お手入れも簡単だからです。一方、純和風の雰囲気を楽しみたいなら、い草畳がやっぱりしっくりきますね。

畳を選ぶときのポイントは、「家族のライフスタイルに合ったものを選ぶこと」。実際に「子どもが汚しても大丈夫な畳が欲しい」というお客様には、撥水加工がされた畳をご提案しています。畳屋として、お客様にピッタリの一枚を見つけるお手伝いができるのが楽しみなんです!

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・畳の良さが発揮されるおすすめの部屋タイプと利用シーン

畳はどんな部屋にも合いますが、その良さが特に光るのがリビングや子ども部屋。リビングに畳を敷くと、家族みんながリラックスできる空間になります。特に小さなお子さんがいる場合、遊び場としても安全で安心です。

また、寝室に畳を取り入れるのもおすすめです。適度な弾力が快眠をサポートしてくれるほか、調湿効果で寝室の空気が快適になります。畳ベッドなどの選択肢もありますので、和の雰囲気を取り入れつつ、洋風の家具とも組み合わせやすいです。

実際に、私はリビングに畳を部分的に取り入れたお客様から「部屋の雰囲気が一気に和らいで、家族が自然と集まる場所になった」と喜ばれたことがあります。

畳の良さを活かすと、暮らしがぐっと快適になります。ぜひ畳を取り入れて、その魅力を実感してくださいね!

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■畳ならではの魅力を引き出す/香り・デザインの心理的効果

畳はその香りやデザインが持つ力で、部屋全体の雰囲気をガラッと変えることができます。ただの床材と思われがちですが、実は心理的な効果も含め、多くの魅力が隠されています。この章では、畳の香りやデザイン性を活かした活用法をご紹介します。


・畳の香りがもたらすリラックス効果と和の雰囲気

畳の香りといえば、い草特有のさわやかな香り。これには、実際にリラックス効果があると言われています。い草に含まれる香り成分が副交感神経を刺激し、ストレスを和らげてくれるのです。たとえば、仕事や家事で忙しい一日の終わりに畳の部屋に入ると、ふっと肩の力が抜けるような感覚を味わえます。

ただ、「部屋全体の畳を新調するのは予算的に難しい…」という方もいますよね。その場合、ゴザ部分だけを張り替えたり、汚れた部分や傷んだ部分だけを1~2枚交換する部分的な方法がおすすめです。この方法なら費用を抑えつつ、香りの効果を楽しむことができます。

実際に、あるお客様は「子どもがこぼした飲み物で一部分だけ汚れてしまった」とのことで、その部分を交換しました。新しいい草の香りが広がり、「まるで部屋全体がリフレッシュしたみたい!」と喜ばれていました。

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・部屋のデザインに合わせた畳の種類と色選びのコツ

「畳は和風っぽくて、うちには合わないかも」と思っている方、今どきの畳は違います!デザインやカラーの選択肢が増え、洋風のインテリアにもマッチするんです。たとえば、グレーやベージュのモダンカラーの畳を選べば、シンプルで洗練された雰囲気を演出できます。

選び方のポイントは、部屋のテーマや家具の色に合わせること。明るい色の畳は部屋を広く見せる効果があり、暗めの色は落ち着いた雰囲気を作り出します。例えば、ナチュラル系の家具には、薄いベージュの畳を。ダークカラーの家具には、濃いグレーの畳がよく合います。

私が以前手掛けた事例では、リビングのテーマカラーが「グレー×ホワイト」だったので、グレーの縁なし畳を提案しました。仕上がりは「まるでデザイナーズマンションみたい!」と大好評でしたよ。


・実際に手掛けた畳デザイン事例から学ぶ効果的なレイアウト

畳の魅力を引き出すには、レイアウトも重要です。最近手掛けた事例では、リビングの一角を畳スペースにしたプランが特に評判が良かったです。フローリングの部屋に、4畳分の畳を敷いただけなのですが、「子どもがここで遊ぶようになった」「家族が自然と集まる場所になった」といった声をいただきました。

また、畳を部分的に使うことで、部屋全体の印象を変えることも可能です。例えば、和室にアクセントとしてヘリ付きのカラフルな畳を取り入れたり、階段部分に畳を使うなど、少しの工夫でおしゃれな空間に仕上げることができます。

