神戸でレンタル自転車を利用してみた
私は兵庫県在住ということでよく神戸の方に遊びに行くのですが、駐車場のあるハーバーランドの方から中心部の三宮って結構遠いんですよね。それこそ徒歩だと2~30分ぐらい掛かります。
神戸駅から電車でもいいんですが、電車に乗るほどでもないかな〜っていう微妙な距離感です。
何かいいのないかな~と考えた時に『レンタル自転車とかあったよな~』と思いついたので、今回はレンタル自転車を利用してみました。
運営会社とシステムのお話
今回借りるのは神戸市のレンタル自転車『こうべリンクル』です。こうべリンクルの運営はサイカパーキング株式会社ですが、アカウントやアプリはドコモバイクシェアのものを使用するようです。
少しばかりややこしいことになっていますが、ドコモバイクシェアは神戸市以外にも全国各地へサービスを提供しているため、これらのサービスを利用する際に新たにアカウントを作ったりアプリを入れ直す必要がないのは良さそうです。
ちなみに利用料金についてはエリアによって異なりますが、こうべリンクルの場合は1時間100円、以降30分毎に100円。もしくは丸1日で800円といった感じでした。
ということで利用前にドコモバイクシェアのアカウントを作成する必要があります。作成過程は割愛しますが、アカウント作成画面のUIは仮にもあのドコモのサービスとは思えないほど○○だったので覚悟しておくことをオススメします。
実際に利用してみる
実際に利用してみたシーンです。初回は余裕がなかったので帰りに撮ってみました。
まずはアプリを起動します。(画像1枚目)すると地図上に利用可能な駐輪場が数字のアイコンと共に表示されます。この数字がレンタル可能な自転車の数です。
アイコンをタップすると、その駐輪場の詳細が見れます。(画像2枚目)駐輪場の画像や貸出可能な台数、返却可能かどうかがわかります。
下にスクロールすると予約可能自転車の一覧が見れます。(画像3枚目)ここから自転車の予約(20分後に自動的に予約取消)ができます。
言い忘れていましたが、レンタルする自転車は電動自転車です。バッテリー残量も予約画面で確認できるので残量のあるものを選びましょう。
駐輪場での操作
さて、JR三宮駅前の専用駐輪場に到着しました。駐輪場までのルートをマップアプリ経由で案内してもらうこともできます。
丁度11月に新型車両が導入されたということで、新旧車両が混在しています。左の赤いテンキータイプが旧車両、右の白い端末のものが新車両です。
これは予想外だったのですが、車両によってサドルのクッションの厚みやタイヤの大きさ、ハンドルのタイプ(ママチャリのアレと水平タイプ)が異なるようでした。
上記の予約画面では何番がどのタイプの車両かは分からないので、実際に駐輪場に着いてから自分の好みに合った車両を選ぶのがよいかもしれません。
今回は旧車両を予約してみます。借りたい車両の番号をシールで確認し、アプリの駐輪場詳細画面から予約を行います。
予約後、アプリの『鍵をあける』ボタンを押すと右の画面になり、パスコードが表示されます。
表示されたパスコードを入力すると、自転車が解錠され利用可能状態となります。
新車両の場合はテンキーの代わりにQRコードが印刷されており、アプリの解錠ボタンを押すと開かれるカメラで読み込むことで解錠されました。
乗車前にサドルの高さ調整を行っておきましょう。またブレーキやハンドル、ベル、タイヤの空気などの点検も行います。万が一故障や問題があった場合は解錠から5分以内であれば料金がかかることはありません。
ハンドル左側には電動自転車の操作パネルがあります。まずは緑色の電源ボタンを押して起動しましょう。充電残量や残り何km走れるかが表示されます。
夜間の走行の場合はライトをONにしておきましょう。また電動アシストのパワーは3段階で調整することができます。
右手ではギアの操作ができます。(写真なし)今回レンタルしたものは3段変速の車両でした。
ということで、自転車に乗るのは5年ぶりですが港方面をぐるっと走ってきました。街中を走る場合は歩行者も多いので注意が必要ですね。
電動アシストのパワーがかなり強力で、3速固定でも余裕で走れたのにはびっくりしました。行きでは時間に余裕があったので北野異人館の方まで走ってみましたが、急坂をものともせずに登れたので驚きです。
利用中はアプリの駐輪場アイコンが数字から青色の二重丸に変わり、駐輪可能であることを示します。駐輪不可の場合はバツとかになるんじゃないですかね?
また、アプリの画面上部に何時から利用開始したのかも表示されます。残り時間がわかりやすくて良いです。
一時駐輪&返却の仕方
一時的に鍵を掛ける場合は、普通の自転車のようにサドル根本の鍵を掛ければOKです。(この状態は課金が続きます)
合わせて左ハンドルのコントローラーから電源を切っておきましょう。
この状態から利用を再開する際は、借りた時のようにアプリからパスコードを確認しテンキーで入力することで解錠できます。
返却の際はアプリで空きのある専用駐輪場を確認します。駐輪場に着いたら空いているスタンドに駐輪し、一時駐輪のように施錠したのちに電動自転車の電源を落とします。
最後にENTERボタンを押す(旧車両)もしくは返却ボタンを押す(新車両)ことで返却処理が完了します。
正しく返却手続きが処理されればアプリの『お知らせ』に返却完了通知とメールが飛びます。これにて返却完了です。
利用してみた感想
まずは自転車っていいなと。中心地は車ではとても移動できたものではないですし、その割に電車移動だと思ったより歩かないといけないんですよね。その点自転車は丁度いい移動手段だと思います。
ユーザー登録画面のUIは終わってましたが、アプリの使い勝手は悪くないと思います。写真が設定されていない駐輪場がそこそこあったのは残念かな~ってぐらいです。
あとは観光用だと慣れない道を通ることにもなると思うので、スマホホルダーとかが搭載されてればな~~という希望もあります。まぁコンプラ的に厳しいかもしれませんが・・・
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