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せっかく帰って来たのに
ちょっと切なくて寂しくて暖かいストーリーです。
ショートストーリーなのですぐに読めます。一度読んで下さい。
それで、僕の描いたコメントが素敵すぎるので、自分家にも書こうと思って・・・・ごめんね、自画自賛でwwwww
だって、自分が好きなのよwwwww
コメント
「僕は、犬や猫から好かれる体質なのだと思っていました。
初めて会う犬や猫が、嬉しそうに尻尾を振って飛んでくるのです。
でもこの話を読んで思い出しました。
幼い頃から親がペットが好きで、何匹も一緒に暮らしていたことを。
何匹もの犬猫ハムスターインコ熱帯魚の死際に立ち会いました。
僕はその度泣きました。お墓をいくつ作った事やら。
彼らはまた僕に会いに来てくれているのですね。
インドで僕の肩にとまったインコや、沖縄の海でいつまでも僕に付いてきた魚も・・・・。」
僕は昔から犬や猫と仲良くなるのが得意でした。
首輪を付けて散歩している犬が、突然、僕に走り寄り足に抱きついて尻尾が千切れそうなぐらい振るのです。
キャンキャンと悲鳴のような鳴き声を出す犬もw
「おお、久し振り。元気だったか? そうかそうか、ヨシヨシ」
いつもそうやって話しかけます。
飼い主は突然のことにポケーっとしていますがw
ある時、家の前で「助けてー」という悲鳴を聞きました。
僕は辺りをキョロキョロと見渡しましたが誰も見えません。
それでもまた「助けてー!」と助けを求める声が聞こえます。
僕は耳を澄まし、声をのする方へ歩いて行きました。
それは、何軒か隣の人一人が通れるかどうかぐらいの細い路地から聞こえてきます。
覗き込んでも誰もいません。
それでもまだ聞こえてきます。
僕は無人の路地へ足を踏み入れました。
そして見つけたのです!
首輪に繋がれた紐が杭に引っかかって動けない猫の姿を!
「えっ!?!」
にゃーん・・・猫が鳴いています・・・・。
「お前なのか?」
にゃーん・・・・・。
これ、実話です。本当にあった話です。
その猫は、僕が学校へ行くときは、毎朝、途中の銭湯の前辺りまで見送りに来てくれました。
帰りも銭湯の前の車の下で待っていてくれました。
毎晩、僕の腕を噛んで、僕が腕を出すと、そこに頭を載せて寝るのです。
夜中にオ〇ッコがしたい時は僕を起こして、用が済むと窓をガリガリとひっかいて僕を呼びます。
僕が課題をしていると、必ず本の上に寝に来ましたw
僕の感情には敏感で、僕が怒っている時は耳をぺちゃんこにしてそっと離れてゆきますw
楽しそうにしている時は、物凄く甘えてきます。
彼女とイチャイチャしている時は、真ん中に入って邪魔をしますw
いつか、ニャーニャーと表から僕を呼ぶのでドアを開けると、自慢げに尻尾を立て、小さな同じ模様をした白黒の子猫を従えて歩いて行きました。
きっと僕に見せに来たのだろうな。
ある時は、ネズミを咥えて僕の前に置き、「お前にやる」と言いたげに僕を見つめるので、丁重に断りましたw
最後の日、僕が学校に行くときに付いて来てくれませんでした。
家の前で僕の姿が消えるまでじっと見つめていたのです。
お別れの挨拶だったのですね・・・・。
チビもまた、会いに来てくれているのかな・・・・(;Д;)