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・モダンな空間にもマッチする畳/現代的な使い方とデザイン例

今どきの畳は、モダンな空間にもよく合います。特に人気が高いのは「縁なし畳」。シンプルで無駄のないデザインなので、洋風の部屋やミニマリストのインテリアにも自然に溶け込みます。

また、ユニークな使い方として、畳ベンチや畳を使ったカフェ風の空間づくりも注目されています。私が作った畳ベンチでは、「座り心地が良くて、そのまま昼寝してしまう」というお声をいただきました。

さらに、和モダンなテイストを取り入れたい方には、部分的に畳を取り入れるのもおすすめ。洋室の一部に畳を配置し、その周りを木材やタイルで囲むだけで、洗練された空間が完成します。

畳は、香りやデザイン性を活かすことで、和の魅力を感じながらも現代的でおしゃれな空間を作れる万能な素材です。少しの工夫で、日常の暮らしを豊かにしてくれますよ!


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■フローリングと畳を比較/畳の良さを最大化する活用アイデア

畳とフローリング、それぞれにメリットがありますが、実は畳だからこそ得られる良さがたくさんあります。この章では、フローリングとの違いを比較しながら、畳を最大限に活用する方法をお伝えします。


・フローリングと比較したときの畳の優位性とは?

フローリングは見た目がスタイリッシュでお掃除も楽ですが、畳にはそれ以上の魅力があります。一番の違いは「足ざわり」。畳は柔らかく、素足で歩いたときの心地よさは格別です。特に、小さなお子さんがいる家庭では、転んでも痛くない柔らかさが安心感につながります。

また、畳には吸音効果があるので、生活音を軽減してくれるのも大きなポイント。フローリングの部屋だと、椅子を引いた音や物を落としたときの音が響きやすいですが、畳ならその音を吸収してくれます。「マンションで子どもが走り回っても階下への音が気にならなくなった」といった声もよく聞きます。

さらに、調湿効果の面でも畳が勝っています。夏のジメジメした季節や冬の乾燥する季節でも、畳は自然に湿度を調整してくれるので、部屋の空気が快適に保たれます。

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・部屋全体を畳にするメリットと、部分使いの効果的な方法

部屋全体を畳にする場合、和の雰囲気を存分に楽しむことができます。特にリビングや寝室を畳にすると、くつろぎ感が増して家族みんながリラックスできる空間になります。また、畳の部屋では、座布団やローソファーなどを使った低めの家具が映えるため、広々とした印象を与えることもできます。

ただ、「全部を畳にするのはちょっと…」という場合には、部分使いがおすすめです。たとえば、リビングの一角を畳コーナーにしたり、キッチンの隣に小さな畳スペースを設けるだけで、雰囲気がガラッと変わります。

最近では、リビングのソファ横に畳スペースを作り、そこを子どもの遊び場やお昼寝用にしているご家庭も増えています。部分的に畳を取り入れるだけで、フローリングのスタイリッシュさと畳の柔らかさ、どちらも楽しめるんです。


・畳と他の素材を組み合わせたインテリアコーディネート例

畳は他の素材との組み合わせで、さらに魅力を引き出すことができます。たとえば、畳と木材の組み合わせは、自然な温かみを感じられる空間を演出します。フローリングと畳を隣り合わせにする場合は、段差をなくすと一体感が生まれ、よりおしゃれに仕上がります。

私が以前手掛けた事例では、タイルと畳を組み合わせたデザインが非常に好評でした。ダイニングの床をタイルにし、その横に小さな畳スペースを作ったんです。「食事はタイル、くつろぐときは畳」と使い分けができて、「家全体がリゾート風になった!」と喜んでいただきました。

畳とカーペットの組み合わせもユニークです。畳の上に薄手のカーペットを敷くことで、足ざわりを変えながら、部屋にアクセントをつけることができます。

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・賃貸住宅でも実現可能な畳の導入方法と活用術

「賃貸だから畳にできない」というお悩みも多いですが、実は簡単に取り入れられる方法があります。それが「置き畳」です。これはフローリングの上にポンと置くだけで使える畳で、賃貸でも気軽に畳の良さを体感できます。

