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見つめる幼子
僕は犬猫だけじゃなく、赤ちゃんや幼い子供によく見つめられます@@
スーパーに買い物行くと、抱っこされている小さな子供がじっと僕を見ます。
妻が横で笑っています。
レジで僕が清算していると、妻がくすくす笑っています。
どうしたの?って聞くと、「また見られてるわよ」って。
振り向くと、親指を咥えた赤ちゃんが僕をじーっと見つめています。
どうしていつも妻じゃなく僕を?!?
微笑むと、嬉しそうにはしゃぎます。
レジを見てもう一度振り向くと、跳ねるように笑いますw
横を向き、もう一度見ると、待ちかねたようにキャッキャって・・・w
お母さんが不思議そうに赤ちゃんを見ます。
赤ちゃんは僕に夢中ですw
赤ちゃんの視線の先に僕を見つけ、お母さんは不思議そうに僕を見ますw
スーパーや買い物に行くたび、こんなことになりますw
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ある晴れた日、陽気に釣られて散歩していると、道の反対側に黄色い帽子をかぶった小さな子供たちの集団に遭遇しました。
保育園の遠足なのか、先生たちがSPさながらに辺りを警戒して付き添っています。
何気なく子供たちを見ていると、ひとりの子供が僕に気付き、足を止め、僕をじっと見つめました。
するとその後ろを歩いていた子供も僕に気付き、じっと僕を見つめますw
するとその後ろの子も、そしてとうとう前の子も・・・5~6人いただろうか、子供たちは足を止め、じっと僕を見つめました。
先生たちが怪訝な顔で子供たちの視線の先を見ました。
怪しい男がその先に・・・・!
さあさあ、早く行きましょう! しかし子供たちは動きません。
僕はとうとう我慢できず、笑ってしまいました。
すると子供たちも一斉に笑い出したのです。
先生たちはポカーンとするばかり。
ひとしきり笑った後、僕は歩き出しました。
何しろ、あいつらってば飽きるということを知らないからね、付き合ってちゃ切りがない。
暫くすると、子どもたちは笑い止んで、また歩き始めました。
戸惑う先生たちを尻目にw
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ある時は、町の食堂で食べている時、ヨチヨチ歩きの子供が僕の所へ寄ってきました。
そして足に抱きつきました。
「あははは・・・何やってんだよ。汚いからやめとけ」
それでも子供はやめそうにありません。
隣でその様子に気付いたお母さんは、慌てて子供を呼びました。
「○○子ちゃん、何してるの? やめなさい」
そう言って抱きかかえようとすると、むずがって抱かせません。
「すいません。どうしたのかしら、この子ったら?!?」
「いいんですよ。あっ、ズボンを舐めるな! 汚いよ」
子供は作業着のズボンをぺろぺろと舐めだしたのですw
「やめなさい! 汚い!」
「いやいや、そこまで汚くはないですよ」
「す、すいません」
真っ赤になるお母さんw
と、子供は僕に登ろうと這い上がってきます。
僕はその子を抱えて膝に乗せました。
キャッキャとはしゃぐ子供。
「すいませーん」
お母さんは冷や汗w
と、子供が僕の食べているカレーに指を突っ込み舐めました。
「うわっ! 辛いぞ! やめとけ!」
「ダメよ、○○子ちゃん、汚い!」
「あっ、汚いって言った」
人が食べているものを・・・。
「あ、いや、そ、それは・・・言ってません」
「ええ!? 言ったよ」
「言ってません」
「お前、辛いだろ!? やめろって」
「きた・・・辛いわよ」
じっとお母さんを見つめる僕。
目を逸らすお母さんww
いやいや、漫才じゃなくて、本当の話w
ある時はこんなことも。
これも食堂で食事中の出来事。
お母さんに連れられた発達障害の子供が入ってきました。
歳は・・・分かんない・・・8歳か10歳か、それ以上か?!
その子は僕に気付くと、嬉しそうに笑いながら歩いてきます。
お母さんは、注文をしに行っています。
「美味しい?」
「あはは・・・美味しいよ」
「よかったね」
「うん」
子供との会話ですw
お母さんが子供に気付き、慌てて走り寄ってきます。
「僕もね、アイス食べるの」
「そう、よかったね」
子供はとても嬉しそうに僕の肩に手を置きました。
「○○ちゃん、何をしてるの? やめなさい!」
子供は僕の肩に両手を載せ、抱きついてきました。
「すいません! 何をしてるの!? やめなさいってば!」
「あははは・・・」と僕。
「うふふふ・・・・」と彼。
お母さんも釣られて笑いだした。
もう一人の付き添いの女性が寄って来て言いました。
「珍しいわね。この子がこんなことをするなんて・・・」
「そうなのよ。どうなっているのか・・・?!?」
「○○ちゃん、アイスが溶けるよ。早く食べなきゃ」
すると子供は
「僕、アイス食べるの」
「そう、良かったな」
「またね」
「うん、またね」
二人の女性は深々と頭を下げましたとさ。
これも実話なんだよね。
それが何なのか、僕にも分からないけど、幼い子供と気が合うのは確か。
年頃のお姉ちゃんと気が合うなら良かったのに・・・(つД;)