見出し画像

プラスチック障子のデメリットとは? 室内環境を快適に保ち結露を防ごう!

プラスチック障子紙を使ったことがありますか?その便利さに魅力を感じる一方で、「プラスチック障子紙が剥がれる原因は何?」「結露が発生するのはなぜ?」「プラスチック障子紙を使うデメリットとは?」などの疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

また、「プラスチック障子紙を使って室内環境を快適に保つ方法は?」「DIYで結露やカビが発生した場合の対処法は?」といった具体的な対策について知りたい方もいるかもしれません。

この記事では、これらの疑問にお答えし、プラスチック障子紙のデメリットと結露の原因を詳しく解説します。そして、室内環境を快適に保つための実践的な方法もご紹介します。

最後まで読めば、プラスチック障子紙に関するあらゆる疑問や不安が解決し、より快適な生活を送るための知識が得られるでしょう。それでは、さっそく見ていきましょう。
※最終更新日 2025年1月



▼盛岡市近郊で襖や障子の張替えのご用命は前田畳店まで!


★プラスチック障子のデメリットと結露の原因/室内環境を快適に保つ方法

プラスチック障子紙は便利ですが、デメリットもあります。その一つが結露です。プラスチック障子紙は通気性が悪く、室内の湿度が高くなりやすいです。その結果、結露が発生しやすくなります。また、結露が続くとカビも発生することがあります。

ただし最近では、すべてのプラスチック障子紙が通気性が悪いとは言えなくなってきており、紙繊維が多少織り込まれている良い商品もあるので材質などを確認して自分にあった商品を買う事が重要です。


▼Amazonのアソシエイトとしてブログ管理者は適格販売により収入を得ています。


・ズバリ!プラスチック障子のデメリットとは?

プラスチック障子には、便利さと耐久性を兼ね備えたメリットがある一方で、いくつかのデメリットも見逃せません。

まず第一に挙げられるのが、通気性の低さです。紙製の障子とは異なり、プラスチックは空気を通しにくいため、室内の湿気がこもりやすくなります。この影響で、室内の湿度が高まりやすく、特に冬場や湿気が多い季節には結露が発生しやすくなります。

結露が頻繁に発生すると、以下のような問題が生じる可能性があります。

  1. カビの発生
    結露によって障子表面やその周囲が湿り、カビが繁殖しやすい環境が整います。特にプラスチック製品は水を弾く性質があるため、表面に水分が留まりやすく、これがカビの発生を促進する要因となります。カビは健康に悪影響を及ぼすだけでなく、見た目も不快で、清掃が難しいこともあります。

  2. 障子紙の劣化や剥がれ
    湿気が多くなることで、プラスチック障子紙を固定する接着剤や両面テープが劣化し、剥がれやすくなります。特に温度や湿度の変動が大きい環境では、接着力が低下しやすく、定期的な補修が必要になることがあります。これにより、張り替えや修理の頻度が増し、メンテナンスコストが上がることも考えられます。

  3. 和室の美観への影響
    プラスチック障子紙は耐久性に優れ、汚れや破れに強い一方で、紙の自然な質感や風合いが失われるため、和室特有の柔らかい雰囲気が損なわれることがあります。伝統的な和の空間を大切にしたい方にとっては、プラスチックの人工的な見た目や質感がインテリアの美観にマイナスの影響を与えることがあります。

このように、プラスチック障子は使いやすさや耐久性の面では優れていますが、湿気や結露に対する対策が不十分だと、結果的にトラブルが発生しやすくなります。使用する際には、こまめな湿度管理や結露防止対策が不可欠です。


・プラスチック障子紙の剥がれる原因と対策

プラスチック障子紙を使用する際に、結露やカビの発生を防ぐための湿度管理が非常に重要です。特に冬場は室内と外の温度差が大きくなるため、結露が発生しやすくなります。湿度が高くなると、カビの発生リスクも増加するので、施工上の注意点と以下のポイントに注意しましょう。

  1. 接着剤や両面テープの劣化:時間が経つと接着剤や両面テープが劣化して、障子紙が剥がれやすくなります。

  2. 室内の湿度や温度変化:湿度や温度が大きく変化すると、接着剤が弱くなり、障子紙が剥がれることがあります。定期的に窓を開けて空気を入れ替え、室内の湿度を調整します。特に朝晩の時間帯に換気を行うことで、湿気のこもりを防ぐことができます。

  3. 不適切な取り扱い:もちろん取り扱いが悪いと、障子紙が破れたり剥がれたりします。雑に扱ったり、派手でぶつかったりしないで、優しく接する事が重要です。

これらの問題を避けるためには、適切な接着剤や両面テープを使い、定期的に点検することが重要です。例えば、アサヒペンの強力な両面テープを使うと、障子紙がしっかりと接着されます。ここでは、強力な両面テープを効果的に使う方法を詳しく説明します。