置き畳はサイズやデザインも豊富で、部屋の形状やインテリアに合わせて選べるのが魅力です。例えば、リビングに四角く並べて置けば、即席の畳スペースが完成します。また、使わないときには重ねて片付けられるので、スペースを取らないのもポイントです。

あるお客様は、フローリングのキッチンに置き畳を敷いて「立ち仕事の足元が柔らかくなり、疲れにくくなった」と感動されていました。置き畳は使い勝手が良く、誰でも気軽に導入できるので、ぜひ試してみてください。

フローリングと畳、それぞれの良さを活かしながら使い分けることで、住まいがもっと快適になります。あなたのお部屋にも、畳の魅力をぜひ取り入れてみてくださいね!



■畳のお手入れ方法で差がつく/長く快適に使うためのメンテナンスのポイント

畳は正しいお手入れをすることで、長く快適に使い続けることができます。一見手間がかかりそうに思えるかもしれませんが、コツさえ覚えれば簡単です。この章では、畳のメンテナンス方法や長持ちさせるためのポイントを深掘りして解説します。


畳の日常的なお手入れ方法

畳のお手入れは、実はそれほど難しくありません。普段は掃除機をかけるだけで十分です。ただし、注意してほしいのは掃除機をかける方向です。畳の目(繊維の流れ)に沿ってゆっくりとかけることで、表面に傷をつけずにしっかりとゴミを取ることができます。

湿気が気になる場合は、乾いた雑巾で軽く拭くのがおすすめです。湿らせた雑巾を使うと、畳が湿気を吸収しすぎてカビの原因になることもあるので要注意です。特に梅雨時期など湿度が高い季節は、窓を開けて風を通すだけでも畳の状態が良くなります。


傷んだ畳を長持ちさせる裏技

畳が部分的に傷んでしまった場合でも、すぐに取り替える必要はありません。簡単に修復できる方法があります。一つは、傷んだ部分を「裏返し」する方法です。畳は両面使えるので、定期的に裏返しをすることで見た目がきれいになり、長く使えます。

また、どうしても目立つ傷がある場合には、部分的な張り替えも可能です。例えば、子どもがクレヨンで描いてしまったり、ペットが爪で引っ掻いてしまった部分だけを交換することができます。私の経験では、部分張り替えを提案したお客様から「新品みたいに生まれ変わった!」と喜ばれたことが何度もあります。

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畳の天敵!カビやダニを防ぐ方法

畳は天然素材が使われていることが多いので、湿気が多い環境ではカビやダニが発生しやすくなります。しかし、適切な対策を取ることで、これらを防ぐことが可能です。

まず、湿気を防ぐには定期的な換気が重要です。畳は空気を通すことで調湿効果を発揮するので、風通しの良い環境を作ってあげましょう。また、除湿機や湿気取りシートを活用するのも効果的です。

さらに、ダニ対策としては、畳の目にたまったホコリやゴミをこまめに取り除くことがポイントです。掃除機をかける際には、畳用のヘッドを使うとより効果的です。私自身、梅雨時期にダニが気になるという相談を受けることがありますが、これらの対策を提案すると「快適に過ごせるようになった!」と感謝されることが多いです。


畳職人が教えるメンテナンスのプロ技

お手入れの基本に加えて、プロならではの裏技もあります。たとえば、畳にほんの少し酢を混ぜた水で拭き掃除をすると、カビの発生を抑えられます。酢には殺菌作用があるため、畳を清潔に保つのに役立つんです。

また、日光消毒もおすすめです。畳を窓際に移動させて日光に当てるだけで、湿気を飛ばしつつ殺菌効果を得られます。これは特に畳の裏返しをするタイミングで行うと効果的です。

畳のお手入れは、少しの工夫で驚くほど簡単になります。日常的な掃除や湿気対策をしっかり行い、時々プロのメンテナンスを取り入れることで、畳を長持ちさせることができます。これからも畳のある暮らしを楽しむために、ぜひ試してみてください!

