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知っておきたい!壁紙の上から貼る壁紙のメリットとデメリット

「部屋の雰囲気を手軽に変えたいけど、壁紙の上から新しい壁紙を貼るのってどうなの?」と疑問に思ったことはありませんか?また、「賃貸住宅で壁を傷つけずに模様替えができる方法が知りたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
※最終更新日 2024年12月

本記事では、そんな皆さんの疑問や質問にお答えします。壁紙の上から貼る壁紙のメリットとデメリットについて詳しく解説し、最適な壁紙の選び方や施工のポイントについても触れます。

この記事を最後まで読めば、壁紙の上から貼る壁紙についての疑問が解決し、自分にぴったりの壁紙を見つけることができるでしょう。さあ、一緒に新しいインテリアの世界に踏み出してみましょう!


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★ 結論!知っておきたい/壁紙の上から貼る壁紙のメリットとデメリット

壁紙の上から新しい壁紙を貼るのは、簡単で便利な方法です。しかし、メリットとデメリットを知っておくことが重要です。これを理解すれば、効果的に部屋の模様替えができます。

・手軽に模様替えできるメリット

壁紙の上から新しい壁紙を貼ることの最大のメリットは、何といっても「手軽さ」にあります。

通常、壁紙を張り替える作業には、古い壁紙を剥がす工程が必要です。古い壁紙を剥がす作業は非常に労力がかかり、壁にダメージを与えることもあります。

また、下地が傷んでいたり、汚れや剥がれがある場合は、それを修復する手間も発生します。

しかし、壁紙の上から新しい壁紙を貼る方法では、この古い壁紙を剥がす作業をスキップできるため、全体の作業時間とコストを大幅に削減できます。時間や労力を節約できるという点で、特に多忙な人にとって非常に有効です。

また、壁紙自体も最近では「シールタイプ」や「フリース素材」など、簡単に貼って剥がせるものが多く登場しています。

これらの製品は、粘着剤が最初から付いているため、特別な道具や技術を必要としません。

DIY初心者でも気軽に使え、少しの練習で綺麗に貼ることができるため、模様替えに対するハードルが非常に低くなっています。

特にシールタイプの壁紙は、裏面が方眼線になっているものも多く、壁紙を簡単に正確にカットすることができるため、自由にサイズを調整できます。

さらに、現代の壁紙市場には多種多様なデザインやカラーの壁紙が揃っており、自分の好みやインテリアのスタイルに合わせて選ぶことが可能です。

例えば、シンプルで落ち着いた色合いのものから、ポップな柄やテクスチャーのあるデザインまで、部屋の雰囲気を一変させることができます。

壁紙を変えることで、部屋全体の印象を大きく変えることができるため、手軽に模様替えを楽しむことができます。

この方法は、特に賃貸住宅に住んでいる方にとって大きなメリットです。賃貸物件では、退去時に壁を元通りに戻すことが求められますが、剥がせるタイプの壁紙を使用すれば、原状回復が容易です。

壁を傷つける心配もなく、賃貸でもインテリアを自由に楽しめる点は非常に魅力的です。通常の壁紙の張り替えに比べ、壁を傷めないため、壁のメンテナンス費用を抑えながら、部屋のデザインを自分好みに変えられます。

さらに、コスト面でもメリットがあります。通常の壁紙を剥がしてから張り替える場合、古い壁紙を剥がすための道具や下地処理の材料が必要になりますが、壁紙の上から貼る方法ではこれらの追加コストがかかりません。

また、施工業者を頼まずに自分で行うことで、さらに費用を抑えられます。壁紙自体も、手頃な価格で購入できる種類が増えており、インテリアに合わせたデザインを選びつつ、コストパフォーマンスの高い模様替えが可能です。

このように、壁紙の上から新しい壁紙を貼る方法は、時間と労力の節約、豊富なデザイン選択肢、賃貸住宅における原状回復の簡便さ、そしてコストの抑制という多くのメリットを提供します。

