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銃撃RunでBoo ー第4話ー
夕日のかけらが微かに世界に漏れていた。円は螺旋と草原で合流した。
円にとって螺旋との再会はもう何ヶ月ぶりかのように感じられた。それほど濃密で緊迫した時間が円を取り巻いていた。
「ここは隠れるにはうってつけだな。草原に虫機もすっぽり収まる。」
「ですね。しかし少尉、酷い顔です。何か食べないと。」
「かれこれ丸2日食べてないな。」
「まっとりあえずこれあります。」
乾パンが3粒だった。円は夕日のかけらに照らされ、右手を腰に添え、仁王立ちで乾パンをほおばった。
「うぉぉお。うおおおおお。おおお…」
「少尉、分かりました。うまいんですね。わかりましたよ。」
「螺旋、うまいなんてもんじゃない。螺旋、うまいなんてもんじゃねーぞ!お前は俺にとっておきの一発をお見舞いしてくれたな。ありがとう!」
「ハッハッハッ!俺ら明るすぎですよ!こんなに極限状態なのに。極限でこんなに力出せるんだからみんなどんだけ力眠ってるんでしょうね。国に帰ったら本出しましょう!極限のすすめって。」
「そうだな。完全に生き返った。いける。俺ら国に帰れるぞ。敵はあと2機。撃墜したら川で魚を取ろう。」
「イエッサー、少尉。で、このあとどうします?」
プリーズ・リリース・ミー!