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■畳の導入で得られる付加価値/家族みんなが嬉しい暮らしの変化

畳を部屋に取り入れることで、見た目だけでなく暮らしそのものが変わることがあります。特に、家族の快適さや安心感がぐっとアップするのが畳の魅力です。この章では、畳を敷くことで得られる付加価値や、家族みんなが感じる暮らしの変化について深掘りしていきます。


子育て家庭が畳の導入で実感したポジティブな変化

畳は、子育て中の家庭にとって心強い味方です。特に小さな子どもがいる場合、畳のクッション性がその良さを最大限に発揮します。フローリングだと転倒時の衝撃が大きく、ケガの心配がありますが、畳なら安心。畳の弾力が衝撃を吸収してくれるため、子どもが元気いっぱいに遊べる環境を作ることができます。

例えば、私が対応したある家庭では、リビングの一角に畳スペースを設けました。お客様は「子どもがそこで遊んだりお昼寝したりして、自然と安心感が生まれた」とおっしゃっていました。特に赤ちゃんがいる場合は、畳が冷たすぎず、適度な温かさを保ってくれるため、床に寝かせても心配が少ないというメリットもあります。

また、畳は掃除がしやすい点でも好評です。食べこぼしや飲み物をこぼしても、フローリングと同じように拭き取れるうえ、い草の抗菌作用があるので清潔に保ちやすいんです。「子どもがこぼしても焦らず対応できる」との声もいただきました。

さらに、畳の香りが子どものリラックス効果にも一役買います。い草の香りには心を落ち着ける作用があり、子どもが静かに絵本を読んだり、寝つきが良くなったりする効果も期待できます。実際に「畳の部屋にすると子どもがすぐに眠ってくれるようになった」と喜ばれたケースもありました。

畳の導入は、子育て中の家庭に安心感と快適さをもたらす素晴らしい選択肢です。子どもが健やかに成長できる環境を作るために、畳のある暮らしをぜひ検討してみてください。

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ペットとの暮らしにもおすすめ/畳の耐久性と汚れに強い種類

畳はペットと暮らす家庭にも適した選択肢です。特に最近では、耐久性や汚れに強い畳が増えており、ペットと快適に過ごせる環境を作りやすくなっています。フローリングだと滑りやすく、ペットの足腰に負担がかかりやすいですが、畳は滑りにくい表面を持つため、ペットにも優しい素材です。

例えば、撥水加工が施された畳や和紙製の畳は、汚れに強く掃除も簡単です。ペットの毛が付きにくく、水分をこぼしてもサッと拭き取れるので、「ペットが粗相してもすぐに対処できる」と好評です。あるお客様は犬を飼っていて、和紙畳に替えたところ「爪痕が目立たなくなったし、掃除が楽になった!」と喜ばれていました。

また、畳はペットの足腰に優しい素材です。フローリングのように硬すぎず滑らないため、高齢の犬や猫にも安心して歩き回れる環境を提供します。実際に、猫を飼っているお客様から「フローリングでは転びやすかったけど、畳にしてから猫が滑らなくなり、快適そうに見える」との感想をいただいたことがあります。

耐久性に優れた畳を選べば、長く快適に使える点も魅力です。特に化学繊維や和紙でできた畳は、天然のい草畳に比べて傷がつきにくいので、ペットが爪で引っ掻いてもきれいな状態を保てます。また、汚れや傷が目立つ部分だけを取り替えられる「部分張り替え」も可能なので、コストを抑えながら長持ちさせることができます。

畳はペットとの暮らしにもフィットする素材で、耐久性・汚れに強い種類を選べばさらに快適な環境を作れます。ペットと人が安心して過ごせる空間を実現するために、ぜひ畳を取り入れてみてください!

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畳が家族の集まる場所を作る理由

畳には、不思議と家族が集まりたくなる魅力があります。その理由は、畳が持つ「くつろぎ感」と「親しみやすさ」にあります。フローリングやカーペットとは違い、畳の柔らかい感触や自然素材の温かみが、家族の心と体をほっとさせてくれるのです。

リビングに畳スペースを設けるだけで、家族が自然と集まる場が生まれます。私が手掛けたお客様の事例では、ソファの横に4畳ほどの畳を敷いたところ、「子どもがそこで宿題をするようになり、その様子を見て夫婦でお茶を飲みながら話す時間が増えた」と喜ばれました。畳の上でのんびり過ごせる空間があると、家族が一緒にいる時間が自然に長くなります。

