オリジナリティは真似から生まれる
現代の社会で生き抜くためには人と違うこと、自分だけのオリジナリティが必要だとよく言われますよね。
それはなんでかというと他人と違うところを見つけないと自分でないといけない仕事が分からないからです。つまり、誰でもできる仕事をすることになってしまい、最終的にはその仕事は自分以外に取って代わってしまうということ。
まぁ、ここまではみなさんどこかしらで聞いたことがあると思います。
ここからが本題で、そのオリジナリティを見つける時に一番最初に必要なのが「人の真似をすること」なんですよね。
どういうこっちゃ。って思いますよね。
オリジナリティを見つける為には人と同じことをしなきゃいけない???
って。
1. 新しいことを始めようとするとき学ぶ必要がある
何か新しいことをやろうとするとき、学ぶということが必要になります。
そして、学ぶということは誰か先に挑戦した人が、知識として残してくれたものを自分に取り入れるということ。つまり、真似をできる状態にしておくことになんですよね。
よく、学ぶということは「真似ぶ」ということと言ったりしますよね。
学校の勉強も多くの先人たちがたくさんの新しい事に対する研究によって明らかにしてきた知識を学んでいるという事です。
つまり、真似ができるような状態になっているということです。
例えば水の電気分解などの科学の実験も、先人達は色んなことを試して失敗して、という事を繰り返してその方法を見つけだしたものです。それを学校でも真似て再現できるようにしていますよね。
だからこそ学ぶということは人と同じことができるようになるということなんです。
そして、何か始める時は学ぶ必要があり、それは人の真似をすることに他ならない訳です。
2. 成功する為には人と違うことをする必要がある
じゃあ、今まで成功した人たちと同じことをして成功できるとは思えないですよね?
現代で「水に少しの塩分を入れて電気を通すと…2種類の気体が出てきました!これは水素と酸素っていうものです!」って言ってノーベル賞取れる訳ないですよね。笑
だからこそ、僕らは学んだことと違うことをするべきなんです。
じゃあ学んだことは無意味だったってこと…?とやってしまった感に襲われるかもしれません。ですがそれは違います。
学んだことと同じことをしては成功には近づけません。ですが、学んだことを活かしていくことで成功に早く到達できるのではないでしょうか。
自己啓発で有名なディール・カーネギーさん(僕は自己啓発はあまり好きじゃありませんがこの人の本は好きです)は著書「道は開ける」で”レモンをもらったらレモネードを作りなさい”と記しています。
これは学校での勉強や先生の教訓、最新の研究から得られた知見。そういった知識や経験をもらったら、それを再現するのではなく、得られた知識から自分だったらどのように使うかな、と考えて取り入れること。さらに、その知識を使って自分が周りの人達により多くの価値を提供することがオリジナリティに繋がるのではないでしょうか。
つまり、オリジナリティを発揮したいならまずは他人の真似をし、知識や経験を蓄える。その上で自分ならどうより良くできるかなとオリジナリティを足していく。そのような手順が重要なのではないかな、と思った次第でした。
だからこそ、僕はこれからも勉強をし続けます。
それは人と同じことをしない為に。車輪の再発明をしないために。
P.S. 最後まで読んでいただきありがとうございました。