Fラン大学から市役所職員になるまで(その①)
私は、偏差値40代前半のいわゆるFラン大学から、公務員試験に合格し、新卒で小規模の市役所に内定をいただきました。
その後、大規模市役所へ転職することになるのですが、その話は次回以降にするとして、今回は、Fラン大学生が公務員試験に合格するまでの道のりをお話ししたいと思います。
中学から高校時代
中学時代は、上の下ぐらいの成績で、偏差値60くらいの地元の高校へ進学しました。
しかし高校時代は、順風満帆とはいかず、学校生活や遊びに夢中で、勉強を疎かにしたことで、成績は散々で毎回下から数えた方が早い点数を取ったり、科目によっては学年最下位となったり。。。
宿題も提出せず、家でも1日15分勉強していたかどうがというレベル・・・。
そんな感じな学生だったため、筆記試験は勝負にならないことから、指定校推薦で行くことの出来るFランの大学に進学することとなりました。
大学1年次
入学したのは、とある英文学系の学科です。
英文学系を選んだ理由は、高校時代の英語の成績が人並みレベルだったから。
(とは言っても、ほぼ中学時代の遺産ですが。。。)
最近、就職サイトの学歴フィルターが公となり問題になりましたが、私の大学時代から既に学歴フィルターがあるということは暗黙の了解だったと思います。
英語系の学科だし、とりあえず英検2級を取ってみよう!!
と数年振りに机に向かい、勉強してみました。
中学時代の英語は、成績上位ということもあり、その遺産のおかげもあって、無事に合格しました。
自分でもやれば出来るじゃん♪
と調子に乗っていたのですが・・・
大学2年次
学歴コンプレックスがあった私は、英検に合格したこともあり、大学2年次になる際に、大学内で一番偏差値の高い学部への編入を試みます。
しかし、結果は不合格。。。
世の中は、甘くないですね。
ちなみに、その時に面接担当の教授から言われた一言
「英検二級なんて自慢にならないよ」
英検二級ごときで調子に乗っていた私の心にクリーンヒットし、しばらく落ち込んでいたことを覚えています。
そんなある日、ある知らせが舞い込みます。
「大学内で公務員試験の講座を実施します!!」
インターネット等で調べたところ、公務員は国家のキャリアを除き、学歴ではなく試験の成績で合否が決まるとの情報が多くありました。
学歴フィルターを挽回するにはこれしかない!!
と思い、意気揚々と講座へ申し込みをしました。
しかし、文系学生かつ高校時代まともに勉強をしていなかった私にとって、数的処理の基礎となる中学数学に大苦戦。
この時点で、自分がどれだけ追い込まれている状況か自覚すると共に、学歴フィルターを打開するために、本腰を入れて公務員試験の勉強を開始します。