部屋の雰囲気を大きく変えたいけれど、従来の壁紙張り替え作業が面倒に感じる方には、この方法が最適なソリューションです。

・下地の状態が重要となるデメリット

壁紙の上から新しい壁紙を貼る場合、最大のデメリットの一つは、下地の状態が仕上がりに大きく影響する点です。

既存の壁紙の状態が不十分だと、新しい壁紙がうまく貼れなかったり、仕上がりが悪くなることがあります。

特に、凸凹があったり、汚れが付着している壁紙の上に新しい壁紙を貼ると、その不具合がそのまま新しい壁紙に現れてしまい、仕上がりが不均一になったり、見た目が汚くなる恐れがあります。

まず、凸凹のある下地に壁紙を貼る場合、その表面の不均一さが目立ちやすいです。特に、シールタイプの壁紙は下地の状態を強く反映し、貼った後に表面が波打ったり、細かな凸凹が浮き出てしまうことがあります。

このような状況では、きれいに仕上げるために下地を平滑にする作業が必須となります。凹凸がある場合はパテを使って補修するなど、下地処理がしっかり行われていないと、結果として新しい壁紙の見た目が悪くなります。

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また、既存の壁紙が汚れている場合、その汚れが新しい壁紙の粘着力に影響を与え、しっかりと貼り付かないことがあります。

特に、油汚れやタバコのヤニなどは壁紙の粘着性を弱め、時間が経つと新しい壁紙が剥がれてしまう原因になります。施工前にしっかりと汚れを拭き取る、または専用の洗浄剤を使ってクリーニングを行うことが必要です。

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この準備が不十分だと、貼った直後は問題がなくても、時間が経つにつれて剥がれやすくなるというトラブルが起こる可能性があります。

さらに、湿気や温度の影響も大きなデメリットです。特に湿度が高い場所や、季節の温度変化が激しい場所では、新しい壁紙がしっかりと定着しないことがあります。

湿気が壁紙に侵入すると、粘着力が弱まり、壁紙が剥がれてくることがあります。特に、バスルームやキッチンなどの湿度が高い部屋に使用する場合、湿気に強い素材の壁紙を選ぶ必要がありますが、それでも長期間使用すると経年劣化が進み、壁紙が剥がれてしまうリスクがあります。

このような環境では、特にシールタイプの壁紙は耐久性に欠けることがあるため、頻繁にメンテナンスが必要になる場合があります。

また、施工の難易度もデメリットの一つです。簡単に貼り直しができるタイプの壁紙であっても、貼る際に空気が入ったり、シワができたりすることがあります。

これを防ぐためには、壁紙を慎重に貼る技術が必要です。特に、広い範囲にわたって壁紙を貼る場合、一人で作業するのは難しく、複数人での協力が必要なこともあります。

壁紙が途中でずれてしまうと、見た目に大きな影響が出てしまい、再度やり直さなければならないこともあります。

さらに、新しい壁紙を貼ってから時間が経過すると、下地の影響によって壁紙が浮き上がったり剥がれてきたりすることがあります。これは特に湿度の高い環境や温度変化の激しい部屋で顕著に現れます。

こうした問題を避けるためには、壁紙の選び方と施工前の下地処理が非常に重要です。下地がしっかりと整っていないと、壁紙の寿命が短くなり、頻繁に修理や張り替えが必要になる可能性があります。

このように、壁紙の上から新しい壁紙を貼る場合は、下地の状態が仕上がりに直接影響するため、事前の準備と注意が必要です。

特に、古い壁紙を剥がす作業を省略する場合でも、下地処理をしっかり行わなければ、新しい壁紙の耐久性や見た目に悪影響が出る可能性があることを理解しておくことが重要です。

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私も過去に「壁紙の上から新しい壁紙を貼る」作業で失敗したことがあります。

