ChatGPTよりも強力?Claudeの新機能「Projects」で業務効率化が加速する!
こんにちは、っしぃです!今回は、話題のAIツール「Claude」の新機能「Projects」について、ChatGPTのGPTsと徹底比較してみました。業務効率化に役立つこの機能、果たしてChatGPTを超えるのでしょうか?早速見ていきましょう!
Claudeとは?最新モデルが話題に
まず、Claudeについておさらいしておきましょう。最近話題になっているのが、「Claude 3.5 Sonnet」というAIモデルです。なんとChatGPTの最新版GPT-4を様々な面で上回るスコアを出しているんです!
さらに注目なのが「Artifact」という機能。これを使うと、マインドマップやインフォグラフィック、スタイリッシュな表など、グラフィカルな表現を簡単に作成できるんです。まるでウェブデザイナーのアシスタントがいるような感覚で、結果をすぐに確認して修正指示を出せるのが魅力です。
「Projects」機能とは?ChatGPTのGPTsとの違い
そんな話題のClaude 3.5に、新たに「Projects」という機能が登場しました。これは、ChatGPTのGPTs(カスタムGPT)に似た機能で、独自のチャットボットを作ることができるんです。
主な特徴は以下の通りです:
プロジェクト単位で保存可能
文書ファイルをアップロードして知識を与えられる
カスタムインストラクション機能あり
例えば、会社の規則についてのファイルをアップロードしておけば、そのファイルを参照して回答を生成してくれます。また、自社フォーマットに則ったメール作成など、細かいルールをあらかじめ設定しておくことで、簡単な指示だけで要件に沿ったメールを書いてくれるようになります。
Claudeの強み:大容量テキスト処理とアーティファクト機能
Claudeの「Projects」がChatGPTのGPTsと比べて優れている点は、主に2つあります。
膨大なテキスト処理能力:Claudeは一度に20万トークン(約400〜500ページ相当)ものテキストを扱えます。これはChatGPTの3万トークンと比べてはるかに多いんです!長いPDFファイルやWordファイルの要約や抜粋が簡単にできるということですね。
アーティファクト機能:先ほど紹介した、グラフィカルな表現を作成できる機能です。これはProjectsでも利用可能で、ChatGPTにはない強みとなっています。
また、細かい点ですが、プロジェクト単位でチャット履歴が保存される仕様も便利です。フォルダ分けして整理されるような感覚で、使いやすさが格段に向上しています。
ChatGPTの強み:外部連携と共有機能
一方、ChatGPTのGPTsにしかない機能もあります。主なものは以下の通りです:
画像生成機能
ウェブブラウジング(ウェブ検索)機能
コードインタープリター(Pythonプログラミング実行)機能
GPTストア(作成したGPTsを公開・共有できる)
外部サービスとの連携機能(API接続)
特に注目なのは、GPTストアと外部サービス連携機能です。ChatGPTでは自作のGPTsを世界中に公開したり、他のユーザーが作ったGPTsを利用したりできます。また、GmailやGoogleドライブなど外部サービスと連携させることも可能です。
安全性重視のClaude
Claudeが外部との共有や連携機能を持たないのは、AIの安全な運用を重視しているからだと考えられます。プライバシーやセキュリティリスクを下げるため、あえてこういった機能を実装していないのでしょう。
実際、Claudeにはチャット履歴の共有機能すらありません。自分のチャット履歴は自分しか見られないという仕様になっているんです。
どちらを使うべき?用途別におすすめを紹介
結論としては、両方とも一長一短があるので、用途によって使い分けるのがベストです。私自身も両方を使い分けています。
Claudeがおすすめな場合
膨大な量のテキストを扱う必要がある場合
グラフィカルな表現(図表など)を作成したい場合
自然な日本語の文章生成が必要な場合
特に日本語のライティングタスクでは、Claudeの方が自然な文章を生成しやすい印象があります。
ChatGPTがおすすめな場合
GPTストアの様々な機能を利用したい場合
外部サービスとの連携が必要な場合
作成したチャットボットを他者と共有したい場合
例えば、写真を撮ってデータを解析し、Googleドライブのスプレッドシートにデータを転送するような複雑なタスクは、ChatGPTのGPTsでないと実現できません。
無料ユーザーは有料化を急ぐ必要なし?
現在、Claudeの無料プランでも最高モデルのClaude 3.5 Sonnetを利用できます。Projects機能は有料プランでしか使えませんが、実はProjectsでできることのほとんどは、通常のチャット画面でも実現可能です。
毎回ファイルをアップロードして前提条件を入力するのが面倒、という程度であれば、無理に有料プランに移行する必要はないでしょう。
一方、ChatGPTのGPTsは、通常のチャット画面ではできない外部アプリケーションとの連携などが可能になるため、有料プランに移行する価値が高いと言えます。
まとめ:両者の特徴を活かして使い分けよう
Claudeの新機能「Projects」は、確かに強力な機能を備えていますが、ChatGPTのGPTsにも独自の強みがあります。どちらが優れているというよりは、用途に応じて使い分けるのが賢明でしょう。
私自身、半年以上ClaudeのProプランを利用していますが、特に日本語の文章生成能力の高さには感心しています。最近の新機能追加ラッシュを見ていると、今後の発展がさらに楽しみですね。
みなさんも、自分の用途に合わせてClaudeとChatGPTを使い分けてみてはいかがでしょうか?業務効率化の強い味方になること間違いなしです!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。とっしぃでした!