軽量ゲーミングマウスを買ったけど実際どうなのか
今まで使用していたLogicool G300sがお亡くなりになったので、次なるマウスとしてHyperX Pulsefire Haste(有線)を購入した。
何故このマウスを選んだのか
HyperXブランドで統一したかった
まともなセンサーを備えたマウスが欲しかった
パラコードっぽいケーブルのマウスが欲しかった
実物を触ってみて手に合っていた
1つ目の理由がかなり大きい。元々ヘッドホンを探していた時にHyperXのものが頭の形状に合っていたことから好んで選んでいる。実際今回のマウスもかなり手に馴染んでいた。
元々使用していたG300sにはリフトオブディスタンスが長すぎるという欠点があった(マウスを持ち上げた際にセンサーが反応する距離、長すぎるとマウスを持ち上げた際にカーソルがブレてしまう)。
次のマウスにはこの辺りがまともなマウスを選ぼうと考えていた。
同ブランドにはより安価なPulsefire Coreのようなマウスもあるが、実物にややチープな印象があったのと握り心地がしっくりくるという理由、重量に28gの差があることからPulsefire Hasteを選んだ。
元々は無線モデルが気になってこのマウスのことを知ったが、マウスバンジー的にケーブルを固定できる環境ができていて有線でも特に困っていなかったので有線モデルにした。
マウスの肉抜きについて
本マウスの重量は59g(ケーブル抜き)。
最近のゲーミングマウスのトレンドは軽量化である。50gを切るようなものがあったり無線でも非常に軽いものが増えてきた。それに伴いプラスチック面に肉抜きを施したマウスが多数登場している。
個人的に肉抜きマウスはあまり好みではなかった。見た目がアレなのと、手で握った際に表面が気になったり手の平に跡が残りそう・・・という理由。実物を触ってみると見た目の問題はともかく、実際に握ってみると肉抜き面の触感は全く気にならなかった。
もっとも、最近ではむしろ肉抜きをしていないにも関わらず肉抜きマウスよりも軽量なモデルが登場していたりする。
マウスの重量について
こういった外面や内部の軽量化によって軽く仕上がった本マウスだが、実際の使用感はどうかというと・・・正直あまり実感できない。
確かに手の平に乗せると異常な軽さを感じられるのだが、実際にマウスパッドに置いて右手でパソコンの操作をすると軽さは実感できなかった。
これまで使用してきたG300sは82gと現代基準ではあまり軽量なマウスとは言えないが、それでも体感上の重さはほとんど変わらなかった。
もちろん店頭でも様々なマウスの重量差は体感していたが、チェアに座っているわけでもなければマウスパッドの上で操作したわけでもなく、環境が全く異なるため結果的にはあまり参考にはならなかった。
流石に重すぎるマウスはわざわざ選びたいとは思わないが、個人的にはあまり重量にこだわってマウスを選ぶ必要性は薄いと感じた。
まとめ
今回肉抜きまでされているような軽量ゲーミングマウスを初めて買ったわけだが、結果的にはその重量差を体感することは難しかった。
重量以外の面については非常に満足している。
リフトオブディスタンスの差は『元々これだけカーソルがブレていたら不利にもなるよなぁ』と明確にわかるレベルだった。
本体の質感や握り心地、ケーブルの柔らかさについても個人的には大満足。
本マウスにはDPI値のズレがあるようだが、このマウスだけ使っている分には人と比べたりしない限り全く問題ない(はず)。
個人的には現在の有線マウス界は飽和していると思った。どんどん軽量なマウスが登場しているが、裏を返せば軽量化ぐらいしかやることがないというか・・・。そしてその軽量化は自分はあまり実感できなかった。
よっぽどヒドいものを選ばなければセンサーもスイッチも問題ないだろうし、まともなメーカーの中から握り心地や好みで選んでしまって問題ないと思う。
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