専門性って一体なんなの?
将来どうしようかな…と悩んでいるとよく「専門性を身につけなさい」と言われる(もしくは読む、聞く)ことが多いと思います。
正直専門性と言われても、なんじゃそりゃ…って感じです。あんまりちゃんとした説明を聞いたことがない。
そんなこんなでずっと考えてました。専門性。そもそも専門性って必要なのかなとか考えたりしてました。
僕自身まだ専門性は見つけられていませんが、そうやって悩みに悩んだ結果たどり着いた答えを今日はここに書きたいと思います。
1. 専門性とは
結論をいうと専門性というのは
「人が1時間かかる作業を5分でできる事」
というところにたどり着きました。例えば、自宅のテレビが壊れたときにメーカーのサポートの方に相談しますよね?それってそのサポートの方がテレビ(つまりその商品)についての専門家だからですよね。
じゃあテレビの修理、自分でできないかと言われたら時間をかければ自分でもできますよね。テレビに関する本だったり文献だったり漁ってくればそれは自分でもできるわけです。
それでも自分で修理しないでサポートの方に相談するというのは、その方が早いから。自分の時間というリソースを節約する為にお金を払って他の人に頼るわけです。
おそらくこれからの時代自分でできない事は減っていくでしょう。しかしそれと同時に一人一人がやりたい事が増えていくと僕は考えています。
そうなったときに足りなくなるのは時間です。
だからこそ他人の時間を守る為に自分の時間を少しだけ使って、その対価を得る事でお金を稼ぐんだろうと思えますよね。
それができるように専門性を身につけなさいと、世の(インフルエンサー達)は言っているのではないかと思います。
他人が時間かかることでも自分ならすぐできるよ!ってこと、ない人はこの世にはいません。これは断言できます。
例えば、僕は自分の考えを実行に移すのが苦手だったりする反面、難しい理論を理解する事に関しては人よりは早くできると思っています。
となると、難しいけど価値のあるものを多くの人に届ける事が僕にできる事なんじゃないかと思えたわけです。
ってなると僕の専門性は「難しい理論や概念を理解すること」って事です。
おそらく昔だったら頭でっかちなやつで終わっていたと思います。けど、今はネットというプラットフォームがあるおかげでその可能性が広がり、このような専門性でも生きていけるようになってるのではと思っています。
こういった事ならみなさん何かしら専門性をすでに持っているはずです。絵を書くなら他の人より早い!とかノートを分かりやすくまとめるならすぐできる!とか必ずあるわけです。
とはいえ自分の専門性が分からないってのが人間ってもんですよね。
なので次は自分の専門性をどうやって見つければいいのかという話をしようと思います。
2. 専門性の見つけ方
まず始めに結論をいうと「色々な事に手を出す」ということが大切です。
えっ真逆?!って思った方もいると思います。そう、1つの事に絞る為には多くのものに挑戦しなければいけません。
なんでかっちゅーと、最初から1つのものに絞っていたら自分が得意ではないものに人生を捧げてしまう可能性があるからです。
そういった状態を避ける為にもまずはたくさんのものに手をつけて、自分には何が向いてるのかを実際に確かめる必要があるわけです。
人間には自分を守るバイアスみたいなのがあって、今までやってきた事が正しいと思いこむ性質が備わっています。(そのおかげで間違った選択をしていても幸せな気分でいられるんですが)
そのバイアスを回避する為には、実際にやってみて、どのくらいできたかを(できればデータで)確かめないといけません。
サッカーで例えるならば、自分がフォワードが向いてると思っても実際にデータを取ってみるとそこまでフォワードとしての役割を果たしていなかったら他のポジションを試してみた方がいいですよね。
だからこそ、自分にはこういった専門性があるんや!って思うのは少し危険で色々試しながら、できれば何かしらのデータを取って自分の得意な事を見つけていけばいいんだと思います。
そうする事で、自ずと専門性は見つかっていくのではないでしょうか。
というわけで、専門性について書いてみました。いかがだったでしょうか。
専門性といわれてもなあ…と思ってる人の参考に少しでもなれたなら幸いです。
P.S. 最後まで読んでいただきありがとうございました。