
検尿カップとお爺
さっき採血して帰って来た。
予想通り、ジジババでイパーイ!(*´∀`)つ
でも採血だけだし、時間もかからないだろうと、待つことにした。
見通しが甘かった。
30分かかった。
しかし、その30分は、あっと言う間に過ぎ去った。
あるお爺のお陰で。
予備椅子に腰かけていると、廊下の奥からジャージを履いたお爺がひょこひょこ戻って来た。
手には検尿カップ。
トイレに入ると思いきや、そのまま待合室に。
そして僕の前に座った。
もう採ったのかな? と思っていると、そのお爺、なんと検尿カップを口に持って行くではないか!
えっ! えっ! マジか!?
口に付け、一気に傾ける。
うえーーー!
・・・カラだし。
お爺は不思議そうな顔をしてカップを眺めてるww
いやいやいや、「何でだろ?!」ではないだろ!www
そして立ち上がった。
今度こそ採尿するんだろう、そう思ってみていると・・・
カップを持ったまま廊下の奥へ入って行った・・・。
「お爺ちゃん、丁度よかった、さあ、採血しますよ」
廊下の奥から聞こえてくる。
数分後、廊下の奥からお爺が出てきた。
まだ手にはカップを持っている。
そして待合室のスリッパの自動消毒器からスリッパを6足出し、診療室の前に並べる。
患者が出てくるとき、つまずくだろうが・・・
そういうのを余計なお世話って言うんだよ。
そう思ってみていると、そのうちの一足を履いて、やっとトイレに。
で、数分後、また手にカップを持って出てきた(゚Д゚;)
採尿したカップは、中から小さな窓を開けてそこに置くことになっている筈。
そのまま待合室に入って来るし!(゚∀゚;)
そしてまた僕の前に座った。
入ってるの?それ・・・
誰もがそう思っていたはず。
と、何とお爺は、そのカップを口に持って行き・・・!?!
うええええええーーー!
手前で止めて、飲むのを辞めた・・・。
飲まへんのかい!?!
誰もがそう思ったはずwww
僕の名前を呼ばれ立ち上がった時、そのカップの中を見ようとしたが、お爺が手で蓋をして見せてくれなかった。
み、見たい・・・・www
出てきたときにはもう、そのお爺は消えていた。
あれは、診察時間を楽しませるためのパフォーマンスだったのだろうか?!
もしそうなら、大成功だ。
凄く短く感じたwww
朝のクリニックのよくある光景でした・・・・