ある賃貸物件で、クライアントから「時間をかけずに部屋の雰囲気を変えたい」とのご要望を受け、古い壁紙を剥がさずにその上から新しい壁紙を貼る方法を選びました。

表面上、既存の壁紙は比較的平らで問題ないように見えたので、下地処理をせずに作業を進めました。

施工直後は見た目もきれいで、お客様も満足していただけたのですが、1週間ほど経った頃、クライアントから「壁紙が浮いてきている」との連絡を受けました。

慌てて現場に戻ってみると、角の部分や接着面が浮き上がっている箇所がいくつもありました。特に凸凹があった部分では、それがはっきりと見えてしまっていました。

原因を探ってみると、実は壁紙の下の壁が湿気を含んでいたことが分かりました。特にその部屋はキッチンに近かったため、湿度が高く、粘着力が弱まっていたんです。

また、下地に汚れや細かな凹凸があったのですが、時間の都合もあってそれを見落としてしまい、それが影響して仕上がりが悪くなってしまったのです。

この時、「下地の状態を軽視してはいけない」と強く実感しました。壁紙を貼る前の準備がいかに大事か、たとえ表面上はきれいに見えても、下地の確認や修正を怠ると、後々トラブルになりかねません。

この経験から、私は時間に追われていても必ず下地をチェックし、必要ならば補修作業を行うようにしています。

▼動画/【すぐに出来る】戸襖に壁紙を貼る時10倍キレイに仕上げる方法を世界一分かりやすく解説


また、湿気の多い場所には、必ず湿気に強い素材の壁紙を使うようにしています。キッチンでは、特に耐水性のある壁紙を選ぶことが重要だと学びました。

この失敗を通して、作業の手軽さに頼りすぎず、基本をしっかり押さえて施工することの大切さを痛感しました。今では、クライアントにも下地の状態や壁紙選びの大切さをしっかり説明し、最適な方法で施工するよう心がけています。

次に、具体的な壁紙の種類や選び方について詳しく見ていきましょう。

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★壁紙の上から貼る壁紙の種類とそのメリット・デメリットを知って選ぶコツ

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・素材ごとの特徴と用途

壁紙にはさまざまな素材があり、それぞれに異なる特徴と用途があります。素材ごとの特性を理解することで、部屋の環境や目的に合わせて最適な壁紙を選ぶことができます。以下に代表的な壁紙の素材と、それぞれの用途について詳しく解説します。

1. フリース素材の壁紙
フリース素材は、壁紙の中でも非常に扱いやすく、DIY初心者に特に人気のある素材です。この素材は厚みがあり、壁の凹凸をある程度カバーできるため、下地の状態が多少悪くてもきれいに仕上げることができます。

さらに、フリース素材は耐久性に優れており、湿気や温度変化にも強いのが特徴です。バスルームやキッチンといった湿度が高い場所でも使用でき、長期間使用しても剥がれにくい点が大きなメリットです。

また、フリース素材の壁紙は水拭きができるため、汚れがついても簡単に掃除ができ、手入れがしやすいです。

用途: 湿度の高いバスルームやキッチン、頻繁に汚れやすい子ども部屋やリビングなど、耐久性が求められる場所に適しています。また、初心者でも扱いやすいので、DIYで初めて壁紙を貼る方にもおすすめです。

2. シールタイプの壁紙
シールタイプの壁紙は、裏面にあらかじめ粘着剤が付いているため、のりを使う必要がなく、簡単に貼ることができます。手軽に模様替えができるのが大きな特徴で、DIY初心者や賃貸物件に住んでいる方に人気があります。

貼り直しができるタイプもあり、失敗しても簡単に修正できるため、作業のストレスが少ないです。さらに、カットしやすい製品も多く、必要なサイズに合わせて調整が可能です。