さらに、畳は寝転んだり座ったりと、さまざまな姿勢で使えるのが魅力です。例えば、家族でテレビを見ながらゴロゴロしたり、子どもが遊んでいる隣で親が本を読んだりと、畳の上でそれぞれの時間を共有できます。このように、畳は家族が「心地よい距離感」でつながれる場所を提供してくれるのです。

畳の香りも、家族が集まりたくなる理由のひとつです。い草の自然な香りが空間全体に広がり、リラックスした雰囲気を作り出します。その香りにはストレスを和らげる効果があると言われており、忙しい日々の中で「家に帰ると安心する」という感覚を生むのです。

また、畳を部屋の一部に取り入れると、インテリアとしてもアクセントになり、部屋全体の雰囲気が和やかになります。特に、リビングの中心に畳スペースを設けると、その場所が自然と家族の「拠り所」になります。「あそこでくつろごう」という気持ちが生まれるのは、畳が持つ特別な魅力といえるでしょう。

畳は、ただの床材ではなく、家族のコミュニケーションを深める大切な役割を果たします。その存在だけで、「集まりたくなる」「一緒に過ごしたくなる」空間を作り出す。それが畳のもつ力なのです。ぜひ家族が集まりたくなる畳スペースを取り入れて、心地よい時間を共有してみてください。

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■畳のある生活を最大化する最適なレイアウトとデザインのまとめ

畳はただ敷くだけでなく、工夫次第でその魅力を最大限に引き出すことができます。この章では、畳を効果的に配置し、おしゃれで快適な空間を作るためのレイアウトやデザインのポイントを総まとめします。


畳を最大化するための基本ルール

畳のある生活を最大化するには、配置の工夫が重要です。まず考えたいのは「どこに畳を敷くか」。たとえば、リビング全体を畳にするのも素敵ですが、あえて一角に畳スペースを設けるだけでも部屋の印象はガラッと変わります。部分的に畳を使うことで、フローリングのスタイリッシュさと畳の温かみを両立させることができます。

また、畳のサイズや形状にも注目しましょう。最近人気の「縁なし畳」は、フラットでモダンな見た目が特徴です。畳同士をピッタリと並べることで、シンプルで洗練されたデザインが生まれます。一方、伝統的なヘリ付きの畳は、和室らしい落ち着きを感じさせる空間を作るのに適しています。


快適でおしゃれな畳の部屋を作るためのデザインポイント

畳の色や素材を選ぶ際には、部屋全体のインテリアとの調和を意識しましょう。たとえば、ナチュラルな雰囲気の部屋には淡いグリーンやベージュの畳がぴったり。一方、モダンなインテリアにはグレーやブラウンの畳がよく合います。

また、畳の配置にも工夫を加えると、デザイン性がさらに高まります。たとえば、格子状や市松模様に敷くと、視覚的なアクセントになります。これにより、ただの和風空間ではなく、スタイリッシュで現代的な雰囲気を演出することができます。

私が担当したある事例では、リビングの一角に畳を敷き、その周囲を木材のフレームで囲みました。この「囲みデザイン」により、畳のエリアが際立ち、自然と家族が集まる場所になったのです。シンプルな工夫で、部屋全体の魅力がぐっと引き立つのでおすすめです。

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畳職人が語る/畳のある生活の魅力と実現するためのヒント

畳のある生活は、単なる和の風情を楽しむだけではありません。調湿効果で空気を快適に保ち、柔らかい感触が家族の健康や安心感を支えます。そして何より、畳が作り出すくつろぎの空間は、家族や友人が集まる場としての力を発揮します。

畳を最大限に活用するためには、まず自分たちの生活スタイルを考えることが大切です。「家族がどんな場所でくつろぎたいか」「どんな雰囲気の部屋を作りたいか」をイメージすると、畳の配置やデザインが自然と決まってきます。また、プロのアドバイスを活用するのも良い方法です。畳職人は、それぞれの家庭に合った最適な提案ができます。

畳を取り入れることで、暮らしが豊かになると同時に、家全体の雰囲気が和らぎます。ぜひ、あなたのお部屋にも畳の魅力を取り入れてみてください。そして、自分らしい畳のある生活を実現しましょう!



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