・強力な両面テープを使って障子の剥がれを防ぐ

まず、古い障子紙をきれいに剥がすことから始めます。障子の枠に残った糊や汚れは、ぬるま湯と中性洗剤を使って丁寧に洗い流し、その後しっかりと乾燥させます。枠が湿ったままだと、両面テープがしっかりと接着できないため、この乾燥プロセスは非常に重要です。

次に、強力な両面テープを障子の枠に合わせて適切な長さにカットします。あらかじめテープを必要なサイズに切り分けておくと、作業がスムーズに進みます。テープの長さが正確でないと、しっかりと接着されず、後々剥がれやすくなってしまいます。

テープを枠に貼り付ける際は、枠の内側に沿ってまっすぐ貼るように注意します。テープが曲がったり、シワが寄ったりしないように、慎重に作業を進めましょう。テープを貼り付けた後は、手でしっかりと押さえて、テープを枠に密着させます。特に角の部分は、テープが浮きやすいので、念入りに押さえます。

次に、テープの保護シートを剥がします。保護シートは一度にすべて剥がさずに、少しずつ剥がしながら作業を進めると、より正確に障子紙を貼り付けることができます。保護シートを剥がす際には、テープが枠から剥がれないように慎重に行いましょう。

最後に、新しい障子紙を慎重に貼り付けます。障子紙を貼る際には、シワや気泡が入らないように注意しながら、端からゆっくりと貼っていきます。手で軽く押さえながら進めると、きれいに仕上がります。貼り終えたら、障子紙の表面をもう一度しっかりと押さえて、全体が均一に接着されていることを確認します。

以上の手順を守ることで、強力な両面テープを使ってプラスチック障子紙をしっかりと接着することができます。定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、障子紙が剥がれるのを防ぎ、長期間きれいな状態を保つことができます。

▼Amazonの商品リンクアフィリエイト


・結露を防ぐための対策

障子紙全般に言える事ですが、プラスチック障子紙もしかり。お部屋の結露を防ぐためには、以下の対策が有効ですので試してみましょう。

  1. 室内の換気を十分に行う:定期的に窓を開けて、室内の空気を入れ替えることが重要です。換気を行うことで、湿度をコントロールできます。

  2. 湿度をコントロールするための除湿器や乾燥機を使用する:除湿器を使うとで室内の湿度を適切に保つことができます。室内の湿度が高い場合、除湿器を使って適切な湿度に保つことが効果的です。湿度は40〜60%が理想的な範囲とされており、この範囲内であれば結露やカビのリスクが低くなります。

  3. プラスチック障子紙の表面に結露防止スプレーを使用する:結露防止スプレーを使うことで、障子紙の表面に水分が付きにくくなります。プラスチック障子紙の表面に結露防止スプレーを使用すると、水分が付きにくくなり、結露の発生を抑えることができます。特に冬場には効果的で、手軽に実践できる対策です。

これらの方法を実践することで、結露の発生を大幅に減らすことができます。また、DIYで結露対策を行うと、プラスチック障子紙の張り替え費用も抑えられます。

結論として、プラスチック障子紙の使用には注意が必要ですが、適切な対策を講じれば、結露やカビの問題を効果的に管理することができます。プラスチック障子紙を選ぶ際には、結露対策をしっかりしたうえで、適切な製品を選ぶというのが大事です。

▼あわせて読みたい


★プラスチック障子の通気性と結露の関係

という訳で、プラスチック障子の大きな特徴の一つは、通気性の低さです。従来の紙障子は繊維の隙間から空気を通すため、室内外の空気が自然に循環し、適度な湿気が排出されやすいという利点があります。

しかし、プラスチック障子紙はその構造上、空気を通さないため、室内に湿気がこもりやすくなります。

この通気性の悪さが結露の大きな原因となります。冬場や雨の多い季節では、室内の暖かい空気と外の冷たい空気の温度差が大きくなるため、窓際や障子表面に水分が凝結しやすくなります。

この結露は、湿気が外に逃げないためにさらに増大し、カビの発生や障子紙の劣化を引き起こす可能性があります。

そのため、プラスチック障子を使用する際には、室内の湿度管理換気の徹底が非常に重要です。

私の意見では、プラスチック障子紙を使用する際には、特に湿度の管理が重要だと思います。湿度が高いと、結露だけでなく、カビの発生も招きやすくなります。以下に、湿度管理の具体的な方法を詳しく説明します。

まず、除湿器の使用が効果的です。除湿器は室内の湿度を下げるための家電で、特に梅雨時や冬場の結露が発生しやすい季節に役立ちます。

除湿器を使うことで、室内の湿度を一定に保ち、結露の発生を防ぐことができます。適切な湿度は40%〜60%程度が理想的です。この範囲を保つことで、結露やカビの発生を抑えることができます。

