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シルクロードバス
そこに行けば~ どんな夢も~ 叶うと言うよ~🎵
誰も見な行きたがるが 遥かな世界~
その国の名はガンダーラ どこかにあるユートピア🎶
シルクロードと言えば、この曲が流れて来るw
その昔、ユーラシア大陸を駆け抜けていたという幻のバス。
日本では2017年にJTBでツアーが組まれていたらしい。
「春のユーラシア大陸横断15000㎞ 55日間バスの旅」
おひとり様 258万円也。
書きたかったのは、そのツアーではなくて、昔からあったバス。
聞けば、モスクワ経由もあったとか。
当時から、あったりなかったり、政情に応じて出していたらしい。
今じゃ夢のまた夢だね。
でも、僕の最も親しい友達がそのバスに乗ったという。
全線開通していなくて、途中で降ろされたんだって。
70㎏あった友だちは、35㎏になって帰ってきた。
本当に骨と皮だけになって、裸になると、理科の実験室にいそうな感じだった。
滅茶苦茶ハードな旅だったらしく、いつもウトウトしていたらしい。
ただ、敦煌だけは素晴らしかったと言ってた。
まるで砂漠のオアシスだそうな。
川が流れヤシの実が成っていたらしい。
旅人を心良く迎え入れてくれ、一般の家庭に泊まらせてもらったそう。
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そのバスは、タイ・ミャンマー・ラオスに囲まれた魔のゴールデントライアングルを抜けたそうな。
そこはどの国にも属せず、無法地帯で麻薬王が仕切っていたとか。
世界の武器商人が集まる所で、道端の露天で銃や手榴弾、それにバズーカまで売っているそうな。
そこではバスは止まらずにスルーしたそうだが、何度か乗っている人に話を聞いた処によると・・・
「すいません、この拳銃いくらですか?」旅人が露天商に聞いた。
「ああ、それもいいけど、あんちゃん、これはどうだい?」
と、出してきたのがミサイル砲 (゚Д゚;) 試し撃ち、一発10万円。
要らないよと言うと、今度はバズーカを取り出してきた。
「これなら安いよ。一発3万円でどうだ?」
その旅人は、好奇心が疼き、つい頷いてしまった。
すると露天商は、旅人の肩にバズーカを載せ、安全装置の外し方と、撃ち方、そして心構えを教えた。
一通り聞いた旅人は、さて何を撃とうか考えた。
すると露天商は、遠くを指さし、
「ほら、あそこを歩いているやつがいるだろ!? あのマントを来たやつ。あいつを狙え」と、楽しそうに言った。
「ハハハ・・・冗談だろ!? 試し撃ちをする場所はないのかい?」
「冗談じゃないよ。隠れて撃てるところなんてないさ。ここじゃあ誰が死のうが誰も気にしないよ。構わず撃て」
旅人は、仕方なく、遠くの看板に狙いを定め、トリガーを引いた。
その弾はひゅるひゅると飛んで行き、見事にその看板に命中してドカンと大きな音を立てて爆発した。
旅人は、ショーケースに並べられた銃を見ながら露天商に言った。
「こんな商売するより、人を撃って金を奪い取った方が早いだろう!?」
「そうもいかないんだ。リスクが高すぎる。ここに来るやつはそんな甘い奴はいない。おたくも・・・その胸の膨らみ、それ、銃だろう?」
旅人は金を払い、露天商の顔を見ながら去って行った。
人に背中を見せない。
それがここでの、最低限のマナーだから。
ちょっとショート仕立てにしてみましたw
こんな話が本当にあったそうです。
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三角地帯一帯に生えている雑草、それは全て大麻草だという。
そこを裸で走り抜ける。
すると身体中に大麻の樹脂が付く。
それをこすり落として固めたのが、ハッシッシだ。俗に言うチョコレートだ。
大麻の生産量、輸出量、世界一らしい・・・。
そりゃ麻薬王がいるぐらいだもんな。
でもハワイのゴールデンマリファナが世界一良質らしい・・・どうでもいいけどw (ちょくちょく裏の表情報みたいなのが出て来るけど、気にしないでw)
僕もそこで、マグナム44を撃ちたかった。
牛殺しの銃だっけ? 鹿殺し? 忘れたけどw
決して人を殺したいんじゃないよ(゚∀゚;)
戦争も絶対にイヤだし。
クルクルと銃をまわしてホルスターにいれる時、引き金に指が当たって自分の足を撃つような間抜けなガンマン・・・
真剣を振り回し、止めきれずに自分の足を切る侍・・・それが僕だから、
僕には絶対戦争は向いていない・・・。
ただね、銃は浪漫なわけよ。
真剣を見た時に身震いするような感覚ってない!?
僕の祖先は侍だったみたいだけど、DNAに組み込まれているのかな?
本物の銃は目の前で見たけど、さして感動はなかったなあ。
僕に突きつけられた銃の銃口を覗き込んだけど、別に怖くもなかったなあ。
まあ、相手が刑事で、殺意がなかったからだろうけど。
そう言えば、インドの内陸をバスで移動中に、途中で停められて、荷物検査を受けたことがあった。
その時は、軍が調査していたらしく、マシンガンとライフルをぶら下げていたな。
まあ、なんの感銘も受けなかったけど。
シルクロード、歴史が生まれ、そして砂に消えてゆく。
やっぱロマンだわ (*´Д`*)