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センター効果について【デレステのお勉強】#2

前回はこちら。特技効果の仕様・基本的な編成例について解説しました。

今回は各カードを構成するもう一つの重要な要素、『センター効果』について解説していきたいと思います。


センター効果は『どのようにしてアピール値を上げるのか』を見る

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今回見るのは赤枠で囲った『センター効果』です。

 そもそもセンター効果とは一体なんぞやと言うと、名前の通りセンター(中央)に配置したアイドルが発動できる効果です。要はパ○ドラで言うところのリーダースキルです。センター効果は(基本的には)センターに配置したアイドルのものしか発動しません。

画像3UNEI君が適当に作ったのでなかなかカオスになっている絞り込み画面

 さて、これまた大量のセンター効果がデレステには実装されているわけですが、こちらは比較的単純に考えることができるかと思います。というのもセンター効果は基本的にはアピール値を上昇させるものであり、センター効果選びにおける最終目標は『いかにしてアピール値を高くするか』となります。(一部の特殊なものを除けば)

 そしてアピール値を上げられる=強力なセンター効果になればなるほど、発動に必要な条件が厳しくなっていきます。そのため手持ちのアイドルで条件を満たすことができる、最も強力なセンター効果を軸に編成を組んでいくことになります。


楽曲タイプ一致によるアピール値補正について

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 これ自体はセンター効果ではありませんが、センター効果を選ぶ上で重要になってくるのでここで解説。

 デレステでは、楽曲の属性とアイドルの属性を一致させることでアピール値が30%アップします。曲の属性に合わせてアイドルを編成させることで強くなるわけですね。

 このことから楽曲の属性別に『キュート用編成』『クール用編成』『パッション用編成』をそれぞれ作っていくことになります。

 全属性曲の場合はどうなるのかと言うと、こちらは全てのタイプのアイドルにアピール値30%アップの効果が乗ります。ユニゾンやミューチャル等で属性を指定されない限りは、各属性用の編成がそのまま全属性でも使えます。もしくは『全属性用編成』を作ります。


センター効果にはざっくり分けると『属性一致系』『トリコロール系』がある

 センター効果の発動条件には、大きく分けて『属性一致系』『トリコロール系』の2種類があります。

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 『属性一致系』はその名の通り、指定された属性のアイドル(キュート/クール/パッション)に効果が及ぶものです。
 効果の大きいものになると属性を完全に統一する必要があったり(プリンセス系)、楽曲の属性も一致させる必要が出てきます(ユニゾン)。
 最も基本形となるブリリアンスや90%UP系には条件指定がありません。


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 『トリコロール系』ではキュート・クール・パッションの3属性を編成することで効果を発揮します。
 3属性を編成する必要があるため、前述した楽曲タイプ補正を考慮すると全タイプ曲での運用が基本となります。ですが場合によっては楽曲タイプ補正を乗り越え、属性曲で運用されることもあります。


実際の編成を見ながら主に使われるセンター効果を見ていこう

画像5各属性×各特化90%UP系/各属性全アピール40%UP系

 それでは各センター効果の紹介をしていきたいところですが、単純な紹介はWikiの解説ページで綺麗にまとめられています。そのためこちらでは実際によく使われるセンター効果を抜粋し、編成例と合わせてご紹介します。

 まずは初期の恒常SSRに多く採用されているこちらのタイプ。具体的な名称で言えばキュートステップ/キュートメイク/キュートステップ/キュートブリリアンスあたりです。

 ちなみにこの4つのうちで比較するのであれば、全アピール値を平均的に強化するブリリアンスが強いとされています。

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実際の編成例です。白文字が特技、黄文字がセンター効果です。

曲のタイプを問わず、発動条件もないためゲーム開始直後の初心者には頼れる存在です。


プリンセス編成

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 次はプリンセスです。プリンセスはアイドルの属性を統一することがセンター効果発動の条件になります。(90%UP/ブリリアンスも実質そうでしたが)

 アピール値のアップ量がブリリアンス比で40%→50%と強化されており、それでいて発動条件も属性統一のみと緩めです。比較的初心者でも運用しやすいセンター効果だと思います。

画像6プリンセス編成の例

 一つ注意点として、センター効果としてプリンセスを持つアイドルの中には『オルタネイト』という特技を持つアイドルがいます。
 オルタネイトは言わばデメリット付きの特技ですが、うまく他アイドルを組み合わせることでデメリットを打ち消すことができます。この辺りも考えて編成を組みましょう。