次に、結露防止スプレーの使用もおすすめです。プラスチック障子紙の表面に結露防止スプレーを使用すると、表面に水分が付着しにくくなります。結露防止スプレーはホームセンターやオンラインで簡単に手に入るので、プラスチック障子紙に吹きかけて使用しましょう。

これにより、結露が発生しても障子紙が湿らないため、カビの発生も防ぐことができますが過度な期待は禁物です、定期的なお部屋の換気が一番の対策という事を忘れないでください。

そういう訳で、室内の換気を十分に行うことが重要です。特に、湿度が高くなる朝と夜に窓を開けて空気を入れ替えると効果的です。新鮮な空気を取り入れ、室内の湿気を外に逃がすことで、湿度を適切にコントロールできます。

また、換気扇を活用することも有効です。キッチンやバスルームの換気扇を回して、湿気を効率的に排出しましょう。

さらに、湿度計を使って常に室内の湿度をモニタリングすることもおすすめです。湿度計は手軽に購入でき、室内の湿度がどの程度かを把握するのに役立ちます。湿度が高すぎる場合は除湿器を使い、低すぎる場合は加湿器を使うなど、適切な対策をとることができます。

最後に、プラスチック障子紙の定期的なメンテナンスも欠かせません。障子紙に結露やカビが発生した場合は、早めに対処することが大切です。

カビが発生した部分は家庭用の洗剤でしっかりと洗い流し、カビ防止スプレーを使って再発を防ぎましょう。また、障子紙が傷んできた場合は、定期的に張り替えることで、清潔な状態を保つことができます。

これらの対策を組み合わせることで、プラスチック障子紙を使用しても快適な室内環境を維持することが可能です。湿度管理をしっかり行い、結露やカビの問題を防ぐことで、プラスチック障子紙のメリットを最大限に活用しましょう。

・DIYでプラスチック障子に結露やカビが発生した場合の対処法

DIYでプラスチック障子を使っていると、結露やカビが発生することがあります。そんな時の対処法を紹介します。繰り返しになっているところもありますが、おさらいしてみましょう。

DIYでプラスチック障子に結露やカビが発生した場合、まず結露の原因を考えることが重要です。プラスチック障子は、特に寒い時期に結露しやすく、その結露がカビの発生を引き起こします。

この結露は、屋内と屋外の温度差によって生じるもので、障子や窓の表面に水滴がつくことが主な原因です。結露を防ぐためには、部屋の湿度を適切に管理することがポイントとなります。

対策としては、部屋の湿度を低く保つために除湿機を活用する方法が効果的です。これにより湿度をコントロールし、結露を最小限に抑えることができます。

また、こまめに換気を行うことも、湿気を外に逃がし、結露を防ぐための有効な手段です。冬場は暖房を使うことで部屋が乾燥しますが、室内にこもった湿気が窓や障子に結露をもたらすこともあるため、時折窓を開けて空気を入れ替えることが大切です。

カビがすでに発生している場合は、まず発生箇所をきれいに洗浄する必要があります。家庭用洗剤を使ってカビを丁寧に取り除き、その後にカビ防止スプレーを使用することで、カビの再発を防ぐことができます。これにより、一度掃除を行った箇所が再びカビに侵されるリスクを減らすことができるでしょう。

さらに、もしカビがひどい場合は、障子紙自体を交換することが最善の解決策です。プラスチック障子の障子紙はホームセンターで手軽に手に入るため、定期的に新しいものに取り替えることで、長く清潔に使用することが可能です。

これらの方法を実践することで、結露やカビの発生を防ぎ、清潔な室内環境を保つことができます。DIYで自分で対処できるので、コストも抑えられます。


・プラスチック障子紙をお探しの方に!

▼Amazonの商品リンクアフィリエイト

プラスチック障子紙をお探しの方にぴったりの商品をご紹介します。【セット買い】アサヒペン 超強プラスチック障子紙は、その名の通り、強力で耐久性のある障子紙です。

この商品は、幅94CM×長さ1.8Mの大きさで、日本製の高品質な材料を使用しています。特に注目すべきは、両面にプラスチックが貼り合わせてあり、破れにくく、ペットの引っかき傷にも強いという点です。さらに、汚れても水拭きで簡単にお手入れができるため、手間がかかりません。

このセットには、障子紙をまっすぐきれいにカットできる定規とカッターも含まれており、DIY初心者でも簡単に扱えるようになっています。

障子紙用カット定規(200mm)と丸刃カッターがセットになっているため、障子紙の不要部分を正確にカットすることができ、仕上がりも美しくなります。

さらに、この障子紙は冷暖房効果をアップさせる効果もあります。通気性のある従来の障子紙と比べて、室内の温度を快適に保ちやすく、UVカット効果も95%カットという優れものです。色あせや変色を防止するので、長期間美しい状態を保つことができます。

