お義母さん、僕の子供を産んでください 2.パジャマ
私は義母の部屋に入り、ドアを閉めて立ち尽くした。
広い部屋には明るい日差しが燦燦と降り注ぎ、まるで高級なスイートルームのようだ。
どこからともなく優しい花の香りが漂っている。
ペルシャ絨毯の上に置かれた緑のソファーに義母は座っていた。
義母は、色気のないパジャマを着ている。
敢えて女を意識させないようにしているのだろう。
「タカシさん、お座りなさいよ」
そう言って、義母は三人掛けソファーの座面をポンポンと叩いた。
「はい」
義母と間を開けて浅く座った。
「うふふふ・・・そんなに緊張しないで。私まで緊張するじゃない」
「すいません」
ますます小さくなる私。
「あははは・・・タカシさん、もう笑わせないでよ」
義母は手に持っていたティーカップをテーブルに置いて笑った。
笑うとえくぼが出来て、本当に魅力的だ。
このところ、子供の話が出て以来、義母をじっと見ることが多くなった。
その所為か、義母が可愛い女に見えて仕方なかった。
「もう、タカシさんったら、赤くならないでよ。私も我慢しているんだから」
と、頬を両手で押さえた。
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