シールタイプの壁紙にはデザインも豊富で、木目調やレンガ風、単色などさまざまなスタイルが揃っています。

ただし、シールタイプの壁紙は下地の状態がそのまま仕上がりに反映されやすいため、壁に凹凸や汚れがある場合は、それが浮き出てしまうことがあります。

さらに、湿度や温度変化の激しい場所では粘着力が弱まることもあるため、使用する場所に注意が必要です。

用途: 賃貸住宅や短期間で気軽に模様替えを楽しみたい場所に最適です。例えば、寝室やリビングなど、比較的環境が安定している部屋での使用が向いています。家具のリメイクや小物の装飾にも使えるため、さまざまなDIYプロジェクトに応用できます。

3. 生のり付き壁紙
生のり付きの壁紙は、のりがあらかじめ壁紙に塗られているタイプで、貼る際に別途のりを用意する必要がありません。

のりを均等に塗る手間が省けるため、施工がスムーズに進み、短時間で仕上げることができます。この壁紙は初心者にも扱いやすく、特に広い面積を一気に施工する場合に便利です。のりの乾燥時間も気にせずに作業を進められるため、時間をかけずに仕上げたい方には最適です。

ただし、施工後に乾燥が進むにつれて壁紙が縮むことがあるため、施工中は注意が必要です。また、一度貼ってしまうと位置調整が難しい場合があるので、施工前の準備と慎重な作業が求められます。

用途: 広い壁面の施工や、短時間で壁紙を仕上げたい場所に向いています。例えば、リビングやダイニングのような大きな壁面を装飾する場合や、仕事部屋のようにきれいに仕上げたい場所での使用が推奨されます。

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・部屋の環境に応じた選び方のポイント

壁紙を選ぶ際、部屋の環境は非常に重要な要素です。各部屋は湿度や温度、使用目的に応じて異なる条件を持っているため、それに最適な壁紙を選ぶことで、耐久性や仕上がりの良さが大きく変わります。ここでは、部屋ごとに適した壁紙選びのポイントを紹介します。

1. キッチンやバスルーム(洗面所)など湿度の高い場所
キッチンやバスルームのように、湿度が高く、温度変化も大きい場所では、耐湿性や防水性のある壁紙を選ぶことが重要です。

特にバスルームでは、頻繁に水蒸気が発生し、湿気が壁に浸透しやすい環境です。このような場所では、湿気や水分に強い素材の壁紙を選ぶことで、剥がれやカビの発生を防ぐことができます。

フリース素材の壁紙やビニール製の壁紙は、耐水性があり、湿気に強いため最適です。これらの素材は、水拭きができ、簡単に掃除ができるため、清潔に保つことも容易です。

また、キッチンでは料理中に油や水が飛び散ることが多いため、防水性や汚れに強い壁紙が推奨されます。汚れた部分を簡単に拭き取れる壁紙や、防汚加工が施されたものが便利です。

特に、シールタイプの壁紙は、汚れた時に部分的に貼り替えができるので、リフォームが必要になった際も手軽に対応できます。

ポイント:

  • 耐湿性・防水性が高い壁紙を選ぶ

  • フリース素材やビニール製の壁紙が最適

  • 水拭きや掃除がしやすいものを選ぶ

2. リビングや寝室など温度や湿度が安定した場所
リビングや寝室のような比較的湿度や温度が安定している場所では、デザイン性を重視した壁紙選びがポイントです。

これらの部屋は、家族や来客が過ごす時間が長く、居心地の良さが求められるため、インテリアの一環として壁紙を選びましょう。シンプルな無地のデザインや、部屋の雰囲気に合ったアクセントカラーを選ぶことで、空間に統一感を持たせることができます。

また、リビングや寝室では、リラックスできる空間づくりが大切です。例えば、淡いパステルカラーや自然を感じさせる木目調のデザインは、落ち着いた雰囲気を演出します。

寝室には、柔らかな質感や温かみのあるデザインが向いており、リビングではより大胆なパターンや色を取り入れても素敵です。シールタイプの壁紙は、貼り替えが簡単なため、気分や季節に合わせて模様替えを楽しむことができます。