しかし、プラスチック障子紙にはデメリットもあります。通気性が低いため、湿度が高くなりがちで結露が発生しやすい点です。

また、プラスチック素材のため、従来の紙の障子紙と比べて風合いが異なり、和室の雰囲気を重視する方には好まれないかもしれません。

この商品は、特にペットを飼っている家庭や、障子紙の汚れや破れが気になる方におすすめです。また、冷暖房効果を高めたい方や、UVカット効果を求める方にも最適です。

DIY初心者でも簡単に使えるセット内容なので、自分で障子紙の張替えを行いたい方にもぴったりです。

【セット買い】アサヒペン 超強プラスチック障子紙は、丈夫で破れにくいだけでなく、使いやすさと機能性を兼ね備えた一品です。この機会にぜひお試しください。

★プラスチック障子のデメリットと結露の原因/室内環境を快適に保つ方法の総括

この記事では、プラスチック障子紙のデメリットと結露の原因について詳しく解説しました。また、結露を防ぐための対策や、DIYで結露やカビが発生した場合の対処法についても紹介しました。これらを理解し、実践することで、プラスチック障子紙を効果的に使いこなし、快適な室内環境を保つことができます。

☑ プラスチック障子紙は通気性が低く、結露が発生しやすい。
☑ 結露が続くとカビが発生しやすくなる。
☑ 室内の換気や除湿器の使用が結露防止に効果的。
☑ 冬場は室内外の温度差で結露が発生しやすい。
☑ 接着剤や両面テープが湿気で劣化しやすい。
☑ 接着剤の劣化により障子紙が剥がれやすくなる。
☑ プラスチック障子紙は紙製の障子紙に比べて自然な質感がない。
☑ 和室の雰囲気を損なう可能性がある。
☑ 結露防止スプレーを使用することで、水分が付きにくくなる。
☑ 湿度計を使って室内の湿度を常にチェックすることが重要。
☑ 結露が発生した場合、速やかにカビ取りや掃除を行う必要がある。
☑ DIYで結露やカビが発生した場合は早めの対処が推奨される。
☑ 定期的に換気を行い、湿度をコントロールすることが大切。
☑ 丈夫で破れにくいプラスチック障子紙はメンテナンスが簡単。
☑ 適切な湿度管理でプラスチック障子紙のデメリットをカバーできる。

▼Amazonの商品リンクアフィリエイト


【執筆者】前田畳店 代表 前田昌俊 ・岩手県盛岡市で60年以上続き地元の皆様に愛され続けている 前田畳店の二代目店主 ・畳、襖、障子、壁紙、網戸の張り替えと襖紙販売店『和紙屋』代表 ・現在登録者7000人の襖系Youtuber   ・畳技能士資格、畳職人指導員資格と壁装技能資格を保有 ・『お客様への真心』が仕事の原点。これからもその信念を大切に貫く51歳

▼あわせて読みたい当店のブログ記事

▼あわせて読みたい当店のライブドアブログ


【前田畳店の紹介】
盛岡で創業60年の信頼と実績!
たたみ、ふすま、しょうじ、カベ紙、アミ戸の張替えリフォームは
畳製作技能士一級・畳訓練指導員、壁装技能士1級、2級在籍の

前田畳店・インテリアマエダ

▼盛岡市近郊で襖・障子の張り替えご検討中の方はこちら

【お問い合わせ】
岩手県盛岡市天昌寺町9-16
019-647-3555

営業時間:9時~17時
(土曜日は15時頃まで)
定休日:日曜日

m.masa.tatami@gmail.com
お急ぎの方はメールかLINEでどうぞ
★お仕事のご相談ご依頼はLINEお友達登録からがお得で便利!
初回5%OFF↓↓ 前田畳店公式LINE
https://lin.ee/iZMItdH
スマホから「アプリで開く」を押してください。

ホームページ http://www.eins.rnac.ne.jp/~maeda-t

リフォーム価格表はこちら

・ライブドアブログ
https://www.tota100.com

・noteブログ
https://note.com/tota100

・ブロガーブログ
https://tatami777.blogspot.com/

・インスタグラム 
https://www.instagram.com/totalinterior_m/

・ほぼ毎日更新 スタンドエフエム
https://stand.fm/channels/5ff42a521f63b1cf68803d8e

★壁紙の張り替えご検討中の方はこちら
https://o6b1m.hp.peraichi.com

★畳替えをご検討中の方はこちら


いいなと思ったら応援しよう!