 オルタネイトの他、プリンセスには『フォーカス』という特技を与えられているアイドルもいます。こちらはスコアアップとCOMBOボーナスの両効果を併せ持つ特技で、デメリットもなく非常に使いやすい特技です。


ユニゾン編成

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 次はユニゾン編成です。楽曲の属性を一致させることが条件になりますが、プリンセスの50%をも上回る、全アピール値55%アップの効果を得られます。
 一応プリンセスにあった『属性統一』の条件はなくなっていますが、実運用上はほぼ属性統一必須みたいなものなので、あまり変化はないです。

画像8ユニゾン編成の例

 センター効果がユニゾンのアイドルは、全員が特技に『アンサンブル』を割り当てられています(現時点)。
 アンサンブルは言わば属性統一版のスキブで、ブースト強化も非常に強力です。『ユニゾン編成を組む=自動的にスキブ枠も埋まる』ということは覚えておくとよいです。

 ユニゾン編成での注意点は、全属性曲ではセンター効果が発動しないことです。そのため全属性曲では先述のプリンセス編成や、次にご紹介するトリコロール編成などを使うようにしましょう。
 なお、全属性曲で発動しないのはあくまで『ユニゾン』の方だけなので、プリンセス編成のスキブ枠として編成する分にはOKです。むしろ強いので積極的に使っていきましょう。


トリコロール編成

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 ここまでご紹介してきたプリンセスやユニゾン編成は、同じ属性のアイドルを編成することで効果を発揮する『属性一致系』のセンター効果でした。

 比べてこの『トリコロール系』は発動条件が根本的に異なり、キュート/クール/パッションの3属性のアイドルを編成することが条件になります。

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 また属性一致系センター効果の多くは『全アピール値○○%アップ』という効果を持っていたのに対して、トリコロール系ではボーカル・ダンス・ビジュアルのいずれかのアピール値を100%アップするという効果になっています。
 アイドルにはそれぞれボーカル(Vo)・ダンス(Da)・ビジュアル(Vi)のアピール値が設定されています。トリコロール編成ではこのアピール値を確認し、VoトリコであればVo値の高いアイドル等、適切なアイドルを編成することで強さを発揮することができます。

画像10Viトリコ(トリコロール・メイク)編成の例

 トリコロール編成の例です。Viアピール値が重要になるので編成するアイドルもViアピール値が高いものから選びました。

 トリコロール編成において、もし持っているのであれば積極的に採用したい特技があります。『シナジー』『シンフォニー』『リフレイン』『モチーフ』です。(これらの特技を持っていない場合でも、特化アピール値の高めなアイドルを編成するだけで十分強力です)

 シナジー・シンフォニー・リフレインを持つアイドルは、アピール値の特化がかなり尖っているという特徴があります。もし特化部が一致するようであればそれだけでトリコロール編成を大きく強化することができます。

・シナジーやシンフォニーは3属性の編成が特技発動条件となっており、トリコロール編成との相性が非常に良いです。効果もスコアアップ&コンボナ+回復(シナジー)、トリコ版スキブ(シンフォニー)とかなり強力です。

・モチーフも発動条件はありませんが、特技の強さが特化アピール値に依存しているためトリコロール編成との相性は良好です。

 トリコロール編成の注意点としては、先にも解説したように各属性曲での運用が難しいことです。全属性曲での運用がメインになります。


最後に/その他のセンター効果について

 第二回となる今回の記事では、センター効果や各種変性について解説しました。

 なお、これを書いている現在(2021年9月)時点ではシンデレラブレスやレゾナンス、ミューチャル等といった編成が暴れまわっています。
 他にもシンデレラチャームやウィッシュ等、ここでは紹介していないセンター効果は沢山あります。

これらを一気に紹介してしまうと、間違いなく混乱の元になるので順を追って解説していく予定です。

 一つ言えることは、これらの最先端な編成もここで紹介した基本的な編成が基になっているということです。 デレステを遊ぶにあたり、知識として間違いなく必要になる部分なので、基本から押さえていきましょうᕦ(ò_óˇ)ᕤ


第三回はこちら。一旦理論の話からは離れて『育成』について話します。

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