ポイント:

  • デザイン性と居心地の良さを重視する

  • リラックスできるカラーやパターンを選ぶ

  • 簡単に貼り替えできるシールタイプの壁紙もおすすめ

3. 子ども部屋やペットのいる部屋
子ども部屋やペットを飼っている部屋では、耐久性と汚れに強い壁紙を選ぶことが重要です。子どもは壁に落書きをしたり、汚れをつけたりすることが多いため、簡単に掃除ができる壁紙が適しています。

防汚加工が施されたビニール製の壁紙や、フリース素材の壁紙は、丈夫で長持ちし、汚れが付いてもすぐに拭き取れるので安心です。

また、ペットを飼っている場合は、引っかき傷に強い壁紙を選ぶことがポイントです。

ペットが爪で壁を引っかいても破れにくい素材の壁紙が理想的です。また、臭いが気になる場合は、消臭効果がある壁紙を選ぶと、部屋全体の空気を清潔に保つことができます。

ポイント:

  • 耐久性があり、汚れや傷に強い壁紙を選ぶ

  • 防汚加工や消臭機能のあるものが理想的

  • フリース素材やビニール製が安心

4. オフィスや書斎など機能性を重視する場所
オフィスや書斎は、集中力を高める環境作りが大切です。そのため、落ち着いたトーンのシンプルな壁紙を選ぶのがポイントです。

無地の壁紙や控えめなパターンが、集中力を保ちつつ、快適に過ごせる空間を作ります。また、長時間使用する場所なので、耐久性の高い壁紙を選ぶことで、メンテナンスの手間も減らすことができます。

さらに、オフィスでは壁紙がすぐに汚れることは少ないですが、ペンキの飛び散りやコーヒーのこぼれに対応できる防汚加工が施された壁紙も安心です。

ポイント:

  • シンプルで落ち着いたデザインの壁紙を選ぶ

  • 長時間使用に耐えられる耐久性の高い素材

  • 汚れがついても簡単に掃除できる壁紙が便利

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私自身、仕事以外でフリース素材の壁紙を使った経験がありますが、その扱いやすさと仕上がりの美しさに驚きました。

特に、壁の凹凸があまり目立たないのが大きなメリットです。シールタイプの壁紙も試しましたが、確かに手軽に貼れますが、下地が重要だと感じました。

下地が平らでないと、シール壁紙は仕上がりに影響が出るため、事前の下地処理が必要です。また、生のり付き壁紙は施工がスムーズで、のりの乾燥時間を気にせずに作業が進められるので、初心者にとっては非常に便利です。ただし、やはりベストは、今の古い壁紙を剥がしてから新しい壁紙を貼る一般的な施工方法です。

この方法は仕上がりが綺麗で長持ちします。壁紙の上から貼る方法は、簡易的な方法として忙しい方や手軽に模様替えをしたい方に向いています。次の章では、壁紙の施工方法と注意点について詳しく見ていきましょう。

★ 壁紙の上から貼る壁紙の施工方法と注意点/メリットとデメリットも解説

この章では壁紙の上に新しい壁紙を貼る際の具体的な施工手順と、施工中に気をつけるべきポイントについて説明しています。

下地の準備壁紙のカットや貼り方、そしてのり付けの方法といった工程が含まれ、さらに施工中の温度や湿度、下地の状態を確認する重要性について触れています。繰り返しになるところはありますが、成功するための注意点と失敗を防ぐためのアドバイスです、復習してみましょう。


施工方法:

  1. 下地の準備: まず、既存の壁紙の状態を確認し、汚れや剥がれかけている部分を修正します。表面を綺麗に掃除し、凹凸がある場合はパテで平らにします。下地が整っていないと仕上がりに影響するため、この作業は非常に重要です。

