お義母さん、僕の子供を産んでください No.7 日常
「お早うございます。お義母さん」
「ああ、お早う、タカシさん」
「お母さん、お早う」
三人で暮らし始めてもう二年だ。
それぞれの支度を済ませて、三人は朝食のテーブルに着いた。
義母は私と絶対に目を合わさない。
合いそうになると、慌てて目を逸らす。
胸がキュンと鳴る。
妻は、すっかり元のクールな社長に戻った義母に言った。
「お母さん、今日は休んだら⁉」
「何でよ? 休む理由なんてないわ。それに会議もあるし」
「それは私が出るから大丈夫よ。それより・・・」
言いにくそうにも