
オリジナルローテーションの概要解説
はじめまして。音無六花と言います。今回は、私が主催する「オリジナルローテーション」というShadowverseアンリミテッドの特殊ルール大会の簡単な概要について解説していこうかなと思います。
まず初めにオリジナルローテーションって何ぞやという方のために簡単な説明から入りたいと思います。
以下の写真はデッキ構築の際に用いるカードパック検索機能ですが、この中からベーシックとプライズを除いたパックから5パックを選択します。
その5パックのカードにベーシックカードを含めたカードのみを用いてデッキを構築するルールとなります。
その特性からマイローテやタイムスリップローテと異なり、連続しないパック同士を組み合わせることが可能となり戦略が広がるといった特徴があります。また、連続したパックを選択することも可能であるため、タイムスリップローテーションの構築をすることもマイローテーションの構築をすることも可能です。

ここまでは大丈夫でしょうか?しかし、オリジナルローテーションの大会はそれだけでは終わりません。何故ならオリジナルローテーションの大会はBO3のため、もう1デッキ制作する必要があるからです。そしてここからがこのルールの最大の特徴であり、デッキ制作の腕の見せどころとなります。
それはこのルールでは1つ目のデッキ制作のために選択したパックとそのまま同じパックしか使用することが出来ないといった制約にあります。
とまあそう言われてもピンと来ない方も多いと思いますので具体的な例をお見せしたいと思います。
以下の例は私が制作したオリジナルローテーションの武装ドラゴンになります。使用カードパックは画像の通りSFL ETA CDB EAA AOAの5パックとベーシックカードを使用しています。そして、ここで注目して欲しいのがドラゴニックアーマーです。このカードのこのイラストはプライズ版ですので通常パック収録ではないのですが、通常収録されているパックと同じパックのカードとして扱います。そのため、このカードは元々CDB収録のため今回は問題なく使用可能となります。


そして、大会はBO3のためもうひとつデッキを組む必要があるのですが、ここで上で選択したカードパックしか使用できません。つまり、今回の場合はSFL ETA CDB EAA AOAのみ使用出来るといった形となります。そして、これを元に制作したデッキが下の狂乱ヴァンパイアとなります。

こちらでも絡みつく鎖や邪悪なる指揮、バイオレントスクリームがプライズ版となっていますが、問題なく使用できます。
そしてどちらのデッキにも必ず選んだパックのカードが収録されていると思いますが、そこがこのルールにおける重要ポイントです。なんとこのルール、選んだパックのカードは必ず採用しなければならないといったルールがあります。とは言ったものの採用枚数に関しては1枚入っていれば問題ないので無理して3枚入れる必要はありません。
ここまでが簡単なルール解説となりますが、ここからは更に踏み込んだルールとなります。
まず、5パックを選ぶと最初に申し上げましたが実は一つだけ例外があり、それがリサージェントレジェンズ(以下RSL)とヒーローズオブシャドウバース(以下HOS)で、この2パックはリサージェントカードがアンリミテッドでは使えない関係上、ほかのカードパックよりカード枚数が少なくなってしまいます。そこで、この2パックに関してはRSLを選択した場合はHOSが、HOSを選択した場合はRSLを追加で使用出来るという措置を設けさせていただいております。そのため、RSLまたはHOSを選択した場合は事実上6パック使えることになります。
次に、再録カードに関してですが、今回は自然の導きを例に見ていこうと思います。
自然の導きは下記の画像の通り、クラシックカードパック(以下CLC)、鋼鉄の反逆者(以下STR)、オーダーシフト(以下ORS)収録となっています。
では、この自然の導きはどのカードパックとして扱えばいいでしょう?

結論から言うと、"どのパックのカードとしても扱える"です。具体的に言うと、選択したパックの中にCLC、STR、ORSのどれか1つでも入っていれば使用できます。そして自然の導きはプライズにもなっているがこれも先程の通り、CLC、STR、ORSのどれか1つでも入っていればそのパックのカードとして使用可能となります。
最後に、制限カード等に関してですが、オリジナルローテーションにおいて、制限カード等は今後も設定いたしませんのであのカードが使えないといった問題は少ないと思います。
その他質問や疑問などございましたら私、音無六花までお気軽にお問い合わせいただけたら対応いたします。
ここまで長々と解説を見ていただきありがとうございました。最後に少しだけお知らせをさせていただきます。
オリジナルローテーションは毎月最終日曜日22時から開催予定です。
また、オリジナルローテーションでやってみたいなという方のためにdiscordにて交流サーバーを開設いたしました。下記のリンクから参加頂けます。お気軽にご参加ください。ここまでの閲覧誠にありがとうございました。