  2. 壁紙のカット: 新しい壁紙を必要なサイズにカットします。シールタイプの壁紙の場合、裏面の方眼線に沿って切ると正確にカットできます。例えば、Isdyの灰色木目シール壁紙は、カットが簡単で、デザインに合わせて自由にサイズを調整できます。簡単に出来るのでここがメリットとなのます。

  3. のり付け: 生のり付き壁紙はあらかじめのりが付いているため、そのまま使用できます。のりが付いていないタイプの壁紙には、自分でのりを均等に塗ります。のりの塗り方が不均一だと、仕上がりにムラが出るので注意しましょう。

  4. 壁紙を貼る: 壁の上部から下へと空気を押し出しながら貼っていきます。シールタイプの壁紙は、位置を調整しながら慎重に貼ります。貼り直しが簡単な素材を選ぶと失敗が少なくなります。

  5. 仕上げ: 余分な部分をカッターで切り取り、継ぎ目をしっかりと押さえます。シールタイプの壁紙は、しっかりと押さえて空気を抜くことで、綺麗な仕上がりになります。

注意点:

  • 温度と湿度: 施工する時期や場所の温度や湿度に注意しましょう。湿度が高いと壁紙が伸縮することがあります。特に梅雨の時期や暖房が効いた室内では注意が必要です。

  • 下地の平滑さ: 下地の状態が仕上がりに大きく影響します。凹凸があるとシールタイプの壁紙は特に目立ってしまうので、事前の下地処理が大切です。ここがデメリットとなります。

  • 施工中の注意: 壁紙を貼るときには手が清潔であることを確認し、丁寧に作業を進めましょう。汚れた手で触ると、壁紙に汚れが付いてしまいます。


最も難しいのは下地の準備かと思います。下地が平らでないと壁紙がうまく貼れず、仕上がりにムラが出ます。また、湿気の多い時期に施工すると、壁紙が伸びたり縮んだりすることがあります。

最終的に、古い壁紙を剥がしてから新しい壁紙を貼る方法が最も綺麗で長持ちします。ただし、手軽に模様替えを楽しみたい方や忙しい方には、壁紙の上から貼る方法も非常に便利です。

★ 知っておきたい!壁紙の上から貼る壁紙のメリットとデメリットの総括


  • ✅ 壁紙の上から貼ることで手軽に模様替えが可能

  • ✅ 賃貸物件でも原状回復が容易

  • ✅ 下地の状態が悪いと仕上がりに影響が出る

  • ✅ シールタイプの壁紙は初心者でも簡単に施工可能

  • ✅ 壁紙のデザインが豊富で部屋の雰囲気を一変できる

  • ✅ フリース素材の壁紙は凹凸のある壁でも綺麗に仕上げられる

  • ✅ 湿気や温度変化に強い壁紙を選ぶことが重要

  • ✅ 施工時の温度や湿度に注意が必要

  • ✅ シールタイプの壁紙は気軽に貼り替えが可能

  • ✅ 古い壁紙を剥がさないと仕上がりが悪くなる可能性がある

  • ✅ 手軽な方法だが、下地処理が非常に重要

  • ✅ 施工後、湿気の多い場所では壁紙が浮いてくる可能性あり

  • ✅ 施工時に複数人での協力が必要な場合もある

  • ✅ 長持ちさせるためには、最終的には古い壁紙を剥がすことが推奨

  • ✅ 賃貸住宅でのDIY模様替えに最適な方法

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厚みがあって比較的貼りやすい壁紙です


【執筆者】前田畳店 代表 前田昌俊 ・岩手県盛岡市で60年以上続き地元の皆様に愛され続けている 前田畳店の二代目店主 ・畳、襖、障子、壁紙、網戸の張り替えと襖紙販売店『和紙屋』代表 ・現在登録者7000人の襖系Youtuber ・畳技能士資格、畳職人指導員資格と壁装技能資格を保有 ・『お客様への真心』が仕事の原点。これからもその信念を大切に貫く51歳

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