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368円のHDMIキャプチャーボードを買ってしまった

こないだバズってたツイートのツリーで、気になる商品があったので買ってしまいました。


368円のHDMIキャプチャーボードです。

368円です。


安すぎる・・・


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プライム会員特典で配送料無料だったので、マジで368円で買えちゃいました。

↑今見てみたら在庫切れになってました。


箱・外装

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まず、箱に入って届いたことに驚きました。

だいたいこういうのってチャック付きの袋に入ってることが大概なので・・・

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ガンメタ塗装のプラスチック筐体です。そこそこ高級感あります。
PCに接続するとUSB側が青く光ります。(写真撮り忘れた)

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英語と中国語の説明書が入っていました。
QRコードの先はBaiduで『OBS使用』と検索した際のリンクでした。新しい。


動作確認

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OBSに映像を入力して試してみました。

普通に動いてしまいました。すごい。

仕様としては、この手の商品では定番となっている『1080p/30fps』『720p/60fps』までの出力が可能でした。ただし1080pについては下記の画質比較を見てください。

入力解像度については1080p/60fpsの入力が可能でした。
説明書には4K入力に対応していると記載されていますが、あいにく4K映像を出力できるデバイスを持ち合わせていないので未検証です。

こういった商品の中にはフレーム数を水増しして60fpsでの録画が出来ているように見せかけている商品もあるのですが、この商品は仕様通り1080pでは30fpsまでしか選択できない仕様でした。正直な仕様でいいと思います。


画質について

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上から1080p・720p・そして私が普段使用しているキャプチャーボード(MonsterX U3.0R)での1080p録画です。

まず、上2つは少し緑がかった色味になっているのが気になります。
編集で色調補正をかけた方がいいかもしれません。

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左上を拡大して見てみると、上2つと下では画質に差があることがわかるかと思います。また、上2つに画質の差がない(むしろちょっと720pの方がいいような・・・?)こともわかります。

これは映像フォーマットがMJPEGでありノイズが乗っていること、また内部で映像を720pに落としたうえで再度1080pにアップスケーリングしてから出力しているためです。

そのため1080pを選ぼうが720pを選ぼうが、実質720pの画質になります。720pであれば60fps出力が可能なので720pが選び得です。


音声について

この手のやっすいキャプボ、実は中身のコントローラーチップはだいたい「MS2109」というものらしいです。そしてこのMS2109を使用しているキャプボ全体に共通して音声がモノラルでしか録音できないという問題があります。

ですが実はこれ、本当にモノラルでしか撮れていないのではなく48kHzのステレオ音声が96kHzのモノラルとして録音されてしまっているだけらしいです。

こちらの mono-to-stereo というソフトを使用すれば正常なステレオ音声に戻してくれます。

この方法で、今回買ったキャプボでもステレオ音声を使用できました。


操作遅延について

操作遅延については一般的な2万円クラスのキャプチャーボードと同等なように感じました。

違和感は間違いなく感じますが、アクションゲームでなければ遊べるレベルの遅延だと思います。

昔のゲームモードの無い液晶テレビで遊んだ感覚に似てるかも。


総評

368円というガチャガチャ一回と同レベルのとんでもないキャプボでしたが普通に動作してくれました。

個人的にはこういったヤバそうなブツは368円だろうが1000円だろうが中身は同じとして見ているので、だったら最安値のやつを選んでしまっていいのかなと思います。

この手のキャプボを使うべきかどうかについては、ここではなく別記事で語りたいと思います。


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